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2024年2月の読書メーターまとめ

ASYURA
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12
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感想・レビュー
12
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134ナイス

2024年2月に読んだ本
12

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ASYURA
誰もが容疑者。誰もが当事者。 性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。 土手下に転がされていた男性の遺体。 暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。 「目には目を」 なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。 次々現れる容疑者、そして新たな殺人。 罪を償うべきは、あなたかもしれない。 天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年2月の感想・レビュー一覧
12

ASYURA
横田、グアム、福生といった米軍の基地の中で育ったクニオ・バンプルーセンが太宰や谷崎より面白く思い、三島や川端より身近に感じたのは石坂洋次郎と『青い山脈』でした。就職先は東京の飯田橋にある、社長を入れて社員数人という文芸出版社の泉社。主力商品は海外文学の翻訳で、日本文学を愛するクニオは入社当初は心ならずも翻訳を手がけるものの、やがて新人作家の発掘と育成、大物作家との伴走、10数年の歳月をかけた大作に取り組みます。編集者と作家、出版社の実像と理想像が描かれ、格調に充ちたビルドゥングス・ロマンです。
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人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな 蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。その輝きは標本になっても色あせることはない。五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。今こそ最高傑作を完成させるべきだ。果たしてそれは誰の標本か。――幼い時からその成長を目に焼き付けてきた息子の姿もまた、蝶として私の目に映ったのだった。イヤミスの女王、さらなる覚醒。15周年記念書下ろし作品。
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湿原に浮かぶ檻、と密やかに呼ばれていた全寮制の学園。 ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。 ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、 月夜に馳せる聖、そして水野理瀬の現在。 理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う六編。
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著者七年ぶりの新作長編!直木賞受賞第一作 その年の七月、丸田君はスマホに奇妙なメッセージを受け取った。 現実に起こりうるはずのない言い掛かりのような予言で、彼にはまったく身におぼえがなかった。送信者名は不明、090から始まる電話番号だけが表示されている。 彼が目にしたのはこんな一文だった。 今年の冬、彼女はおまえの子供を産む これは未来の予言。 起こりうるはずのない未来の予言。 だがこれは、まったく身におぼえのない予言とは言い切れないかもしれない。
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その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した── 脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。以来、ゆえあって定の関係者を探し出し、証言を集め続けてきた。定の幼なじみ、初恋の人、初めての男、芸妓屋に売った女衒、更生を促した学校長、被害者の妻、そして、事件から30年が経ち、小料理屋の女将となっていた阿部定自身……。それぞれの証言が交錯する果てに、定の胸に宿る“真実”が溢れだす。性愛の極致を、人間の業を、圧倒的な筆力で描き出す比類なき評伝小説。 作家デビュー30周年記念大作!
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チェリストの黛由佳が自宅で放火事件に巻き込まれて死んだ。かつて音大時代に由佳の自由奔放な演奏に魅了され、彼女への思いを秘めていたチェリストの坂下英紀は、火神の異名をもつ孤高のチェリスト鵜崎顕に傾倒し、「鵜崎四重奏団」で活動していた彼女の突然の死にショックを受ける。演奏家としての自分の才能に自信をなくしている英紀にとって、音楽は求めれば求めるほど遠ざかっていく世界だ。同じように苦しんでいた由佳の死に不審を感じた英紀は、「鵜崎四重奏団」のオーディションを受け鵜崎に近づき、由佳の死の真相を知ろうとする。
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「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。 ぼくが高校一年の夏に、美佐子さんの仕事の都合で引っ越しをすることになった。前の町で美佐子さんが勤めていた印刷会社が倒産したのだ。 幼いころは父さんと母さんがいたけれど、ぼくが六歳のときに母さんは家を出ていき、その後美佐子さんと結婚した父さんもどこかに行ってしまった。 勉強も好きじゃないし、運動も得意じゃない。いつか美佐子さんとも離れなくちゃいけない。 そんなとき、「ぼく」は、転校先の高校でしのぶと出会った……。出会ってしまった。
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直木賞受賞作『流』の続編「I love you Debby」ほか、 珠玉の作品6編を収録。 人生はままならない。諦めの連続だ。 悲しくて。悔しくて。寂しくて。 一瞬成功したかにみえても 待ち受けている落とし穴は底なし。 幸も不幸も薄紙をはがすように透けて見える、語り巧者の東山彰良が描く異色の6編。
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ASYURA
数々の「おいしい小説」を手掛けてきた著者が贈る――“食にまつわる道具”を通して揺れ動く老若男女を描いた短編集。「今年 のゼリーモールド」「ピザカッターは笑う」「コーヒーサーバーの冒険」「あのときの鉄鍋」「水餃子の机」「錆び釘探し」「ホッ トプレートと震度四」「さよなら、アクリルたわし」「焚いてるんだよ、薪ストーブ」の9篇を収録。
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ASYURA
古田織部の自死から十八年――上段末尾に「遊びをせんとや」、下段末尾に「これにて仕舞」と記された、織部最後の茶会の指示書が見つかる。この席に誰が招かれ、これは何を意味するのか? 毛利家内での諍いに苦しむ中、茶の弟子である毛利秀元が真相を探る。
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誰もが容疑者。誰もが当事者。 性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。 土手下に転がされていた男性の遺体。 暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。 「目には目を」 なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。 次々現れる容疑者、そして新たな殺人。 罪を償うべきは、あなたかもしれない。 天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!
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ASYURA
18歳で長野から出てきた中山晋平は、 島村家の書生として「早稲田文学」の 編輯補佐をしていた。しかし、師の抱月や 編輯部員たちの文学談義はちんぷんかんぷん。 知識も才能もない晋平は、 どこか居心地の悪さを感じている。 俳優養成所の設立、海外作品の翻訳・演出から 新劇の発展に情熱を燃やす抱月に接するうち、 晋平の心中に表現への希求が芽生えてきた。 「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」 「てるてる坊主」 100年経った今なお歌い継がれる名曲に 秘められた想いとは。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/05(4541日経過)
記録初日
2012/04/05(4541日経過)
読んだ本
1857冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
539491ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1487件(投稿率80.1%)
本棚
0棚
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