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マイロのスケッチブック

感想・レビュー
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hiko
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マイロのスケッチブック、原題はMILO imagines the World。マイロは月に一度、スケッチブックを持って、お姉ちゃんといっしょに地下鉄に乗ります。不安だったり期待だったり、気持ちを落ち着けるため乗り合わせた人たちの生活を想像して絵を描くのです。 第一印象にとらわれることなく想像力をはたらかせようとするひとたちへ。文を書いたマット・デ・ラ・ペーニャさんの巻末の言葉。 絵本を読むことでマイロの気持ちに寄り添い、あらためて気づかされるそんな絵本でした。お薦めです。
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ひそひそ
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Miloはミロではなくマイロと読むようだ。電車が日本とは全然違うので驚くと思うよ。想像するのは自由だし大切なのだ。お母さんは何をしたんだろう。訳者のあとがきに共感した。
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遠い日
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マット・デ・ラ・ペーニャのテキストはやっぱり深い。行間にたくさんのたくんさんのことばや感情が渦巻いている。毎月一度お姉ちゃんといっしょに地下鉄に乗って出かけるマイロ。 緊張に貫かれながら、マイロは電車の中で見かける人をスケッチしては空想を広げる。自分の預かり知らない世界に暮らしている人々のようすを想像して描いてみる。でも、地下鉄で出会った男の子とお父さんが自分たちと同じところへ向かっているのに気づいてからは、見かけと事実は違うことに思い至る。厳しい現実と折り合いをつける家族の姿に衝撃と感動を覚えました。
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たくさん
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他人のバックボーンを知るのはとても難しい。想像なんかや少しの会話では全然見えてこない。だからと言ってこうじゃなくてこうなのかもっていう想像も正しいように予測できるとは限らない。楽しいことを想像してそれを絵に落とし込むことができるのは才能。そうやって緊張することも楽しい気持ちで乗り越えていってほしいな。#NetGalleyJP
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もしもし
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ネタバレ★★★ 絵 刑務所 姉弟 マイロは人々の生活を想像して絵にかきます。それを持って お姉ちゃんと出かけます。
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るうたん
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想像力 印象違い 刑務所の母 幸せな自分達
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Urmnaf
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毎月1度、マイロはおねえちゃんと地下鉄で出かけます。とても緊張しているので、気を紛らわせるために、乗り合わせた人の生活を想像して、スケッチブックに絵を描きます。その中の一人にジャケットを着た男の子が。お城に住んでいるような。マイロは窓に映る自分の顔を見ても想像します。自分は他の人からはどう見えているのだろう?マイロたちの行き先は意外な所でした。そしてあのジャケットの子の行き先もマイロたちと同じ所。人が抱えるものは、見た目じゃわからない。当たり前のことだけど、とても大事。
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ともりん
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2021年アメリカ発刊。2021年翻訳絵本。マイロは、お姉ちゃんと二人で地下鉄に乗る。お姉ちゃんはスマホのゲームに夢中。マイロはスケッチブックを開き、乗客たちを観察、彼等の生活を想像し描く。行き先が近づき、ドキドキしながら。見かけだけじゃ、その人の本当のことなんて分らないんだ。巻末で、訪門先が母親が入る刑務所だと。家族三人で暮らせる日を夢みて。コラージュを活かした世界観。スケッチブック画はクレヨン。『はじめての絵本』で紹介。
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river1031
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人は毎日たくさんの人に出会っている。ほとんど話すことはないけど。それぞれに家族がいて違う生活がある。わたしも時々勝手な想像をしながら電車に乗っている。 この子の事情は分からないけど、日本では想像しがたい背景がいろいろあるんだろうなと思う。
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SNOOPY
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みんないろいろな事情を抱えていることは、外からでは見えないですよね。
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nekopon
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どうしてそんなに緊張するのかな、もしかして何かの症候群なのかなと思いながら読み進めたらぜんぜん違いました。お母さんが電話越しに絵本を読んでくれるシーンと「チリ・コロラド」であれっとなったけど、それでもラストに衝撃。一人ひとりにどんな事情があるのか、少なくとも見た目ではまったくわからないことを実感させられます。移民だから、貧困だから、と一括りにするのも違うんだろうな……。
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奏
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毎月初めの日曜日。マイロはお姉さんと地下鉄に乗っておでかけ。不安と緊張でいっぱいになってしまうマイロは、気を紛らわせるため乗り合わせた人たちがどんな暮らしをしているのか想像して絵をかきます。ウエディングドレス姿の乗客がいたり、ブレイクダンサーが踊りだしたり、アメリカの地下鉄の様子も面白く、どこに行くのかと期待を膨らませながら読んでいたが、たどり着いた場所に衝撃。見かけだけで想像した姿と本当の姿は違うのかもしれないというメッセージも何重もの意味を感じる。
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Cinejazz
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『おばあちゃんとバスにのって』『カルメラのねがい』に続く〝夢の国アメリカ〟に暮らす移民の子どもたちを見つめる絵本の第三作。 毎月最初の日曜日になると<少年マイロ>は<お姉ちゃん>と地下鉄で出かけます。お姉ちゃんはいつもゲ-ムに夢中、マイロは周りの乗客を眺めては、その人の生活を想像しながらスケッチブックに絵を描きます・・・クルスワ-ドパズルに熱中する人、ウェディングドレスの人、ジャケットの男の子とお父さん・・・地下鉄を降りた二人は、刑務所に留置中のお母さんと面会。「母さんの為に描いたんだよ」
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ともち
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ネタバレカバーをめくった表紙も素敵。地下鉄に乗ってお姉ちゃんとおでかけするマイロ。周りの人の生活を想像してスケッチブックに描いていく。だけど、本当はどうなのかな?自分は周りからどう想像されているのかな?人は見かけだけではわからない。さいごのマイロの祈りはきっと届いたと思いたいけど描かれていない。スケッチの絵の願いが叶うといいな。
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2021start
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★☆☆5歳3ヵ月
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mntmt
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ほんとに、人は見かけによらないんだな。マイロが着いたところが意外すぎて、なんと言えばよいのか…
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ホリー
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話の行き着く先におどろいた。アメリカでは誰もが会える仕組みなのか。日本は? スマホ全盛で、誰もが自分のことばかりの時代に、ほかの人への想像をめぐらせるマイロ。その想像は実際とはちがうかもしれない。他者への関心をもつことからつながる世界がある。
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うー(今年も遅くなります)
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〈絵本〉月に一度、期待と不安で緊張しながらお姉ちゃんと一緒に地下鉄に乗るマイロ。気持ちを静めるため、周りの人を観察し想像しスケッチをし続ける。見た目から想像する彼らの生活。ふと思う。「僕は周りの人からどう見えているんだろう?」。。マイロはなぜ緊張しているの?どこへ行くの?。。着いた場所、訳者あとがきを読まないと子どもはピンと来ないかも?
ポプラ並木(コメント率だだ下がり🙇)

