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六つのルンペルシュティルツキン物語 (創元ブックランド)

感想・レビュー
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tamako
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ルンペルシュティルツヘンのツッコミどころから新たにうまれた物語6編。それなりに面白いのだけど、元の童話の完成度には及ばない。ツッコミどころこそがルンペルシュティルツヘンの魅力なのだと再認識した。
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Yママ
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グリム童話の一つ『ルンペルシュティルツヘン』のお話しをもとに。 どうして、そうなるの?おかしいじゃないと疑問を自分自身に問いかけてるうちに生まれた作品。 6つのルンペルシュティルツキンの物語になっており面白くて一気に読めました。
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シュエパイ
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あーあー、トム・ティット・トットかぁ!妻に「好きそうだから」って言われて貸してもらったですが、面白かったですよー。寓話から生み出された寓話?殆どの世界で、誰かしらが愚かさを発揮していて、だからこそモノガタリが生まれるんだなー、って、なんかそう気が付かされるのです。最後の方の、唯一、王様だけが愚かじゃないお話がなんか一番好き。次に好きなのは、ルンペルシュティルツヒェンと彼女と子供が揃っていなくなる話かな。
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薄明
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ルンペルシュティルツキンを元にした6つの短編。童話パロ好きにおすすめ。大ほら吹きの父親に、娘を監禁し脅迫する強欲王、人の弱味に漬け込んで初子を要求するルンペルシュティルツキン、まんまと王妃になる娘。元の話皆身勝手なんだよな。6話もあれば色々だけどね。この本のルンペルシュティルツキンは人食いトロールからお人好しのドモヴォイまで個性豊か。ドモヴォイ可愛い。草食エルフも結構好き。前書きに書かれた原作の矛盾考察も面白かった。
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あややん
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昨日、読みながら寝落ちしてしまって今日の朝読み終わりました。 ルンペルシュティルツキンと題名にかいてあるように童話ものでとても楽しく読めました。 ルンペルシュティルツキンの元のお話を知らないとすこしわかりにくいかも、とは思いましたが。 もとのルンペルシュティルツキンのお話から、6つものの物語ができるなんて素敵だなと思います。
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mizuha
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グリム童話を下敷きにした、シャレた六つの 「ルンペルシュティルツキン」。6話6様の お話しの中には、妖精も魔女も居なく、金が紡がれる事も無い物もあるけど、どれも ちゃんと「ルンペルシュティルツキン物語」で、とても面白かった。
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るき
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「ルンペルシュティルツキン」が好きなので読んでみました。良く思いつくなぁ~!どの話も面白かったけど、このコンセプトという前提なら一番好きなのはラストの「金にも値する・・・」かな。でも「藁を金に」の娘が一番幸せになれそうな気がします。ドモヴォイもかわいい。
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アクア
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■誕生お祝い 6月18日■ グリム童話「ルンペルシュティルツキン」を下敷きにした6つの物語。元になったグリム童話の方は確かに突っ込みどころ満載ですね。藁をつむいで金にかえられる娘を持った粉屋がどうして貧乏?(王様は粉屋に突っ込みをいれません)、ルンペルシュティルツキンは、首飾りや指輪と引き換えに娘を助けます(藁を金にかえられるのに、なぜ首飾りや指輪が必要?)などなど。一番興味深いのは、手持ちの岩波文庫版「ルンペルシュティルツキン」のタイトルが「がたがたの竹馬こぞう」となっているところかもしれませんが・笑。
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行加
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BSPでのドラマで気になっていたお伽噺のキャラクターを主人公とした、短編集。基本の粗筋は一つなのに、観点がそれぞれ異なっていて面白かったです! 個人的には2話目が一番ロマンチックで好きでしたv
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MJ
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図書館の児童文庫で見つけたが、大人でも十分に楽しめる作品。嘘をついてはいけないとか、容姿や財産で人を判断しないなんていう子供のおとぎ話をぶち壊す、コジャレたブラックユーモアとひねりが効いた大人のおとぎ話。
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ぱせり
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『まえがき』で指摘されたおとぎ話の「つじつまのあわなさ」を手玉にとって、自由自在に登場人物たちが踊りまわる。もちろん、物語は変わらない。どこからどこまで「ルンペルシュティルツキン」。…わたしは、四話目の『パパ・ルンペルシュティルツキン』が一番好き。あのコンビ、最強です。
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しお
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図書館。六つのお話のどれも面白かった。基本の型は全部同じなのに、この話はどうなるんだろうと先が気になる作りになってて凄い。『藁を金に』が特に好きです。
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星落秋風五丈原
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作者がオリジナルには数々のツッコミを入れる冒頭の部分だけでも十分面白いが6作品も粒ぞろい。「金にも値する…」は、若くてハンサムで花嫁募集中の王様が主人公。彼の所に、粉屋の娘が無理やりおしかけて泊まり込み、翌朝「藁から金糸を紡がなければ首をはねると脅されて一晩中紡いだ」と言って、鏡台のつまみ(金製)を差し出す。王様に脅されたわけでもないのに、バレバレのごまかしで無理やり言い分を通す娘は今でいうストーカー。イケ面王危うし!しかしこの王様、若くてハンサムで、そして賢かったのです(『奥様は魔女』風に)…
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Theodore
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原作の童話はうろ覚えだったが、そこそこ楽しめた。どの作品も面白かったが、一番笑えたのは原作に激しいつっこみを入れた前書きだったりする。
星落秋風五丈原

