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東京ドーン (講談社文庫 は 108-1)

感想・レビュー
69

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タルシル📖ヨムノスキー
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ネタバレ20代後半の男女が抱える悩み苦しみを描く6編の連作短編集。20代後半は仕事でいえば新人から中堅となり、それなりの責任と部下が与えられ重圧を感じ始める頃。ちょうど転職を考え始めるのもこの頃かな。プライベートではそろそろ結婚を意識し始める頃で、友人や同僚の結婚や妊娠の話に焦りを感じ始める時期でもある。確かに自分もやっぱりそうでした。ちょうど家庭を持ち転職したのがこの頃で、守るものができた喜びと、守らなければならないという責任の重さで嬉しいやら悲しいやら。就職で悩んでいる学生諸君は第2話だけでも読んでほしい。
0255文字
みにうさぎ
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プロ野球選手になれなかった話やだんだん強くなっていく女性の話は使い古し感ある。そして東京感が出てたのは碑文谷だけであとはぜーんぜん。
0255文字
くにさん
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今ドキな27歳のリアルが詰め込まれている名作。丁度いろいろな事に悩む年代。周りの成功している人を妬んだり羨んだり時代のせいにしたり、上の世代のせいにしたり、気持ちが痛い程分かる。それぞれの章の人物が少しづつ繋がっている所も面白い。最後に27歳の全員が集っての披露宴のシーンは劇的で結末は読者に委ねる。仲直りして欲しい気持ちもあるし、前章の女性の決断もあるので複雑。読者としては皆に幸せになって欲しいと願って読み終えた。老略男女皆にオススメ特に20代後半の人には是非読んで欲しい一冊。
0255文字
まぁみ
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連作短編集かと思っていたのでがっかり。六つの若者の物語。ラスト二作は連作でした♪世代間ギャップからか、感情移入できない上に、彼等の悩みや境遇や現状にまで引いてしまった。面白いんだが、全体的に暗いんだもの。ドーンって言うからこうもっと賑やかなキレのある物語を期待してしまいました。27歳、何をするにも中途半端な年齢。転機となる年齢でもある。自分自身の27歳を思い出して分起点だったことを思い出しました。感想になってないかな、まいいか。m(*_ _)m
0255文字
seba
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27歳の懊悩。この年頃といえば仮にも社会に出て5年ほどが経過しており、公私共にキャリアプランへ向けまっすぐ突き進んでいく時期だという慣例的なイメージがある。登場人物らはそれを意識するあまり周囲の波に自分だけ乗れていない気がして、今のままで良いのかという感覚をそれぞれに抱いている。けれども、いつだって何かを始めるには遅すぎるということはない。これまでの自分に照らして考えた結果、歳を取ったからといって成長できるとは限らないという結論に至ったとしても構わない。それを抱えながらでも人生を展開させることはできる。
0255文字
flounder2
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ネタバレ6つの短編集。 ①ブラック企業で働くマネージャー気質の彼「新橋ランナウェイ」②やりたいことがないフリーター「北新宿ジュンジョウハ」③彼氏持ちだが幸せにしてくれる男を探す受付嬢「成城ウィキペディエンヌ」④ドラフト指名を断って野球を辞めたエース「十条セカンドライフ」⑤強くなり彼氏が重荷になった里沙「二子玉ニューワールド」⑥理沙とやり直したい耕司「碑文谷フラワーチャイルド」 27歳くらいの迷える時期の話。モヤモヤが残ったのは、彼らが若いと思えたからか。 2023-85
0255文字
れんこ
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通勤途中で読んだ本。少々読みづらく、気も重くなりましたが最後まで。ほっ。
0255文字
めぐちゃん
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☆☆☆
0255文字
バナナカプチーノ
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軽快に楽しくサクッと進む連作短編集。楽しかったです。
0255文字
