形式:ペーパーバック
出版社:岩波書店
宇野浩二の処女作『蔵の中』が発表されたのは大正8年。この小説のヒントを与えたのは広津和郎ではあったけれど面白い作品です。<物語>女遊びでお気に入りの着物や蒲団まで質に入れてしまった男が愛着のある着物を虫干ししようと質屋に通う話。デビュー作でありながらすでに名文家の域に達しているのが凄い!
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