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消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

感想・レビュー
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ぽこみ
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これが実際に起きた事件だと思うとゾッとする.....
0255文字
ペコ
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うまく感想が言葉にできない。ただただ、読み進めるのがつらかった。
0255文字
まる
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小野一光著作と比べてしまうが、この本の方が読みやすく分かりやすかった。大人たちの精神の変化が少しだけ分かった気がする。最近犯人側に同情する事件が起きてるけど、殺人自体は絶対にしてはいけないということを念頭に置いて読んだ。ただ、最後の緒方さんの手紙のところは罪を償いつつも自分の人生を取り戻して欲しいと思わざるを得なかった。今現在、何を考えて過ごしているのだろう。松永死刑囚は何も変わってないだろうから、期待していない。寿命が尽きる前に死刑執行を望む。
0255文字
ここみ
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悲しいとか驚きとかよりも、ただただ気持ち悪さと嫌悪感が残った。
0255文字
ミステリにゃん
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ネタバレ一昨年違う筆者の20年に渡る分厚いルポを読んだのに(少し体調も悪くなった)ノンフィクションは苦手なのに我ながら呆れる程に懲りない。。事件の凄絶さはよく知っているのにも関わらず筆舌に尽くしがたい事件そのものと、松永の言動全てに戦慄した。口が巧いそうだが文字にしてあるからか?!おかしなことばかり言っているように感じられいちいち戦慄する。ただ恐ろしい。 読後私には救いは感じられなかった。当時17歳の少女が元気でできれば幸せであってくれたらそれは救いになると思うのだがそれ以外での救いや光はやはり感じられない。
ミカママ

こういうのねー。読んじゃうんだよねー。懲りないで(笑)

03/21 22:58
ミステリにゃん

ミカママさん !!そうなんですよー!!(*´∇`*) まさか理解してもらえるなんて‼️🥹 本当につくづく自分でもどうかしてると思うんですよ😓だけども一度知りたいと思うと懲りなくて(笑) ここ数日夢見が悪くてしんどくて(自業自得)早く読み終えなきゃと。何やってるんでしょうね^^;

03/21 23:07
4件のコメントを全て見る
0255文字
shiori
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本を読んでいて初めて気分が悪くなり、ご飯を食べてる時もその情景が浮かぶほど尾を引く話だった。 DV、洗脳がいくとこまでいってしまった人間の末路が描かれてる。彩さんが自ら首にコードが通るように首を上げたという描写には、たまらない気持ちになった。 全部書いてあることが現実に起きた事件であり、ほんの20年前の話ということがとにかく信じられない。
0255文字
07a4003
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文章だけで胃液が逆流しそうになったり,フィクションであってくれと何度願った事か…。自ら手を下さず決断させる言い回し,心を開かせ,服従・洗脳させるまでの過程,法廷を寄席に変える程の話術やでっち上げと,サイコパスの一言では表わせない狂気を感じた。“天才”殺人鬼の異名は不快だが,最早天晴れと思う気持ちも分かる。心理学やDVの視点からの考察も興味深かった。二度と同じような過ちが起きないためにも犯人の心情を知るべきだが,恐らく最期まで語らないであろう事と,未だに刑務所で天国のような生活をしている事が残念である。
0255文字
Cookie
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子供の頃から世界仰天ニュースとかのドキュメント番組が好きで事件の概要は知っていましたが、字にして読んでみるととんでもない。。 決して人には安易に勧めれない本ですが、事件に関与した人達の証言をベースに事件の真相に迫っており、洗脳、DVなどの怖さを知る意味でも読んでよかったなと思いました。 今どきの人からしたらなんで警察行ったり誰かに相談しないんだと思う(実際に私も思ってました)と思いますが、洗脳の前ではそういった正常な思考、判断能力さえ奪われてしまうんだと勉強になりました。
0255文字
のぞみ
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こんな状況に巻き込まれ、最悪な環境下で7年半もの間暮らした17歳の少女が、現場からの脱走と通報、その供述により事件全体が明るみになったこと、そして裁判でしっかりした証言をしていることに感銘を受けた(というのはなんだか表現が違う気がするけれど)。 年齢のこともあり、少女より純子の様子や心情が多く記されるのは仕方ないにしても、もっと松永太のバックボーンが知りたかったとは思う。
0255文字
とるく
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事件発覚時の報道は少女(仮名 恭子さん)が両被告に監禁されていたのが見つかって少女の父親が行方不明というのが第一報だったと記憶している。 その後、実は父親は…というところから始まりその後、緒方家の人々も…といった所は当時のニュース等で知った。犯行の詳細は報道規制がされていたと思う。 ネットでこの本が事件の詳細が記されていることを知り、手に取った。 内容が凄惨過ぎて頭の整理が追い付かず少しずつしか読み進めることができなかった。
とるく

