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終点のあの子

感想・レビュー
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やすえ
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何人かの女子高生たちのお話 どの子もなかなかに個性的で、なかなかいやなやつ← だいぶん大人になってしまった今読むと、懐かしいようなツンとするようななんとも言えない気持ちになりましたが、もし同世代のころに読んでいたらまた違った感想になるかもしれない。
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ayaxx
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柚木さんは、女同士の嫉妬や確執や憧憬を描くプロだ。主人公が変わる連続短編集。若い女子達のそれぞれの性格の一部が、自分やかつての同級生にあったなぁと懐かしくも感じた。 その頃の自分の未熟さって今思い出すと猛烈に恥ずかしいけど、それが文章になっていて、むず痒いようなスッキリしたような気分に。
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はる
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ネタバレ★1 オススメされたから読んでみた。 ただ私には全くハマらなかった。 共感しようと思って読んだつもりはないけど 誰にも共感できないし全員クズすぎて、読んでいて胸グソ悪かった。私がまだ高校生だからかもしれない。
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きのこきのこ
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終点のあの子 柚木麻子 お嬢様女子高のイザコザ、憧れ、妬み、才能とか家の豊かさとか見た目とか苦しいくらいぎゅっと詰まってる。何者でも無いくせに有名人の父親を傘にマウント取り放題の朱里。一時は人気者でも次第に人が離れていく。この友達だけは失いたくないって気づいたときにどうすればいいのか、間に合って良かった。
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うえたりんご
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ネタバレとある女子高で奥沢朱里という美人ではないが、人を惹きつける1人の女性と朱里に関わる人達の人間模様を書いたお話。朱里の父は嘆きの美女に出てきた奥沢エイジ。朱里と仲良くなるも、振り回され朱里のことを段々疎ましく感じ孤立させようとする子や夏休み背伸びがしたくて、こっそりバイトをし大学生の男と仲良くなるもそれが恋ではないと気づき自分に良くしてくれた人の事を振り返る子。自分の容姿に自信があるのに空回りしてたり、本好きだが周りに全く興味のない子、そしてヤンキー上がりの芸術家な大学での親友。リアルだけど個性強い子達。
うえたりんご

ふたりでいるのに無言で読書が個人的には1番面白かった。実際オタクな感じの子とギャルっぽい子って交わる事はほぼないんだろうけど、こんな風に自然に仲良くなれたらいいなと思った。そしてその後疎遠になるというかハッと気づいて離れてしまう所もなんだか切ないけどなるべくしてなったような気がする。ただこの2人は大人になって再会したら落ち着いてまた友達になれそうな気がした。ちょっと仲良くなるタイミングが早かったんだなと。朱里と希代子はもう交わる事はないだろうけど、杉ちゃんは広島に行ってしまってもいい関係でいてほしい。

11/25 15:56
0255文字
るい
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どのお話も切ない。学生時代はスクールカーストが気になっていたなーと懐かしく思った。大人になって会社に入れば誰とでも話せるようになる不思議。そのしがらみがまた学生らしい。
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ごりぴー
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よかった!ふたりでいるのに無言で読書が一番いい。
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あん
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興味のない内容だけど、少女たちが生きている。3.5
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fumikaze
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ヒリヒリするような胸の痛みが残る。私だってKYだし、人目を気にする卑怯者だし、自分さえ良ければ他人の気持ちなど分からないし、沢山共通点がある。この彼女が責められるなら私も同じだ。(ミッション系の女子校という設定に意味はあるのか?私もカトリック女子校出身だが、当然のことながら全く状況は違う)
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あ
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胸が苦しくなる
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くり
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ネタバレ学生時代らしい、思春期らしいお話…。恭子と保田の話が好きだったし、結局また疎遠になるところもリアル。でも、忘れられないしその関係性が今の自分に影響を与え続けるんだよね。「団結したクラス」に見えて実はピリピリしてるとか、わかるなぁ。自分のお金で自分の好きなものを買って堂々としている大人に憧れたなぁ。高校時代ってキラキラして楽しかったけど、やっぱり何もわからずに他人を踏みつけていたような気もするし戻りたいかと言われると戻りたくはないですね…。
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なおき
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今時の女子高生の日常。屈折した友情の形からのいじめ、背伸び、共感。そして、はからずもその共同体を乱していた一人の成長が綴られます。
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yo-su-
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これだけオンナが出てくるのに不思議と誰のことも憎めない。自分の学生時代にも思い当たることがあるからなのか、若いというだけで許され、若いというだけで価値があり、それだけに残酷。 傷つきたく無いばっかりにヤドカリのように自分の殻に閉じこもり誰とも本気でぶつかろうとしなかった自分の学生時代を考えると羨ましいとさえ思う。どれも美しく愛おしいオンナたちのお話でした。
