まだまだ世界はアレンのことをこき使いたいようですね。いわゆる「おつかいクエスト」が続きそう。姫様はこれで当分出番がなさそうで大変かもですね。私はステラの自己主張が強くなってきたのが嬉しいです。でも当代の勇者と魔王の両方と意思疎通できるようになってしまったのだから、もうアレンは人外担当状態なのでは？ アニメは……期待しないで待ちましょう。媒体も不明ですし。同じレーベルのまぶらほみたいに「メイドの章」にすればリスクも少ないんじゃないかなあ。

ということで一気に2冊読了。正直前巻をいつ読んだか思い出せないが、それでも読み進めれば各キャラクターのことはすぐ思い出せる不思議。それだけ印象が強くかつ充分にシンプルだったのだと思う。ラストも奇を衒わずに真正面から全ての始まりに戻って決着をつけたわけで、これで良いのだと思う。マッドサイエンティストに始まる科学設定は科学から一番遠いところにいたヒロインである闘真のために存在した、ということなのでしょう。

一区切りつけるには妥当なところ。ただ出番のない伽耶がお怒りですね（苦笑）。小森先生が思ったより子供っぽくなかったのは意外。朱音が初セッションの後で真琴にダメ出しするシーンなどはコミックならではですね。一方で、一コマの情報量が多いだけに表現が難しい印象も受けた。これは向き不向きでしょう。もう一度小説を読み直したらまた違う印象を受けられそう。

ラルグウィンとマクスファーンが迎える結末の選択肢が示された中、灰色の振る舞いに全てがかかっている状況は変わりない。なので灰色がすることに対して各キャラクターがどのような心構えをしていくのか、という内容に読めた。だとすると、エルファリアの決意はフラグなんですけどね。

これはもう帰る家をなくした明鈴の押しかけ幼妻攻撃がこれまで以上に激しくなるわけですね。それは楽しみです。皇帝の継承権を持ちそうな人物を匿うことはメリットだけでなくデメリットもあるわけですが、そこがどのように描かれるのか。そろそろ黒幕さんが直接的な接触を増やしてもおかしくなさそうですし。となると、隻影にはちょっと手駒が足りないように見えるなー。

まだまだ世界はアレンのことをこき使いたいようですね。いわゆる「おつかいクエスト」が続きそう。姫様はこれで当分出番がなさそうで大変かもですね。私はステラの自己主張が強くなってきたのが嬉しいです。でも当代の勇者と魔王の両方と意思疎通できるようになってしまったのだから、もうアレンは人外担当状態なのでは？ アニメは……期待しないで待ちましょう。媒体も不明ですし。同じレーベルのまぶらほみたいに「メイドの章」にすればリスクも少ないんじゃないかなあ。