うーさん、地下鉄はワクワクしますよね。地下だからかな?表紙絵が独特だね、何だか芸術が爆発していますね!

06/22 20:21
うー(今年も遅くなります)

ポプラ並木さん、地下鉄の暗さと不自然な明るさ、外見と内面、といった対比が見え隠れしていました。

06/22 22:13
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timeturner
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地下鉄に乗り合わせた人たちのその先を想像してスケッチブックに描くマイロ。でも、そのうちの一つが予想外だったことから、人は見た目からでは本当のことはわからないと気がつく。マイロが毎月第一日曜日にお姉ちゃんと一緒に行く先が予想外で驚いた。マイロがお母さんに見せた絵になんともいえない気持ちになる。ほんと、こうなるといいね。ウェディングドレスを着て地下鉄に乗っている女性というのはいかにもニューヨークらしくていいなあ。
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bumblebun
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とちゅうで離婚家庭かな、ママが病気でお見舞いにいくのかなといろいろ想像したけど予想外。じわっと涙が。 小学生向けの読み物ではけっこう出てくる設定だけど、絵本でも扱われるんだね。 だれしも外から見ただけではわからないそれぞれの人生があること、そして不幸に見えるなかにも小さな幸せがあるにちがいないことがひそやかに描かれていてよかった。 ちなみに地下鉄車内のブレイクダンスは、わたしは遭遇したことないけど、ニューヨークならあり得るだろうと思いました。
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ヒラP@ehon.gohon
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【再読】大人のための絵本
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ヒラP@ehon.gohon
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非現実的な絵本ではあります。 地下鉄が結婚式の一コマであったり、車内がダンサーのステージであったり、ありえないでしょう。 マイロは淡々と乗客を観察しながら、想像を膨らませながら、スケッチブックに空想世界を描き続けます。 でも、緊張感と空想と非現実を描きながら、辿り着いた場所は超現実的で、予想できない場所、刑務所でした。
ヒラP@ehon.gohon

母親はどうして刑務所にいるのでしょう。 釈然としませんが、刑務所の母親に面会に行く子どもの心理を想像しながら、もう一度最初から読み直すと、現実を直視できないマイロの心理がわかるような気がします。 まわりを観察しながら、見られているかもしれないという怯えも感じられます。 子どもの心理を考える絵本かも知れません。

