読書メーター KADOKAWA Group

穀物メジャー: 食糧戦略の陰の支配者 (岩波新書 黄版 172)

感想・レビュー
7

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
トンボくん
新着
70年代の「大穀物強盗事件」が生々しく描かれています。アメリカ政府と組んでソ連と取引をしていた穀物メジャーは、1972年の7月と8月だけで小麦1130万トンと、当時のアメリカの小麦年間生産高の4分の1に相当する取引しています。ソ連の要人たちもアメリカの穀物メジャーの重役と親しい仲であり、表向きは国同士で争っている風だったけど、裏ではしっかりつながっていたのです。穀物メジャー各社の歴史もそれぞれ記されており、「食糧は武器である」の通りに国際政治をも動かす彼らの力を知ることができます。
0255文字
白山手賀
新着
賢いので、表には出てこず、一貫している。
0255文字
もす
新着
アメリカの5大穀物企業について書いてあります。カーギルを始めとした企業らの沿革を始めとしてどれらがどのように企業政策を行ってきたのかについて詳しく書かれています。読みやすかったです。
0255文字
anarchy_in_oita
新着
ネタバレソ連への穀物輸出事件や検査官の買収による不正輸出事件などをきっかけに、謎めいた穀物メジャーの実態が明らかになっていくような構成。50年前に出版された本ではあるが、多くのデータが引用されており当時ではかなり客観性のある論述だったと思われる。穀物という薄利多売を前提とする商品を扱う事業であるゆえに、突飛なことは全くしておらず、むしろ堅実極まりない経営をしているところに好感が持てた。カーギル社の経営の多角化方針も全て穀物の市場拡大を狙っているものだそう。なかなか興味深い。
anarchy_in_oita

でも岩波新書にしては凡作かもしれない…後半のトーンダウンが目立つ。政府と穀物メジャーの関係は現在でも闇の中なのだろうか

12/03 23:54
0255文字
takao
新着
穀物メジャーって、今や古い?
0255文字
無識者
新着
数字が多くて読みにくい~ ただ、もっと知りたいとは思ったな~自分の食べているものが一部の人たちの手に握られていることを考えるとこわいですね。
0255文字
   丰
新着
Y-20
0255文字
全7件中 1-7 件を表示

この本を登録した読書家

loading...
穀物メジャー: 食糧戦略の陰の支配者 (岩波新書 黄版 172)評価67感想・レビュー7