亡くなった被害者の方たちの苦痛は想像を絶する程だろうし生き残った関係者(元 少女や被告の2人の子)が負った傷も相当なものだと思う。公的なケアを望みます。 その後が気になり、被告の長男のyoutubeに行き着いた。 一部しか視聴していないが彼も被害者だったこと、事件が今の彼にも深い傷を残していることがわかりやるせない気持ちになった。

02/27 21:22
0255文字
PELE
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とんでもない話だった。フィクションより残虐で、読んでいて気持ち悪くなった。もちろん誰に対しても許せないんだけど、子どもを持つ身としては子どもに対する危害だけは本当に許せなかった。前例のない事件だから前例のない判決を出してほしかった。道徳的な問題はあるけど、同じ目に遭わせてやりたかった。
0255文字
あまのがわ
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途中まで夢中で読んだが、休憩してまた読みはじめたら辛すぎてなかなか終われなかった…。こんなことがまかり通るなんて。私は疑り深い性格なので松永みたいな人間を信用しないと思うが、実際はわからない。騙されてしまうのかもしれない。恐ろしいとしか言いようのない事件です。
0255文字
とも
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フィクションを軽々と超えてしまうノンフィクション
0255文字
のりべん
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事件の顛末が気になって読み進めはしたいものの、一気に読むと冗談じゃなく吐き気がしてくる。 一体どういう育て方をしたら松永氏みたいな人間が出来上がるんだ。純粋に知りたい。 現在は死刑執行待ちとのこと。 通電による苦しさ味わった方がいいと思うマジで。
0255文字
海猫兄弟
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北九州で少女が保護され、その後殺人容疑で逮捕された男女が連行されるニュース映像を見た記憶がある。しかし報道はパタリと途絶え概要はネットで知った。淡々と語られる事件の詳細はあまりに凄惨で理解が追いつかない面もある。これが前振りで三十頁に及ぶあとがきが核心部分だ。それは殺人の実行役である緒方に対して一審で下された死刑判決への疑問だ。検察と弁護側双方の控訴により緒方は無期懲役に減刑され松永には再び死刑判決が出される。主犯松永の人間性に対して深い考察は無く事件の本質については謎が残さたまま、そこは期待外れだった。
海猫兄弟

