『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』を読みました。先月動物園前に車で行ったさいに駐めたコインパーキングが本書の冒頭の地図にすっぽりと含まれる場所だったので、ちょっとビビりました。「女の子ひとりで行ったらあかんとこやで」と言われて、誰が「女の子」やねん、立派な「オバハン」やしと思ったけれど、観光気分の面白半分で行くべきではなさそうです。
ぶちさん、コインパーキングから出庫したのは夜10時頃でしたが、別に怖くはなかったです。ただ、立ち並ぶ店は絶対一見は入れない雰囲気で、ホテル前にも「850円、950円、1550円」という、いったいどういう単位の料金なのかわからない看板が出ていました。ちょうど封切りになったばかりの映画『BAD LANDS バッド・ランズ』の舞台がまさにこの辺りですよね。
映画と本が大好きです。映画は劇場で300本、DVDで50本、年間計350本。本は年間150冊前後といったところ。何でも観て何でも読みます。
何でも読みますが、基本的には小説が好きです。特にお気に入りの作家は(敬称略)、森見登美彦、荻原浩、奥田英朗、重松清、伊坂幸太郎、浅田次郎、東野圭吾、池井戸潤、吉田修一、米澤穂信、小川洋子、角田光代、桜木紫乃、遠田潤子、乃南アサ、西加奈子、宮下奈都、瀬尾まいこ、大崎梢。京極夏彦の“百鬼夜行”シリーズと“巷説百物語”シリーズ、金城一紀の“ゾンビーズ”シリーズも大好き。好きとは言いがたいのに必ず読んでしまう作家は、道尾秀介、湊かなえ、辻村深月。ずっと時代小説が苦手でしたが、『みをつくし料理帖』に感激。高田郁、葉室麟、朝井まかての時代小説、そして田中啓文の“お奉行様”シリーズであれば読みます。2015年来のマイブームの作家は、高野秀行、山本幸久、三羽省吾。2020年現在、内藤了と中山七里にもハマっています。
職場に出入りしている本屋さんならば支払いが年2回なのをいいことに、気になる本をどんどん注文していたら、いつのまにか積読本が300冊超え。支払い時はいつも唖然呆然。
泣きのハードルは低いですが、主人公の「がんばってるアピール」が強いのと、「(あの若い子、ワタシのこと好きなんだわ、みたいな)ジジババの妄想系」は苦手です。笑いのハードルは大阪人ゆえそれなりに。
最初に利用した読書管理ツール“ソーシャル・ライブラリー”の外部連携サービスが煩雑化したため、2015年9月、やむをえず“ブクレコ”に移行。今度は“ブクレコ”のサービス終了で、2017年5月、レビューのあるものだけはぶらさげて“読書メーター”に引っ越してきました。
ほぼ映画のブログ“夜な夜なシネマ”、やってます。
http://blog.goo.ne.jp/minoes3128
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