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苗字と名前を知る事典

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獺祭魚の食客@鯨鯢
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 日本人の苗字の多さには理由がある。氏姓制度から始まった日本の血統が姓は母系社会により、氏は父系社会に変遷したことに起因するからのようです。  姓の文字は女偏に生きるですからなるほどと思ってしまいます。同じ母親から生まれた子が同族として扱われる。父親が貴種であればその一族の社会的地位が上がる。藤原氏は千年以上にも渡り日本の中枢に留まり続けたのは外戚を独占できたからです。  源平藤橘の分家として居住地にちなんで氏を創設したことが苗字の増加となった。例えば加賀の藤原は加藤というように。
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narmo
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必要があって読み始めたけど、意外と面白かった。万葉集に出てくる、読みにくいややこしい名前の謎が解けて、特に謎を解きたいと思ってなかったのに、妙に嬉しいです(^o^) あと、貶姓で「清麻呂」を「穢麻呂」にしたとか、すごすぎるんですけどー!
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dronpa
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何気に苗字や氏姓について一番わかりやすかった。
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のら
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氏、姓、称号、名字、苗字を詳しく説明。由来、歴史など大体わかる。諱、通称の歴史も十分だ。良かったのは源九郎義経の九郎にあたるのが「輩行の仮名」という呼び方であると分かったこと。茶屋四郎次郎なら四男である父親から生まれた次男となる。佐々木小次郎なら次男である父親から生まれた次男=次郎次郎、略して小次郎。那須与一なら、与は余の代替で十にあまる意味。つまり与一は十一男。庶民でも古代から氏名(うじな)を持っていたとか、領地由来の複合姓とか、妻が夫の姓になるのは明治期に西洋を真似したとか非常に興味深い。
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