最終的にこの判決を不服とした検察と松永弁護団の最高裁への上告は棄却され福岡高裁の判決が確定している。

12/08 17:25
0255文字
あや
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気持ち悪すぎて、ページをめくるたびに自分の体も痛めつけられているような気分だった。5chやウシジマくんで度々話題に上がるので、平成の凶悪事件について興味がある人は知っている事件だと思うけど、供述から被害者の死亡原因を知ると、松永の恐ろしさを感じる。 松永は人間を観察していて、人の弱みにつけ込むのが上手い人間。純子も純子の家族も松永と出会わなければ、平凡な幸せを享受していたと思うとしんどい。なぜ松永がこういう人間になったのか、まで知りたかったけど本人があまり語ってないからか本書ではそこまで描かれていなかった
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leo
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★★★★もともとネットで読んで全貌は知っていたが、より詳細に事件を掴むことができた。ウシジマくんを読んだとき、この事件がモデルだとすぐに分かった。壮絶な虐待や拷問の数々に戦慄を覚える。客観的に見ると被害者同士で共謀して脱出できないのが不思議だが、お互いに憎しみ合うように誘導されており難しかったのだろうと想像することはできる。尼崎事件でも一家を支配するために同様の戦略が取られたと思われる。恐ろしい。
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Zest1157
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ネタバレケモノの城読了後に勢いで購入して一気に読み終えた。一家を敵対させ殺し合いをさせる、しかも自分は手を下さず、命令もしない誘導するだけ。少女が逃げ出す事が出来なければ、完全犯罪だっただろう。共犯として逮捕された純子氏が想像と違って余りにも「普通」の女性であり、支配をされなければ、平凡ながらも幸福な人生を送れた事は間違いない。裁判の過程で松永からの呪縛から解放され、真に自由を手に入れ、自身の出来る限りのなかで贖罪の為に人生を費やそうとしているのが、何とも切ない。 読み応えあるが、心の準備は確実にした方が良い。
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ひよこう
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リアルってのがヤバ過ぎる。そんな報道もされないわけだ…人間っていろんな意味で凄い。そして脳は最終的には自分(己)を守るようになってるってのもホントなのかなと思わされる。しかし2024現在いろんな人いろんな考え方 受け入れましょうって風潮進んでる最中だけどイきすぎてるかもってきらいも感じてる。(個人の感想)こんな奴はさすがにヤバいと思いますよ。
0255文字
芥川凡之介
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これが本当にあった事件をもとに作られていると思うとこの世は残酷だと思った。どうしたそんな残忍な行動をとれるのか読んでいてつくづく思った。このような事件を2度と起こしてはならないと感じた。
0255文字
磯田
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ネタバレ人間はここまで残虐になれるのかという驚きに満ち溢れた作品だった。人を騙し計画をしっかり練って行動するということがもっと他のまともな分野に活かせていたら松永はまた変わった良い人生を送れていたと思う。
0255文字
雪うさぎ
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ネタバレこの本をどうして図書館に予約したのか?思い出せない位時間が経ってから回ってきた本でした「=」それくらい予約が入っていた本と言うことです。徹底した監視下で虐待を加え、家族同士を殺し合わせる。そんなことができるほど人間を洗脳することが果たしてできるのだろうか?いや、できたからこそ、この凄惨な事件が起こったのであるが、こんなことをする人間は、どうやったら出来上がるのだろうか?
山猫

「社会性」に欠けるとか乏しいってどういうことなのか、それを身に付けるにはどうすればいいのかを考えたときや、サイコパスにはならずに済んだものの、罪を犯したところから更生しようとしている少年たちの気持ちを知りたいなら、「空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集― (新潮文庫)」をお勧めしておきます。