yukiyuki
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独立した連作だが、最後の2話だけつながっている。心の動きがよく描かれている。
0255文字
チャッピー
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ネタバレ大学を卒業して5年経ち人生の岐路に立った東京に住む27歳男女の話。 男は弱いし、中々腹を括れ無い。 逆に女は覚悟を決めたら強い。過去も消しゴムで消すように忘れて見切りをつけ新しい人生を掴むのも早い。 耕司は幾つになっても子供で女性の成功を喜べ無い構ってちゃんには腹が立った。 修太郎と別れた佳苗も幸せになって欲しい。 後良かったのは、加藤の父親のスピーチで課長を やり込めたのにはスカッとした。
0255文字
きのぴ
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東京に生きる27歳の男女の転換点を描いた短編集。早見さんは「イノセント・デイズ」しか読んだことがなかったけれど、こちらはまた一味違う小説で面白かった。「もう27歳」じゃなくて「まだ27歳」だと思える人と一緒にいたい。私はどちらかと言うと前者だけど、いくつになってもまだ○○歳だと思うようにしたい。かっこ悪くて情けなくてももがきながら生きている登場人物たちに、最後には勇気づけられた。
0255文字
kaikoma
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この年代は仕事だけの時期で、それなりに苦しかったのですが、登場人物たちを見ると、苦しさや苛立ち、戸惑いの質が明らかに違う事が分かります。今の20台の人々の方が、普通に安定的に生きていくのには大変だというのが通例なのだと感じざるを得ません。
0255文字
fukufuku
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27歳の男女の連作短編集。 みんな生意気で、みんなもがいて、みんな必死で、みんな世の中なめてて、みんな苦しいのに楽しそう。
0255文字
じょうき
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名前の出てこない語り手が、ひょっこり別の話で顔を出す。少しずつ繋がっている連作という構成が、まず好みだった。爽やかですっきりする読み応えを期待していると、話によっては、うまくいかないまま終わりを迎え、そうだよな人生そんなに上手くいかないよな、と妙に納得する。上手くいかなくても人生は終わりではなくて、踏ん切りを付けて次に進むというのが、何だかリアルに思えた。結局前に進むしかないし、後悔するくらいならとにかく足掻けってことだよなと、やけくそに近いやる気を感じさせてくれた。
0255文字
はやたろう
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27歳の若者たちが、仕事と恋愛とかの日常の中で悩みながら過ごす物語が、交錯する様々な人の視点で描かれている。
0255文字
シュン
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面白くて1日で読んでしまった。27歳って自分もしんどい時期だった。もっと若い時にこの本と出会っていたかったけど今読めて良かった。
0255文字
terukravitz
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図書館本★★★☆☆
0255文字
晩白柚
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20代の青さが、アラフォーには眩しい話でした。十代にはない、社会と恋愛、今をもがく様はなかなか、泥臭くてよかった。前を向いて進んでいこうとする力を感じる話なので読感良し。ゆるく、キャラがつながっているのも楽しかった。
0255文字
名乗るほどの者ではございま…
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東京で生きる27歳くらいの男女のショートストーリー。 6つの短編の登場人物が繋がり合っており、それぞれのストーリーを紡いでいく感じ。初めての作者さんだったけど、面白く読めた。
0255文字
あめのひ
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「店長がバカすぎて」がすごく面白かったので同じ作者のものを読んでみたけど、こっちはなんかいまいちスッキリ感がなかった。30代手前のモヤモヤを描いた作品だから、そもそもスッキリさせるような作品じゃないのかもだけど、今の気分じゃなかったなー
MILKy

