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ぼくたちのスープ運動: 小さな思いやりが世界を変える!

感想・レビュー
25

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とろろ
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2022年2月20日 評論社/
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mg
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ネタバレ最初この話は映画「ペイフォアード」的な話なのかと思ってしまった。しかしこれは、小児がん、戦争PTSD、ホームレスの生活、家族、友情、死など様々な課題に向き合う少年の話であり、結末が秀逸であった。涙が止まらず。読書感想文のための本を探している小学校高学年から高校生くらいまでにおすすめであり、いろいろ感じてもらいたいと思った。
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ロバさん
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児童書だけど大人も読めるというか大人も読もうぜって言いたくなるストーリー。ユーモアもあり、涙あり、笑いあり。ドラマチックな展開。道徳的な内容だけど、やっぱり人を救えるのは人だなって思える。
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チャンドラー
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ネタバレ小さな親切が思いやりの輪を広げ、社会を動かす力となる、これこそSNSの正しい使い方だ。がんで入院していた少年ジョーダンが同じ病室だった少女リオとした約束、ミツヴァー(ユダヤの教えで善行を意味する)を実行する。ひとりの他者への思いやりが周囲を巻き込み、やがて大きなうねりとなって権力に立ち向かう。社会を今より良くするには少しの勇気と一人一人の善意を隠さずに見せることだろう。親切は波及するはず。そして最後の少年と少女の淡い初恋は温かくも切ない。
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りすちゃん
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面白くて、素敵な本だった。約束から始まり、スープ一杯で広がる慈善の輪。慈善って真の意味で使われる愛情のある作品だった。何かしたい、でも自分には何も余裕がない、したくてもやり方が分からない出来ないと思う人は一回読んでパワーを貰うといい!人間の、家族や友達のあったかさを感じて、自分を見つめ直す力をくれる。嫌な人も結局人間!笑って、泣いて、ほっこりして読了後は澄んだ気持ちになれます。
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響 楓
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★★★★☆
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教育文化経営学院
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いい本でした。
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Chiyo K.
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ネタバレ難病を克服し転校して新生活を始めたジョーダン。クラスメートがホームレスの義足を池に投げたのをきっかけに、困っている人たちにスープを配り始める。彼の人助けは、入院中に出会ったリオとの約束からだった。ジョーダンのスープ運動の展開と、入院中のリオとの出来事が交互に綴られ、物語がどんどん深みを増していく。過保護な母や、辛い過去やトラウマを抱えるホームレスたち、期限切れの食べ物を廃棄していたスーパーなどが、どんどん変わっていく。作者はコメディアンらしくせっかく文章も軽妙なので、この作風を生かし邦題にひと工夫ほしい。
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ちい
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自分にしか分からなくても、私もひっそりとミツヴァーをしていこう。それを続けていけば、どうなるのか。 目に見える形では何も変わらないかもしれない。 それでも少なくとも、自分が気持ちよく過ごせるんじゃないかと想像している。情けは人の為ならず。 ミツヴァー、やってみよう。
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かたばみ
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ネタバレ小児がんで入院したジョーダンは隣のベッドのリオと親しくなる。リオから「ミツヴァー(親切な行い)」を教えられ、一年後に世界が変えられたか確かめよう。と約束する。物語はジョーダンが寛解し田舎の学校に転校するところから始まるが時々時間が戻され入院中のジョーダンとリオのやりとりが挟まる。つらい治療、恋、はじめてのキス…。転校先の学校でジョーダンに突っかかってくるいじめっこウィル。許されないけど彼にも事情が…。ホームレスのハリーも魅力的だった。YAらしい爽やかなラスト。とてもよかったです。
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☆よいこ
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児童書。YA。ホームレス/ボランティア/sns動画投稿/小児癌▽小児病棟に入院したジョーダンは、同じく癌で治療中の少女リオと出会う。「ミツヴァー」はユダヤ教の言葉で、誰かに良いことをするという教え。ジョーダンとリオはミツヴァー(親切な行動)をして1年後、世の中を変えることが出来たか確かめようと約束した。退院し田舎に引っ越したジョーダンは、ホームレスにスープを配る活動を始める。多くの人の協力を得てスープ運動は広がっていく▽実話を元にしたお話し。なんとなく結論は見えてる王道筋だけど良本。2022.2刊
☆よいこ

「あなたは世界に必要な人だけど、世界はあなたを中心に回っているわけではない。」的なセリフがあったような気がするけど、付箋してなかったのでどの場面の言葉なのか見つけられない。