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akiraccoon
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キャラの描写が繊細でよい
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あー
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ネタバレ女子校の女子たちのお話。 特にあるあるな話ではなかったけど、女子高生特有の大人子供感やプライドの高さや陰湿さ(言葉で表現するのは難しい…)が、何故か懐かしくて、あ〜絶対に女子高生に戻りたくないなって感じた(別に女子高生時代に特別嫌な思い出があるわけではないのに)。 気の強い子ばっかりで、読んでて気の良いものではなかった笑。でも、東京のお嬢様学校が舞台だから都会の学生・お金持ちの学生模様はちょっと憧れつつ読めた。
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ami
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夢中になって一気に読了。学校でのヒエラルキーや世界観がリアルで、自分のそれと重なるところもあったりで、胸がキュンキュンしっぱなしだった。学校のグループは別なのに、ふとしたことから仲良くなった友達との週末や放課後の時間を思い出した。実は、長い時間を過ごす学校のグループの友達よりも惹かれていたり、楽しかったり…青春って複雑。なぜかすれ違ってしまった友人もいた。 今は会わなくなってしまったけれど、会いたい友人の顔が何人も浮かんできた。やはり柚木さんの著者は癒される。
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うゑしま
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女子高を舞台にした短編連作。近頃の若者感があったりしておもしろかった。「ふたりでいるのに無言で読書」の雰囲気がいちばんよかったけど、最後はちょっと残念。
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さつき
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ネタバレ人に憧れたり、期待したり、見下したり、幻滅したり。 ちょっとしたことで揺れ動く感情を描いていた。 純粋にこの人素敵だなって思っても一方で、メリットデメリットはどうしても頭から離れないものなんだよな。 逆に、見下されてるとか利用されてると気づいた時、プライドが傷ついて、必要以上に人を突き放してしまうのもよくある。 そういった邪念?がない杉ちゃんや保田さん、最後に素直になることを選んだ朱里が魅力的だった。
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miha
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私も中高年女子高で育った。
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yukiko.k
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ネタバレ女子高校生のクラスでの話(と、大学に入ってからの話が一つ)の短編集。 私は共学だったけど、本作女子高のクラスメイトの女の子達を自分の高校生時代のクラスメイトだと〇〇ちゃんみたいだな。とか高校時代の友達がフワっと浮かんだ。 ありがたいことに私のクラスには「朱里」ちゃん的な子はいなかった。 派手目な恭子さんと本好きな早智子ちゃんのストーリーが一番好き。ラストはそうではあって欲しくなかったけれど。でもそうなってしまうところが思春期なんだろうなぁ。
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ももか
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学生時代を思い出す本。友達ってこんな感じだったな。
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しー
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若さって、自分のことが優先になりがち。その描写がリアル。個性は人それぞれあるけど社会ではある程度のルールを守っていかなければ難しいと改めて感じる本でした。
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エビアン子
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おそらく3回目か4回目。参考のために読むも、やはり面白過ぎる。10代女子特有の熟しきれていない感情がキラキラしている。決して可愛いだけでなく綺麗でない、なのに自分が一番な彼女達が愛おしくて堪らない。アイスローズヒップティーが飲みたくなった。
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いちⅡ
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珍しく単行本。作者デビュー作。女同士の学生時代の友情が主題。前回読んだ『ナイルパーチの女子会』も女の友情でその走りとも思える。女同士の友情は儚いと言うけれど作者の言うとおり確実に血肉になり記憶に焼き付いており、良くも悪くも糧となっているのだ。いつか疎遠になったとしてもその想い出のために、踏ん張っていられるのかもしれない。
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モンパグ
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学生時代を思い出した…友達付き合いとか、駆け引きとか、カースト制とか…ページ捲るのがヒヤヒヤする、昔を思い出してドキドキモヤモヤしてしまう感じで、読んでてしんどかったけど、これはあの頃の誰々、この子はあの子やなぁ〜とか想像できておもしろかった。
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yujiru2001
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(引き返さなくては)
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ham_ls
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思春期の女子の複雑な感情が印象的な作品。
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ゆーきー
