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すたあか
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2024年の読書メーターまとめ
読んだ本
27
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読んだページ
7294
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感想・レビュー
2
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2.3
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年間・読書メーターまとめ
年間でナイスが多かった感想・レビュー
すたあか
2024/06/15
世界に拒絶された「無用の自己」は(自らを世界に、ではなく)世界を自らに一致させるしかなく、その表現は他者への絶対的な否定(殺人)に至る。その際に文学の言葉に託して自らを語ったのが李珍宇と永山則夫、以降の犯罪はサブカルチャーの物語に依拠するようになる。動機のこの抽象性にこそ「少年」殺人の少年性があり、この区別で言えば宮崎と加藤は子供、山口二矢と宅間は大人ということになるらしい。
少年殺人者考
井口 時男
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すたあか
2024/10/13
一気に読んだ為あまり意味は酌めなかったが、「否定の民族主義」という発想は面白い。空虚に愛国心を煽り立てるナショナリズムではなく、自らの(民族の)否定性に向き合うところにこそ新たな言説や共同性の萌芽がある。自らの有責性を徹底的に引き受けた李珍宇によって「民族責任」に目を開かれ、徹底的に日本人を告発した金嬉老によってその問題意識が揺らいだというエピソードも良い。
越境の時 一九六〇年代と在日 (集英社新書)
鈴木 道彦
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年間でナイスが多かったつぶやき
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年間で読んだ本
27
1月
2
直観を磨くもの: 小林秀雄対話集 (新潮文庫)
内部の人間の犯罪 秋山駿評論集 (講談社文芸文庫)
2月
3
白痴 1 (光文社古典新訳文庫)
入門ユダヤ思想 (ちくま新書 1272)
名前の哲学 (講談社選書メチエ 719)
3月
3
人間・この劇的なるもの (新潮文庫)
天使論序説 (講談社学術文庫 1232)
今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書 1996)
4月
4
マザコン文学論: 呪縛としての母 (ノマド叢書)
私小説という人生
個人的な体験 (新潮文庫)
蒲団・一兵卒 (岩波文庫 緑 21-1)
5月
2
平凡,私は懐疑派だ: 小説・翻訳・評論集成 (講談社文芸文庫 ふE 1)
砂粒の私記
6月
2
私は悪者に味方する (ちくまプリマーブックス 148)
少年殺人者考
8月
2
中上健次短篇集 (岩波文庫 緑230-1)
大人のためのメディア論講義 (ちくま新書 1167)
9月
1
カール・シュミット-ナチスと例外状況の政治学 (中公新書 2597)
10月
3
憲法とは何か (岩波新書 新赤版 1002)
越境の時 一九六〇年代と在日 (集英社新書)
死者の軍隊の将軍 (東欧の想像力 5)
11月
2
柳田国男: その生涯と思想 (歴史文化ライブラリー 19)
政治思想史入門
12月
3
死なないための暴力論 (インターナショナル新書)
プロ野球批評宣言 (1985年)
パルパネルは再び世界を救えるのか (MF文庫J)
年間のお気に入り
1人
耳クソ
年間のお気に入られ
1人
耳クソ
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