10/01 02:37
雪うさぎ

詳しくありがとうございます。 仕事がらここまでいかなくても、この類型のような人間をみかけます。 教えていただいた本読んでみます。

10/01 08:06
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0255文字
ksw
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途中あまりの凄惨さに読み進められなくなるところがあったが読了。闇金ウシジマくん「洗脳くん」 https://youtu.be/v7I7rfUSnVI?si=0o9Ka39S33_tYvWF のモデルとなった事件とのことで知って読んだが、父殺しに加え現実は更に妻殺し、姉妹殺し、子殺しと筆舌に尽くしがたい殺人事件だった。周辺に罵倒の電話をかけさせ孤立させること、順位付けさせること、食事・睡眠を十分に与えないこと、諸々の行為がマインドコントロールの要因?私も主犯格には心の闇をすべて打ち明けてから死んでほしい
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gen
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悪魔の所業としか言えない。 直接手を下すのではなく、他人に指示しているからこそ出来たのだろうか。
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nistake
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ネタバレ(裁判中)「ペラペラと喋りまくる松永の供述記録は膨大な量となり、四苦八苦して本書にまとめたものの、彼の優れた作話能力を紹介しただけという虚しさも禁じ得ない。」 -- 被害者一家をもろとも支配し、資産を搾りとり借金で金を作らせたあげく、役に立たなくなれば被害者家族自身に殺させる。裁判中も何一つ悪びれることなく荒唐無稽な理屈と直接手を下したのは自分ではないと最後まで無罪を主張し続ける。逮捕と裁判の過程で彼にわずかでも改心のきざしがあったのだろうか。
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TARO
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20年程前にこんな殺戮事件が起こっていたことを知らなかった。恐ろしすぎる残虐な行為があり、理解の追いつかないことだらけだ。特に理解出来ないのは、松永の人間性はもちろんだか、緒方一家が松永に隷属したこと。何故、普通に長年生活していた家族同士がお互いを拷問し、殺し合うのだろう。ましてや死体を解体するとか。関わる人間を不幸の底に沈める松永の人間性はなんなのだろう。そして、法廷ですら笑いを生み出す能力とは。田舎で体裁を重んじる厳格な家であれば、表に出ていないことはあるのだろうと疑う。とにかく人間が嫌いになる。
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でんちか
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事実は小説よりも奇なり
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ぽむ
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日本史上稀にみる凶悪事件について、取材をもとに書き起こしたノンフィクション作品。ここまで姑息で悪な心を持っている人間がいるのか。暴力や弱みを握られ、マインドコントロールされ、一家は殺し合い、死体を解体する。ただ、この事件を異常という言葉で片付けて欲しくない。この事件を通じて、DVの怖さや被害者の逃げられない(学習性無力感)という心理を周知し、周りが気づいて支援し合える社会に近づいてほしいと思った。
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寝落ち6段
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現実にこんな事件が起こるのか、生々しい記載なのに、どこか現実感のない、なぜそんなふうになってしまうんだ、という疑念が浮かんでしまう。それは、私の常識を遥かに超えたもので、文章では著されていない行間に潜む恐怖を想像できていないからであろう。つくづく思うのは、なぜこんな口先だけの男に、多くの人間が不幸に陥れられなければならなかったのかということ。しかし、実際に暴力と恐怖の支配は、隣近所でも起きているかもしれない。よくニュースに上がる虐待事案は似た構造なのだと思う。どんなに残虐でも、我々は知った方がよいと思う。
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さ
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ネタバレこんな奴が本当にいるってどんな世界なのここはー!! 最悪すぎたので友達にあげました
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や
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読むのが辛かったが本当にあった事件なので尚更辛い。 7人もいたのにたった1人の男により支配されたことが驚き。普通だと7人もいれば何とかできるかと思うが、男の洗脳により誰も逆らえられない状態になり恐ろしいと思った。 解体方法も残虐で、指図するだけで自分は手をつけないというところもサイコパスな人だと思う。 この人は世に出してはいけない。
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玉露
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ウィキペディア最恐とされるこの事件のページを読んで興味を持った。 この事件が現実に起こったという事実がとにかく重く胸に迫った。現実に、全裸で陰部に通電され、浴室に監禁され、食事も睡眠時間も満足に与えられず、肉親で殺し合うことを命じられた人々がいたという事実……。 後悔はあるか、と問われた純子の、「逆境から学び取ったこともあります。人間の優しさというのは極限のとこので見えると私は思っていますが、そういう極限での家族の優しさも感じられました。松永から与えられたものも、なくはないです」という言葉が印象に残った。
玉露

「自分の人生だけを考えると後悔はありません」と答えた純子。その真意は理解しかねるが、「極限を見た人間の言葉」として迫真の宣言だと思う。純子は今獄中で何を思っているのだろう。

07/28 20:27
0255文字
敷島シットパイカー
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とんでもないやつもいたもんだ
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KN/時間が取れないのでただ今記録のみ
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24/006
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Akki
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「心は何でもするよ」というのは、我が恩師の口癖である。折に触れて実感する。本当にその通りだと思う。
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麦茶
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2人の殺人者に対して、反社会性パーソナリティ障害者と、そのDVの被害者としての関係にフォーカス。「逆らおうとすら思わせない」環境の形成には、社会との分断が不可欠で、それゆえに公的機関が介入できなかったか。DV被害者として徐々に人間性を回復していった彼女のことを思うと、自らの罪を認めることも、自らの病(被害)を認めることも、同じくらい大切なのかもしれないと思った。
0255文字
雪音
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事件のことは当時、ニュースでみたけどこんなに壮絶で酷かったとは…。子供にも容赦しないとか…。恐ろしすぎる
0255文字
tomagla
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凄惨な事件だが、ふと振り返ると、自分が日々取っている些細な行動にも、どこかで松永死刑囚と地続きなものがある気がして、境界線てあんまりないな、とソワソワしながら読んだ。
0255文字
なちょす
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トラウマ級のキツさだった。一日の読む量を制限しないといけないレベルのウツ本。剣道で蹲踞の姿勢見ると思い出すし。DVの被害に焦点が当てられ希望が持てるラストだった。小野一光の本も気になるけど、ちょっと間置かないと辛い。
0255文字
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