kindle unlimitedで読了。500円の価格設定からわかるように内容はさほど厚くはない。著作者は広告関係の仕事に従事しているらしい。いわゆるエンタメ作品の物語作成技法。内容はあくまでも筆者の主張。自説とはいえ『save the catの脚本術』ほど体系的でも整理されているわけでもない。個人的には軽く読んでアニメ等の視聴に役立てるぐらいかな。
プライムリーディング 。面白い物語をフォーマットに沿って作るにはどうしたらよいかという how to が会話形式で綴られています。小説家志望にありがちなのが初めにかっこいい導入文を書いて、キャラクターの設定だけで終わってしまったりというもの。 まずは結末のだいどんでん返しを考えて、そこに行き着くまでのあらすじを考えておいて、そこに話を肉付けしていく。なぜそのようなエピソードが起きたのかということを偶然の連続にしてはならない、必然性が必要。お話を作るのは本当に大変なんだなと改めて感じました。私には無理だ。