03/21 20:36
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おーちゃんママ
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子どもが積極的にこういう活動をしたいと思い、行動に移せるのって良いですよね!そして、子どもの力は侮れない。
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わむう
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読書感想画コンクール指定図書。小児がんで入院中のジョーダンは同じく入院中のリオから毎日少しずつのミツヴァー(善意の受け渡し)運動を始め、1年後に少しでも良い世の中に変わっているか報告しあおうと小指の誓いをたてる。母がランチに持たせてくれるスープをホームレスにあげたことがきっかけで、ジョーダンの運動は世界を巻き込んでの活動になっていく。生きた証として確かなものを残したいリオとその想いを受け取ったジョーダンに拍手。良い本でした。
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えりまき
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2022(276)第34回読書感想画中央コンクール、中学校・高等学校の部(指定図書)。泣けました。辛い闘病生活を終え、新しい環境で生活を始めたジョーダン。同じ病室だったリオとの約束「ミツヴァー」(誰かに何かいいことをすること)。「今までぼくは、がんはかかった人だけの問題だと思っていた。治れば治ったで、それでおしまい。でも、そうじゃなかった。がんば庭に生える雑草と同じだ。根が周囲の植物にあらみあって、周囲の植物を全部窒息死させてしまう雑草と同じなんだ。」。サイバーズ・ギルト=生き残ったことの罪悪感。
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ゴンタ
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ネタバレジョーダンは入院中に同室だったリオから、「ミツヴァー」という、人に親切にする行いをし、一年後にどれだけ世界を変えられたか、小指の誓いをする。退院後、クラスメイトのウィルがホームレスをからかう場面に遭遇し、お詫びに自分のスープを提供したことがきっかけで、スープ運動が始まる。▷姉のアビが動画で社会問題と発信し、世界中でスープ運動が行われる。現在と、入院中の場面が行き来し、今どっちなのか混乱する時もあるが、ジョーダンは世の中を変えた驚きと、それ以上にリオからの思わぬミツヴァーに驚く。高学年向け。
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NakaTaka
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ネタバレ癌の入院生活の回想と退院後の生活が章毎に展開する13歳の少年の物語。ジョーダンは、入院中リオと友達になりある約束をする。これから1年間ミツヴァーを実践する。ミツヴァーとは助けを必要とする人の力になること。善い行いをして1年後に会おうと。退院後ジョーダンは、ホームレスとの出会いから、スープを配ることを思いつく。最初は小さな親切だったことが、インフルエンサーで行動力溢れる姉が関わることで、社会を動かす大きな運動になっていく。リオのその後や心配する親の気持ちには胸締め付けられる。イギリスらしい物語。
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ぺったん
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ネタバレ13歳の少年ジョーダンは、イギリスの都会の町から田舎に引っ越してきた。環境の変化に馴染めずにいるとき公園でホームレスと出会い、スープを渡すという小さな親切を行う。大切な友達と交わした約束を守るため行った行動が、やがて周りの人、ジョーダン自身も変化させていく。ジョーダンはガンで入院していた。そこで出会った明るくユニークな女の子リオ。彼女はユダヤ教の教えミツバァーから、小さな親切を行い世界に広げる活動をしようと誘う。相手を思いやる気持ちが伝われば親切の輪が広がっていく。ユーモアもありウルッともくるお話。高学年
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みーさん
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オックスフォード大学の学生がスープをホームレスに配った実話が元になったお話らしい。 抗がん剤治療をして、空気が良い田舎に引っ越してきたジョーダンは、入院中に一緒だったリオと誓ったミツヴァーをしようと勇気を出して猫を助けたりホームレスの人を助けたりする。リオとの日々と現在が交互に繊細に語られ、ジョーダンがなぜそのように考えていったかがよくわかった。 良いお話だった。
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joyjoy
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「平和のために私たちができること」を考える宿題をもらっているのだが、この本からそのヒントを得られた。生活の中で自分にできる小さなことから行動すればよい、とは思っていても、なかなかできない。また、自分一人で完結してしまっていては、なかなか変化に繋がらない。交わること、働きかけること、が、風をおこし、波をおこすはず。
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ひそひそ
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ブレイディみかこさんの『スープとあめだま』を読んだ後なので、いっそう入り込めた気持ち。スープマンのジョーダンが大変いい男で、きっと心に残るものがあるはず。ぜひ!
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Mipo
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社会的に弱い立場の人たちがケアしあうのは美談ではない。本来は社会制度が変わるべきだからだ。この物語はその理想を目指していてよかった。主人公ジョーダンはがんを患い、だからこそホームレスをみる目が人と違うというのが説得力があった。お涙ちょうだいで済まさずユーモアたっぷりなのがイギリスらしい。社会風刺が効いていて、ジョーダンの通う学校の校長先生が「権力に立ち向かうんだ、若者よ」という。この台詞が作品を象徴している。ジョーダン君のユーモアが後半で全開になるのもあって、スカッとした結末。今年のやまねこ賞の候補に。
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lisa
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@図書館。
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一柳すず子
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ママのスープが美味しそう!
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sora
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YAだ
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Hiro
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ある日、ジョーダンは公園にいたホームレスにスープを渡す。友人がそのホームレスに嫌がらせをし、その償いのためだった。そのスープを渡す行為が、やがて仲間を増やし、とても大きなムーブメントを起こすこととなる。 物語は、現在と入院していた頃の日記が交互に語られる。入院中のジョーダンには、リオという友達がいた。リオと過ごした時間はかけがえのないものだった。ある日、リオとした、ミツヴァーの誓い。ジョーダンは、その約束を胸に抱いて今も生きている。 ラストは、全く想像しなかった展開だった。涙。
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