私もまえがきは大笑いしました。

06/07 22:58
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cecilia
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どれも面白いけどやっぱり「藁を金に」。本当に素敵である。「藁を金に」の長編が読んでみたい。  「ミズ・ルンペルシュティルツキン」「ドモヴォイ」の粉屋の娘はいらいらしてしまった。ルンペルも助けなくても良かったのに…  でも1番笑ったのは「金にも値する…」。王様はよく耐えた!ステキである(藁だけに笑)
星落秋風五丈原

私も一番笑えたのは「金にも値する…」でした。ナンなんだろうこの娘の揺るがない信念は!と思いました。

06/08 23:30
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妖
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文頭がアメリカ的だと感じながら読んだら、やはり作者はアメリカ人だった。もう少し毒のある感じでも良かったが、個人的には『藁を金に』と『ミズ・ウンペルシュティルツキン』が好み。訳者がすぐに『ラプンツェル』との類似を思い付かなかったのはいかがなものか、と思った蛇足的感想。
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カムリン
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極めてテクニカル得点の高い短編集。よくできた寓話のようでもあり、現代的な風刺のようでもあり。もちろんおとぎばなしの世界観を踏襲したファンタジーとしても読める。知的なパズルとしても面白いし、先入観なしに読んでもときめくような短編もある。いや、ほんと、感心したわ。この書き手、上手いわ。
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空蝉
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一時流行った本当は怖いシリーズより、余程気が利いていて洒落ている。一つの童話から六つの話が出来るのは、それだけ元の童話に矛盾が多いということか。自分はどの粉屋の娘に近いか考えると、結構身につまされる。
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鳩羽
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人間じゃない存在が、人間のために献身をして、でも裏切られるという設定が好きなので、エルフやドモヴォイのが良かった。振り回される優しい王様の話も、思わず笑ってしまいました。
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杏子
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ルンペルシュティルツキンの昔話から、こんなにバリエーション広く話ができるとは!すごい!と思いました。私がいちばん好きなのは「パパ・ルンペルシュティルツキン」で、次が「ミズ・ルンペルシュティルツキン」でした。
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kuriko
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ルンペルシュティルツキンにはかねてより同情いたしておりましたが、この6つのアレンジ作品ならばナットクできます!?(笑)私は「パパ・ルンペルシュティルツキン」が好きでした♪
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黒百合お七
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「えー?なんでー?」童話が抱える矛盾を腑に落ちるよう語り直したらこうなった。6つの変奏曲、上質なパロディ。さりげなくシニカルな視線がたまらない。それぞれちょっとづつ人物設定が異なってるから、誰に肩入れするかで好きな作品が分れそう。私は「藁を金に」「ドモヴァイ」「ミズ・ルンペルシュティルツキン」が好き♪
dumpty

王様もですけど、「パパ・ルンペルシュティルツキン」も忘れないでくださいー。リアルすぎ?現実にこんなパパがいそうで怖い(笑)。

05/07 17:52
黒百合お七

きゃーーーー!「パパ・ルンペルシュティルツキン」のパパですか(笑)。妙にリアリティありありのお話でしたよね。クライマックスのあのシーン、笑っちゃいけないところなんでしょうが、ついおかしくってくすくす(笑)。違うって(笑)。そうそう現実にいそうで、あてこすってるところがいいですよね、この作品。

05/07 17:59
3件のコメントを全て見る
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dumpty
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これは完全で良質なパロディ。もっとブラックな話もあってもよかったかなぁ・・と言いながら、私が好きなのは「藁を金に」(笑)。
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太陽
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その名の通り、六つのルンペルシュティルツキンの物語。お伽話の矛盾点から、本当はこうだったのですよ、と6パターンの物語を展開させます。どれも面白かったですけど、個人的にはエルフのルンペルが純情一途で好きですv六話目の図々しい粉屋の娘と呆れながらも紳士な対応をする王様…という話も笑えましたが(笑)ところどころに込められた皮肉もナイスです!
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小瑠璃
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荻原規子さんの「西の善き魔女」を読んで、ルンぺルシュティルツキンが気になる存在になりました。童話を様々に解釈し、6つの物語にまとめたこの本を読めば、いいやつ、わるいやつ、様々なルンペルシュティルツキンに出会えます。きっとお気に入りの解釈が見つかるはず。
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六つのルンペルシュティルツキン物語 (創元ブックランド)評価100感想・レビュー26