ネタバレ短編集。 理瀬シリーズが好きなので、「麦の海に浮かぶ檻」は嬉しかった！ きっと校長先生の話だよね。

ネタバレ留津とルツ、同じようで違うパラレルワールドみたいに人生が枝分かれしていくお話。 失礼ながら、あまり魅力的な人生ではない時もあり…。 ただ、いつも「あの時ああしていたら」と考えがちだけど、どの道を選んでも正解はないんだろうな、と解釈してみました。

ネタバレいっぱい冒険したのに、ピーター以外のみんなの記憶からは消えてしまってるのが悲しい。 ピーター自身も魔法の終わりを認識していて、船を返しにお店に行くのが印象的でした。 『くまのプーさん』でも同じように子供の世界から卒業するシーンがあったような…。 イギリスの童話では、魔法とか子供時代の不思議なできごとは、いつの間にか忘れていくもの、ではなくて、意志を持って卒業するものなのかな。

ネタバレ短編集。 理瀬シリーズが好きなので、「麦の海に浮かぶ檻」は嬉しかった！ きっと校長先生の話だよね。