05/10 04:56
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Incisor
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月にいちど、おねえちゃんとお出かけをするマイロ。地下鉄に乗っているあいだ、乗客を観察して、それぞれの生活を想像してスケッチブックに絵を描いている。自由に大きく想像力をふくらませるマイロ。目的地に近づいていくにつれ、マイロ自身がどのようにまわりの目に映っているのかなと思いをはせると、マイロは、人はみんな見かけだけでは全然わからない生活を送っていることに気づく。マイロの豊かな想像力が、今のマイロの生活を支えていると思うし、これからの家族の日々の原動力となっていくと思う。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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毎月最初の日曜日、マイロはお姉ちゃんと地下鉄に乗ってお出かけします。期待と不安と緊張のなか、地下鉄に乗っている人たちを観察し想像をスケッチブックに描くマイロ。「あぁ、お母さんが入院されていて会いに行くんだなぁ」なんて思っていたら、まさかの場所にお母さんが!驚きもありましたが、人は見かけじゃないことを知ったマイロはひとつ成長したし、お母さんの笑顔が彼の不安と緊張を安心に変わったと思います。 『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている絵本。
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かえでおかん
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パッと開いて、『おばあちゃんとバスにのって』と同じ世界、と思う。文・絵・訳が同じトリオ。主人公は男の子。同行するのは、おねえちゃん。乗るのは地下鉄。マイロは1人で同乗している人物を観察。それぞれの背景を想像して絵を描く。マイロたちが地下鉄を降りると、お城に住んでいると想像した身なりのいい男の子も行き先が同じ。マイロは、外見からは人の本当のことはわからないと頓悟し、改めて思い巡らし違う絵を描く。人は多様性に富んだ存在で、様々なストーリーを生きているのだとサラっと教えてくれる。カラフルでポップな絵が、好き。
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NOYUKI
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ネタバレマイロのお母さん、刑務所にいるのか…マイロの絵が、なんか切ないな。面会ってこんなふうにするんだね。これがいいのか悪いのかはわかんないけど。犯罪の質にもよるのかな…
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mikiron
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地下鉄の同じ車両に乗っている人を観察し、ふだんの生活を想像してみるマイロ。でも、目的地に近づくにつれ、見かけだけで人を判断できないことに気づいて考えを改める。あたたかな絵とやさしい言葉で、大切なことを教えてくれる絵本。
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kokotwin
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電車の中でのマイロの想像力すこいなぁって。楽しいお出かけなんだろうなって思ったけど。複雑なほうだった。何故って思ったけど、ママにあえてよかつたな
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mintjam_
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絵を描く楽しさをテーマにした絵本かと思っていたら、とてつもない世界に導かれてガツンとくらわされた作品でした。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3098.html
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shoko.m
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マイロとおねえちゃんは、地下鉄に乗りこむ。緊張をしずめようとマイロはまわりの人の様子を観察し、スケッチブックに自分の想像を描いていく……。ぱりっとしたお金持ちそうな男の子の目的地がじぶんと同じだったことで、マイロは、人は見かけだけじゃ本当のことはわからないことを知る。日本ではこういった家族のいる子たちのことはほぼ取り上げられない。テーマもそうだけれど、物語の背景や登場人物のひとりひとりを見ても、世界にはいろんな人がいることがわかる。読んだ子どもたちが世界を知る、広げるきっかけのひとつになるといいな。
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mizugameza
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【図書館】
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チタカアオイ
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【図書館】
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くろくまうる
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マイロとお姉ちゃんが訪れた場所は、意外な場所だった。日本だとほぼ題材になることはないと思う。こういう子がいる、っていうことを改めて思った。
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なぎ
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外見と想像の違い。奥が深い物語。
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りりり
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ネタバレタイトル借りしたので、刑務所にいるお母さんを訪ねていくお話だったのかと驚く。日本とは違う地下鉄の車内の様子。子どもは"ダンサー"という言葉が気に入った様子、そしてラスト刑務所での母と再会シーンは"なんでみんなオレンジの服をきてるんだろ"と。最後のマイロの心の声が泣けた。私はマイロの母の人生を想像してしばし考えてしまったけも、子どもは空想好きでお絵かき好きのマイロに共感したのか?カラフルなイラストに惹きつけられてか?純粋に何度も読む。原題"MILO imagines the world"(2021)
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宴
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ネタバレ月に一度、刑務所に入っている母に面会しに行く男の子の話。本文に刑務所だとわかる文はないので大人がフォローしないとわからないかも。
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