京都の街に満月の夜にだけ営業している満月珈琲店。なんとマスターやスタッフが猫！占星術で星を読み、悩み迷う人々に、そっとアドバイスをしてくれます。その人にピッタリの飲み物と共に。訪れる客の面々とマスターの不思議な関係が次第に明かされていって、最後はホッコリの物語りです。ちょっと人生に疲れた時に、こんな素敵な珈琲店に立ち寄って美味しい飲み物を味わいたいものです。

京都の街に満月の夜にだけ営業している満月珈琲店。なんとマスターやスタッフが猫！占星術で星を読み、悩み迷う人々に、そっとアドバイスをしてくれます。その人にピッタリの飲み物と共に。訪れる客の面々とマスターの不思議な関係が次第に明かされていって、最後はホッコリの物語りです。ちょっと人生に疲れた時に、こんな素敵な珈琲店に立ち寄って美味しい飲み物を味わいたいものです。

鎌倉のとある場所の古ぼけた時計屋さんの地下に鎌倉うずまき案内所があります。この案内所は誰でも入れるわけじゃなくて、人生に多い悩んで、ちょっとはぐれた時に不思議と見える案内書なんです。双子のお爺さんとアンモナイトの署長さんが絶妙なアドバイスを与えてくれます。令和元年から物語りが始まり、６年ごとに遡った短編ですが、それぞれの物語りの登場人物はリンクしているんですよ。最後の章から読んだ方が分かりやすかったかな？そう思って読み返してしまいましたわ。人生の岐路に立った時、思い悩んだ時に私も行ってみたいです。

シリーズ４作目。前巻では軌道に乗り始めた海の見える家での生活が台風の大打撃を受け、自宅も畑も、管理している別荘も壊滅的。修復に向け作業を始めるも、今度はコロナの蔓延。すっかり意気消沈の文哉。思い余って旅に出かけた文哉は、そこで今後の生活のヒントを得る。悩み苦しみながら、新しい生活を見つけた。周りの人々の応援を受けながら決意を胸に秘めて新天地に車を走らせた。人間的にもすっかり逞しくなって頼もしく清々しい、勇気を頂いた終わりでした。完結編との事ですが、続きも読みたいです。

これは泣けました。涙で字が霞むくらいに泣けました。お母さんの気持ちを家族が寄り添って、見送る方も納得だったのではと、しみじみ思いました。自分のエンディングノートを見直さなくては！病気との向き合い方、治療の進め方、家族の看取り、考えさせられることが幾つもあった作品でした。読んで良かったです。

シリーズも６作目になりました。今回は、大樹を取り巻く登場人物の１人１人が丁寧に紹介されていて、登場人物への理解が深まり面白かったです。１人１人にまつわる思い出のお料理も登場してほっこり良かったです。先代の女将がゆきうさぎを始めた経緯もよく分かりました。そんな中で今回は小料理屋ゆきうさぎがピンチ！閉店に追い込まれるのではとハラハラでした。碧の為に大樹にアドバイスを貰って 父が作ったお弁当のお話しも良かったです。今回も巻末に美味しいレシピがありましてエビ団子のあじさい揚げ、作ってみたいです。