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さすが、柚木さんの作品は心理描写が巧みで、感情を揺さぶられながら読みました。若い頃の、仲良かったのに、急に疎遠になった友達関係や、友達グループなど、懐古することができた。
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さらさら
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柚木麻子さんのデビュー作。 2010年に発売。ちょうど私が高校生〜大学生の時なので出てくる固有名詞が懐かしい。読後は胸が痛い。どの女の子たちも一所懸命。 他にも確か女子校の作品があったなと思ったら、柚木さんは中高一貫の女子校出身でした。 I Am the Walrusが好きなので「鏡の国のアリス」が読みたくなった。積んではいる。
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だのん
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思春期の女の子の純粋さと残酷さが、深く心に突き刺さりました。仲良くなりたいのに素直になれなかったり、言いすぎてしまったり、謝りたいのにどうしてよいかわからない。そんなモヤモヤした心の中が見えて苦しかったです。
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ひい
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ネタバレ装丁が好き。表紙の装画の美しい赤、青、白。見返しとスピンの鮮やかな赤がとても効いてる。 内容も途中まですごく面白い。特に甘夏とふたりでいるのに無言で読書の途中まで。最後のオイスターベイビーに期待したけど、全員が再登場しなかったのが残念。
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ちばまき
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イライラとか葛藤とか切なさが、わかる〜ってなった。 わたしも朱里みたいな子に憧れるタイプだなぁと
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うにりんご
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「フォーゲットミーノットブルー」が秀逸!朱里みたいな子に、憧れとイライラを感じた事ある。大人ならそういうのも受け流せたりするけど、女子高生なら世界も狭いし、ちょっとしたきっかけでやりすぎちゃうのもすごくわかる。共学公立育ちの私には、女子中高一貫校も一緒か!と思ったり。ただ、他の話はあまりピンとこなかった…恭子と早智子は絶対友達にならないと思う…「オイスターベイビー」は「フォーゲット~」の朱里と違うのを書きたかったかもだけど私には別人にしか感じられず困惑…あと島根にすごいムカついた。終わり方はすごく好み。
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読書メーターJr.
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急行でいつも降りる駅を通過して知らない遠い町に向かってる時のあの感覚あの怖さをどうして今まで忘れていたんだろう。読むごとに懐かしい感情がよみがえり、今よりずっと狭い視野で見ていた世界の景色を思い出す。学生の頃に出会った人たちは今何をしてるのか考えた。とても暴力的で権力者に従順な絵のうまい転校生がいて、死ぬほど嫌いだったことを思い出した。あいつは幸せになってないといいなあ。でも朱里みたいに同じ立場になってみないとわからないこともあるんだから、それがなんだかわからないけど、許してあげるのがいいのかもしれない。
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くろにゃんこ
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女子高に通う女子たちの葛藤。華やかな子、大人しい子、地味な子、真面目な子・・・それぞれに周りを気にして自分の居場所を作ってゆく。夏休み中の華やか恭子と地味め早智子の交流がよかった。そして我が道をいける朱里が羨ましかったのですが、だからといって上手く生きていけるとは限らないのだな~みんな葛藤している。
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すんご
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自身にはないものを身に付けている他者に憧れを抱くと、図らずとも知らない世界を知ってしまう。その過程の自身と他者を比べる行為には深い傷が付き物であるが、その傷こそが価値観の確立を促すと考えている。周りの高校生と似ても似つかない朱里に近付きたい希代子は人が思い通りにならないことを、離れていく希代子を軽蔑する奈津子は学校の中だけが全てでないことを、常に取り巻きがいる恭子は保田さんから一人でいても楽しいことを、何者になれなかった朱里は杉ちゃんとの旅行から斜に構えないことの痛みを初めて学ぶことができたと言えよう。
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紗世
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個人的に、最近ほっこり系の本を立て続けに読んでいたから、女子高生のリアルさがちょっと苦しかった。同世代の子に支持される本、かな?
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M
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ここまでではないけど、近い感情や物事はあったなーと懐かしんだ。自分の形を試行錯誤している感じ。
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hatabo
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女子校での人間関係と、女子校卒業後の人間形成。世田谷の裕福な家庭の希代子が、有名人の写真家の娘の朱里にあこがれる、内緒でプールでアルバイトする地味な森奈津子、実家がクリーニング屋であることを気にする高校入学組の菊池恭子とオタクの保田、大学で姫と呼ばれる朱里と地方出身者の同級生
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sakadonohito
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人の二面性、隠したくて隠す、隠さざるを得なくて隠す裏の顔だったり隠してるつもりが漏れ出してたり、そもそも裏の顔の性格を認識違いしていたり、何かあって初めて自分の裏の性格に気づいたり。そんな話かなと思った。多分not for me。良さが分からなかった。
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