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2023年10月の読書メーターまとめ

Kazuko Ohta
読んだ本
6
読んだページ
1954ページ
感想・レビュー
6
ナイス
495ナイス

2023年10月に読んだ本
6

2023年10月のお気に入られ登録
2

  • ichi
  • ちる

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kazuko Ohta
よろず建物因縁帳→藤堂比奈子→けっぺーちゃんと、次々シリーズにハマってはロスに陥るというパターンを繰り返してきました。隙間をしのいだフロイトもまぁまぁだったけど、イマイチだと思った微生物研究室は1冊で飛び、同様に最初はイマイチに思えた憑依作家は今はそれなり。そして現時点で大本命となり得るのは鳴瀬清花かこのミカヅチシリーズ。掴みの女性描写は夏に震えて読みたかったほどでしたが、以降は事件そのものよりも各者の背景が綴られて、三婆ズの出会いにも驚かされました。よろず建物の小林教授の登場が嬉しすぎる。もっと絡んで。
が「ナイス!」と言っています。

2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Kazuko Ohta

『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』を読みました。先月動物園前に車で行ったさいに駐めたコインパーキングが本書の冒頭の地図にすっぽりと含まれる場所だったので、ちょっとビビりました。「女の子ひとりで行ったらあかんとこやで」と言われて、誰が「女の子」やねん、立派な「オバハン」やしと思ったけれど、観光気分の面白半分で行くべきではなさそうです。

『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』を読みました。先月動物園前に車で行ったさいに駐めたコインパーキングが本書の冒頭の地図にすっぽりと含まれる場所だったので、ちょっとビビりました。「女の子ひとりで行ったらあかんとこやで」と言われて、誰が「女の子」やねん、立派な「オバハン」やしと思ったけれど、観光気分の面白半分で行くべきではなさそうです。
ぶち
2023/10/02 14:39

ちょっと心臓がドキドキしそうです。

Kazuko Ohta
2023/10/02 15:06

ぶちさん、コインパーキングから出庫したのは夜10時頃でしたが、別に怖くはなかったです。ただ、立ち並ぶ店は絶対一見は入れない雰囲気で、ホテル前にも「850円、950円、1550円」という、いったいどういう単位の料金なのかわからない看板が出ていました。ちょうど封切りになったばかりの映画『BAD LANDS バッド・ランズ』の舞台がまさにこの辺りですよね。

