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しろくま
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しろくま
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「救い」。思い通りにいかない人生を生きて行く中、きっと誰もが必要としている「救い」。その難しさを思った。「人生に正解はない」というのは簡単だが、正解が欲しいのも事実。その一つになり得るのが宗教。ただ、あくまでそれは、人の世を生きて行くための「手段」であるべきなのだろう。「目的」になった途端、依存したり利権が絡んだりする。宗教に、俗物である「人間」を通じて触れる以上、避けられないことなのかもしれない。物語の結末には釈然としないものが残ったが、これも私が、物語の中に「正解」を求めていたためかもしれない。
chantal(シャンタール)

この作家さんがどんな風に仏教を捉えているか、興味あります😃

06/09 12:35
  • れー
  • にいたけ
  • しろくま
しろくま

chantalさん、ありがとうございます!正直、私の知識では読み解けない部分がありました。ので、chantalさんのコメントを待っていました。笑  入滅まで、仏の教えとは何かを考え続けるのが務めという師匠もいれば、涅槃に至るのが理想という師匠もいて。両者は相反するものではないのかもしれませんが。結局モヤっとする終幕を迎えたのですが、彼らもまた修行の途中だということだったのかなぁ。物語にするために脚色も加えられているのでしょうが、その道の人から反感を買いそうな内容もあり、お勧めして良いか迷うところです。

06/09 12:53
  • れー
  • にいたけ
  • chantal(シャンタール)
0255文字
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しろくま
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登録日
2019/06/25(2100日経過)
記録初日
2019/07/12(2083日経過)
読んだ本
462冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
173401ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
222件(投稿率48.1%)
本棚
0棚
性別
年齢
38歳
血液型
A型
職業
営業・企画系
現住所
広島県
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