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ミッキー・ダック
さんの感想・レビュー

ミッキー・ダック
新着
宮沢賢治の生涯を父親の目を通して描いた小説。◆裕福な質屋の長男として生まれた賢治は、何度も大病に見舞われたものの、お金の心配なしに好きなことが出来た。父親は時に厳しかったが、この時代には珍しく最後は大甘で賢治の面倒を見た。父への憧れと反抗心が賢治の生き方を揺り動かし、様々な人生経験に繋がる。最愛の妹の勧めもあって辿り着いた詩や童話の創作の中に、それらが結実した。◆賢治の生涯を詳しく知り、彼の天才的なイメージがより身近で人間的なものに変わった。息子として父親としての自分の人生に重ねられ感慨深かった。
0255文字
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ミッキー・ダック
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小林秀雄の「人生」論 (NHK出版新書 665)

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表現者クライテリオン 2022年5月号 [雑誌]

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/08(4767日経過)
記録初日
2012/03/01(4774日経過)
読んだ本
441冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
120069ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
433件(投稿率98.2%)
本棚
12棚
性別
自己紹介

リタイアした団塊世代のシニアです。週1日だけ知り合いの設計事務所で若い人にアドバイスをしたり、週1回老人福祉センターで健康太極拳の講師をしています。読書してレビューすることでボケ防止を図り、仲間との交流や映画や旅で心を豊かにし、ウォーキングや健康太極拳で体の健康を維持したいと心がけています。読書は、政治・経済、思想・哲学、文学・評論、美術・建築、健康・太極拳など気が向くまま幅広く読んでいます。遅読なのでたまにしか発信できませんが、よろしくおつきあい願います。

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