読書メーター KADOKAWA Group

マダガスカルを知るための62章 (エリア・スタディーズ118)

感想・レビュー
3

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
印度 洋一郎
新着
マダガスカル現地でフィールドワークをしている研究者達が、自然、文化、歴史、経済などについて記述したガイドブック、なのだが、イマイチぼんやりした読後感。言語に関しては定点観測過ぎて全体像がわからない。民族に関しては踏み込む事を避けているようで、これもわかりにくい。経済はマクロな視点で、シンクタンクのレポート的。政治に関しては、特に執筆時に政変が進行中だった事もあり、筆を押さえたのではないかと思われる節もある。マダガスカルという国を、ピンポイントでところどころ覗いてみたが、全体としては曖昧模糊とした印象。
印度 洋一郎

多くのマダガスカル人は自らをアジアに属すると認識し、「アフリカ」という言葉は「遅れているもの」というニュアンスを持っているという。これは中央高地などに住むアジア系民族(統一王国を建国したメリナ人など)が沿岸に住むアフリカ系民族を奴隷、又は被支配階層として扱ったという歴史が背景にあるらしい。そのためか、地域機関であるAU(アフリカ連合)にも発足時以来の原加盟国ながらも、総会への出席を政変を理由に差し止められたりすることもある。

08/25 15:03
0255文字
たっつみー
新着
ネタバレ独特かつ多様な自然が名高い島国。その位置からは意外にもアフリカよりインド洋沿岸のアジアとの歴史的なつながりが深い。中央部の高地と沿岸部に隔たりが大きく、なかなか国造りがうまくいっていない様子。この島にしかない自然の価値を守ることと経済の発展が連動していけば良いのだが。
0255文字
muny
新着
古い大陸塊、食用に適さない自生植物、中央高地の稲作、メリナ王国の16世紀の成立、インド洋を巡る英仏の争奪、スエズ運河の開通とイギリスの妥協、フランスの保護領・植民地化
0255文字
全3件中 1-3 件を表示

この本を登録した読書家

今読んでいる読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

積読中の読書家全1件中 新着1件

マダガスカルを知るための62章 (エリア・スタディーズ118)評価55感想・レビュー3