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世界遺産の日本史 (ちくま新書)

感想・レビュー
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Shoji
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我が国にある20の世界文化遺産について、その構成資産の歴史的意義を考察したものです。内容は、文化遺産の普遍的な価値について掘り下げています。学術的記述は少なく、比較的わかりやすくまとめられていると思いました。なお、一部遺産については、概観に留まるものもありました。
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[A lie]
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○鈴木地平「日本の世界遺産をめぐる動向」○和田晴吾「百舌鳥・古市古墳群――古代日本の墳墓群」○増渕徹「古都京都の文化財――日本の伝統文化を形成した遺産群」○西別府元日「厳島神社」○村井章介「石見銀山遺跡とその文化的景観」○江田郁夫「日光の社寺」ほか
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chietaro
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歴史の縦軸と横のつながりを考えながら読みました。縄文時代と飛鳥奈良時代が好きなので、そこは楽しみました。苦手としている近世・近現代史の産業も、西洋の動きや薩摩長州の動きを考えて、なるほどと思うことができました。少しずつ移動がしやすくなってきているので、そろそろ日本の世界遺産を見に行きたいです。
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蝉の一生
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世界遺産は欧州中心の考え方から木造建築物中心の日本や非西欧の史跡等が対象となるよう変化してきたほかにも、「最上の最上の遺産」から「最上を代表する遺産」移行してきたということです。日本で最初に登録された法隆寺や姫路城といった分かりやすい遺産から、近年の産業革命遺産など(私にとって)分かりにくい登録が増えた要因はここにあったのかと、合点がいきました。また、登録の作業を進めることで研究が進み、新たな発見等につながれば、登録はより意義深いものとなるのでしょうね。
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きおくあたま
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現在20ある日本の世界文化遺産の歴史を詳説する(5つの自然遺産は省略)。編者があえて叙述や用語・歴史像の統一を図らなかったと本編の前後で注釈しているように、20人の執筆者が分担する各章の統一感は無い。歴史というからにはその遺産の時間的な範囲が確定されているということであり、特に寄せ集め的なシリアル型遺産の登録申請には工夫が必要なことや、「最上の最上」から「最上の代表」へ登録基準も変わってきているなど、今後世界遺産を眺めるときの視点が新たに加わったのが収穫。
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akamurasaki
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ネタバレ日本から登録されている世界遺産を古い順に並べ、それぞれ専門家の執筆により構成された一冊。編者曰く、あえて執筆者の自由に任せて各章書かれているようで、建造物や地理、歴史的位置づけなど独自の見解がそれぞれ読めるのは面白かったです。それだけに、自分的に読みやすい章と読みにくい章がけっこうハッキリしてたのには笑いましたが。個人的には、今まであまり興味のなかった石見銀山や潜伏キリシタン関連についての項目が読みごたえがありました。
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ベンアル
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友達から新書はちくま、中公、岩波だと言われ、さっそく購入。歴史に疎いので、馴染みのある世界遺産にまつわる歴史ならいけると判断した。行ったことのある世界遺産から読んでも良いし、古代から時代順に並べてあるので最初から読んでも面白い。日本の世界遺産について飽和しすぎなのでは、と感じていたが時代毎に分類してみると妥当であり、まだまだ登録されても良いのではないかと感じた。琉球と厳島神社については、内容が難しく理解の及ばない箇所が多々あった。世界遺産に行く前後はこれを読み返そう。
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くまくま
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日本の世界遺産(文化遺産)について、古代から年代順に歴史的概要、価値を広く学べる。章ごとに書き手が違うので知りたいところ、物足りないと感じる章もあったが、ブックガイドが充実しているので、手に入りそうな本にはチャレンジしたい。
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onepei
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ちょっと深めのガイド
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