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2023年10月の感想・レビュー一覧
6

Kazuko Ohta
よろず建物因縁帳→藤堂比奈子→けっぺーちゃんと、次々シリーズにハマってはロスに陥るというパターンを繰り返してきました。隙間をしのいだフロイトもまぁまぁだったけど、イマイチだと思った微生物研究室は1冊で飛び、同様に最初はイマイチに思えた憑依作家は今はそれなり。そして現時点で大本命となり得るのは鳴瀬清花かこのミカヅチシリーズ。掴みの女性描写は夏に震えて読みたかったほどでしたが、以降は事件そのものよりも各者の背景が綴られて、三婆ズの出会いにも驚かされました。よろず建物の小林教授の登場が嬉しすぎる。もっと絡んで。
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Kazuko Ohta
ネタバレ凄惨な現場に転がる指3本。そして肝心の死体はない。どういうことだよと想像力をかき立てられるなか、毎度赤堀先生に振り回される岩楯刑事の姿が気の毒ながら面白い。今回の相棒ワニさんにはいつも赤堀先生への敬意が感じられるから好き。しかしイケメンではなさそうなのは残念(笑)。新たに設けられた捜査分析支援センターの面々も個性豊か。ムカデに咬まれたことはあるけれど、やけど虫は知りません。絶対にお目にかかりたくない。赤堀先生の過去が少し見えてきて、次巻への期待が高まります。ただの虫好きじゃないんだとしみじみ思ったこの巻。
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Kazuko Ohta
金に困って自分の寿命を売ることにした主人公。そもそも寿命はそんなに長くないことがわかって、それでも30年売れば何億円かせめて何千万円にはなるかと思っていたのに、30万円って。そりゃ凹む。余命が1年を切るころに自暴自棄になる人が多いという話に、私の弟が癌で余命宣告されたときのことを思い、自暴自棄どころか達観していたよと改めて思う。「阪神勝ったねとか、大谷打ったねとか、そんなことを喜びながら過ごして行けたらいい」と言っていたこと。あと3日、元気じゃないと幸せに過ごすことは難しいけれど、そんなふうに過ごせたら。
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Kazuko Ohta
いつ読んでもそんなに文章が上手いと思えない。でもさっさか読めちゃうし、なんか楽しいのよねぇ、しかも不覚にも泣いてしまうこともあるし。そう思っていました。わかりやすさを狙っていたのだということ、バランスを大事にしているのだということを知り、ますます半太ファンになってしまった。実際の映画や俳優を思い浮かべながら、彼の人生そのまんまの物語を読むのは最高。『リトル・ミス・サンシャイン』など、タイトルが挙がる映画も私のツボ。ようやく自分で監督することが叶った『ロックンロール・ストリップ』、めっちゃ好きだよ半太さん。
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Kazuko Ohta
ネタバレ先日『近畿地方のある場所について』を読んだばかりです。ホラーは苦手なのにどうしてこんな本ばかり手に取ってしまうのか(笑)。私は『近畿地方の~』のほうが怖かったですが、こちらのほうが断然好み。そもそも「はじめに」で挙げられた作家みんな好き。特に三津田信三に惹かれているとのことだから、私にとってハズレになるはずもなく。その昔、映画『シャイニング』を観て以来、確信していることがあります。視覚的に最も怖いのは同じ文字あるいは文章の羅列。そして澤村伊智の著作のタイトルにもあるような、異様な響きを持つ意味不明の言葉。
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Kazuko Ohta
今春から毎月1回必ず動物園前に出かける機会があり、あの辺りに関心が向いています。とはいうものの、それは今に始まったことではなく、これまでもさまざまな映画を観ています。特に印象に残っているのは、本作同様に取材のために西成に移り住んだ映画監督による『解放区』でした。ノンフィクションのようなフィクションで、でもモキュメンタリーとは少し違う不思議な作品でしたが、これが西成なのだと放心した記憶があります。本作を読むとそのときのことを思い出す。今は外国人観光客でにぎわう新世界だけど、新世界国際劇場には絶対入れません。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/21(2649日経過)
記録初日
2017/05/06(2634日経過)
読んだ本
1257冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
401409ページ(1日平均152ページ)
感想・レビュー
1245件(投稿率99.0%)
本棚
11棚
性別
血液型
B型
現住所
大阪府
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/minoes3128
自己紹介

映画と本が大好きです。映画は劇場で300本、DVDで50本、年間計350本。本は年間150冊前後といったところ。何でも観て何でも読みます。

何でも読みますが、基本的には小説が好きです。特にお気に入りの作家は(敬称略)、森見登美彦、荻原浩、奥田英朗、重松清、伊坂幸太郎、浅田次郎、東野圭吾、池井戸潤、吉田修一、米澤穂信、小川洋子、角田光代、桜木紫乃、遠田潤子、乃南アサ、西加奈子、宮下奈都、瀬尾まいこ、大崎梢。京極夏彦の“百鬼夜行”シリーズと“巷説百物語”シリーズ、金城一紀の“ゾンビーズ”シリーズも大好き。好きとは言いがたいのに必ず読んでしまう作家は、道尾秀介、湊かなえ、辻村深月。ずっと時代小説が苦手でしたが、『みをつくし料理帖』に感激。高田郁、葉室麟、朝井まかての時代小説、そして田中啓文の“お奉行様”シリーズであれば読みます。2015年来のマイブームの作家は、高野秀行、山本幸久、三羽省吾。2020年現在、内藤了と中山七里にもハマっています。

職場に出入りしている本屋さんならば支払いが年2回なのをいいことに、気になる本をどんどん注文していたら、いつのまにか積読本が300冊超え。支払い時はいつも唖然呆然。

泣きのハードルは低いですが、主人公の「がんばってるアピール」が強いのと、「(あの若い子、ワタシのこと好きなんだわ、みたいな)ジジババの妄想系」は苦手です。笑いのハードルは大阪人ゆえそれなりに。

最初に利用した読書管理ツール“ソーシャル・ライブラリー”の外部連携サービスが煩雑化したため、2015年9月、やむをえず“ブクレコ”に移行。今度は“ブクレコ”のサービス終了で、2017年5月、レビューのあるものだけはぶらさげて“読書メーター”に引っ越してきました。

ほぼ映画のブログ“夜な夜なシネマ”、やってます。
http://blog.goo.ne.jp/minoes3128

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