2024年9月の読書メーターまとめ

読んだ本: 4冊

読んだページ: 1057ページ

感想・レビュー: 4件

ナイス: 60ナイス

2024年9月に読んだ本
4

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2024/09/29
分解 (ちくま文庫さ 34-1)
- 酒見賢一
333
登録
273
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2024/09/15
ハンチバック
- 市川沙央
96
登録
8915
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2024/09/14
ビリー・サマーズ下
- スティーヴン・キング
320
登録
461
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2024/09/09
ビリー・サマーズ上
- スティーヴン・キング
308
登録
578

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ムジカペッコリーノ

2024/09/15

体調不良が続いて体を縦にするのが辛い時、文庫本の小さな活字が霞む時、子を寝かしつけながらの真っ暗な寝室でしか読書時間がとれなかった時、電子書籍は本当にありがたかったし、かつて自分も確かに感じていた(今でも消え去ったわけではない)紙の本の良さなんて全くどうでもよかった。読書バリアフリー、本当に進んでほしい。今でもほとんど電書化されないベストセラー作品なんて作家の意向としか思えないし、「紙の本の良さを大切にしたいから」なんて理由は傲慢なんだと自覚してほしい。

ハンチバック

市川沙央

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
4

ムジカペッコリーノ

2024/09/29

ネタバレ単行本から久しぶりの再読となった「ピュタゴラス」と「エピクテトス」がやっぱり好きだ。表題作の「分解」は、銃パートを抜けてからが俄然面白かった。そして、「童貞」を読み始めてすぐに「これは夏の前日譚！」と見当がついた人もどこかにはいたのかなとか考えてしまった。私は単に古代ファンタジーだと思っていたので、作者蛇足に痺れた。

体調不良が続いて体を縦にするのが辛い時、文庫本の小さな活字が霞む時、子を寝かしつけながらの真っ暗な寝室でしか読書時間がとれなかった時、電子書籍は本当にありがたかったし、かつて自分も確かに感じていた(今でも消え去ったわけではない)紙の本の良さなんて全くどうでもよかった。読書バリアフリー、本当に進んでほしい。今でもほとんど電書化されないベストセラー作品なんて作家の意向としか思えないし、「紙の本の良さを大切にしたいから」なんて理由は傲慢なんだと自覚してほしい。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ作中作の戦時描写を詳細にする必要あるかなーというのはずっと思っていたが(アメリカ人読者にはグッと来たりするの？)、やはり全体的にはさすがの読ませぢから。ラストの展開も、それしかないのは分かっていても泣けた。ずっと物語を書いて生きてきたキングの「書くことの力」を信じる心にも泣けた。オーバールックホテルのファンサにはまんまと大興奮してキャーッとなった。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレビリーが普通にいいやつなんだけど、何故こんな仕事をすることになったのかは下巻で語られるのかな。近所の住人たちはここで出番終了なんだろうか。戦時の手記はちょっと読みたくない感じなので、早く退役するところまで進んでほしい。とか思っていたら突然新キャラが出てきた、下巻も早く読まなきゃ！となるのがさすがに匠の技。

ビリー・サマーズ上

スティーヴン・キング

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。