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マキャヴェリの孤独

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roughfractus02
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「国家を樹立するには孤独でなくてはならない」マキャヴェリのこの言葉は多数の人々が国家を作ると考える通念を逆撫でする。だがそう考えることで、彼は当時存在しない民主主義国家を構想した。その孤独に注目した著者は、イデオロギー装置として国家を告発するマルクスにヘーゲル弁証法が前提とする言語への信頼を見て批判する。スピノザからマキャヴェリへ国家を巡って思考する著者は、人が問う時すでに期待されている答えがどう作られるのか?と問い、この言語への信頼をどう破棄して問い自身の孤独を未知との出会いに向けるのか?とさらに問う。
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