同じく、です✋店長~読んでみたいと思っているところです!!

08/30 20:56
あめのひ

Milkyさま コメントありがとうございます!店長が〜のほうは面白かったですよ!

09/21 16:37
0255文字
MILKy
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【売】コロナ禍59冊目、2020夏休み4冊目。単純に東京が好きってキッカケで読んだ。そんな好きな東京の地名でつけられた6篇でそれはまた連作という形で繋がれている。最後には一周回って宴席で、また表題の意味もラストに明らかとなる。俺、僕、私と各々章では一人称で名を出さずに語られていく。耕司ーその彼女理沙、大輔、真理子、シュウタロウ、明雄…相関図書きたくなるけど(笑)27という仕事、結婚、恋人、将来…と大いに悩める時期の話。自身についてもこのままでいることにギモンを持ち初めての転職を経験する時期だったと振替る
MILKy

楽しい⤴明るい⤴一辺倒~という感じではなく、イロイロ各々が思い悩むことが描写されている作品。

08/15 17:28
0255文字
こた
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繋がる短編集。周囲との違いに悩む27歳。自分もそうだけど、男は虚栄心が強いよね。端から見るとみっともないよなぁ。
0255文字
にがむし
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ネタバレ数年前、カバー表紙とタイトルから衝動買いした一冊ですが、のめり込むように読んでしまいました。 まず、各短編の主人公たちがこの複雑な現代社会で苦しむ様子が如実に描写されています。感情移入してしまい、自分まで辛くなってしまいました。ストーリーは予想だにしない展開で、ひとえに楽しめます。 それから、各短編の登場人物が違う話にも登場するのですが、全く違った印象で描かれており、その技法は秀逸です。人間の評価は場面によって大きく変わるということを再認識してしまいました。
0255文字
こゆび
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短編集。焦って、諦めて、踏み出すことも引き返すこともできなくなったのはいつからだ。楽しいことよりも苦しいことが増えたのはどうしてだ。27歳。過去も未来も逃げ道ではなくなって、今に目をつぶることができなくなった男女それぞれの物語。焦って、諦めて、終わるのか。足掻いて、抗って、まだ終わりじゃない。
こゆび

ちーたん、ありがとう♡ただいまー!

04/15 23:28
こゆび

マグさん、知らなかった笑。かずまさ!覚えた!笑。

04/15 23:32
3件のコメントを全て見る
0255文字
kireshoka
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ネタバレさらっと楽しく読めた。印象に残ったところは、加藤くんの父親が披露宴でかましたスピーチの部分で、とても 良かった。
0255文字
どん
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東京に暮らす27才の男女6人。一人ひとりが主人公の短編6篇。 みんな少しずつリンクし合って、特に最後の元恋人同士二人は、どっちの目線から見ると、これだけ話が違ってくるんだという実感! それにしても、男は情けないなぁ😰
0255文字
TAKA
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男としてはちょっと生々しかったかなあ。男が情けなかったけども男ってこんなもんなんですよ。見栄はりたいし虚勢はりたいし劣等感が強い生き物なんです。繋がりがごちゃごちゃしてページを元に戻す時もあるけど面白かったです。もう一度読み返せばもっと面白く感じるかな。虚しさも必要だと思う。
0255文字
カー子
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おもしろかったけど、関係性がごっちゃになってスッキリしませんでした。再読します🙋
0255文字
ぱん
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ネタバレタイトルの明るいイメージとは裏腹に、基本的にはみんなネガティブから始まる話でした。最終的には解決法が 見つかって元気になります。世間一般に抱えやすい悩みにフォーカスしたお悩み解決系小説でした。 自分の気持ちを優先する、井の中の蛙にならない、いらない執着心は捨てるなどなど。
0255文字
515kent515kent
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ネタバレ最後の終わり方が僕は好き! 少し長々と読みましたが、面白い作品でした。
0255文字
パンダプー
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面白かった。この作者男性ですよね。 飛鳥井 千砂さんの作品みたいな雰囲気の連作中編集でした。今度、就職氷河期に就職活動がうまくいかなかった人を国が支援するらしいけど、この作品の人たちはまさに、その世代なのかな? みなもがいて頑張っている感じが、スーッとしみました。
0255文字
なつみかん
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けっこう、生々しく感じる短編集だった。
0255文字
Happy
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20代後半の若者たちの物語で丁度うちの末っ子と同じ世代だから世代間ギャップが大きくて。話がリンクしてたみたいなんだけど、暑い中ボーっとした頭で読んでたから関係性がごちゃごちゃになりながらもまぁ支障なく読めた。若い世代もそれなりに大変ね。中半頃の話でIT企業の面接を受けた主人公が準備不足でたたって面接官に論破されるところを読んで、末っ子もIT関連会社を受けたので「ひえ~」っと思ったけど、うちの子はちゃんと対策してったから大丈夫だったそう。東京もなんだかんだと暮らしにくそう・・・
0255文字
mitsu
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若い人たちの悩み?が弱いつながりの6人の短編集で語られる内容で、読み始めはちょっとじれったい感じなどもありましたが最後の話で上手く前向きにまとまった感じで悪くないと思います。ただ少し読者を選ぶかもしれないです。
0255文字
ともた
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リンクする短編6話  20代半ばの なんだかパッとしないと漠然と生活している人たちの物語 最後にみんなの相関図がつながったけど、タイトルのド~ンは無理やり感 でも面白かったです
0255文字
りみ。
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20代は、第二の思春期だと思う。自分って何だろう、何者なんだろう。思春期の頃に感じていた想いが、大人になったとたん再び溢れてくる。それもあの頃よりもずっと現実味を帯びているぶんタチが悪い。 登場人物たちは、自分であり、友人であり、恋人だ。どこを見ても、この人知ってる、と思う。そんな登場人物たちを見守る作者の優しさが読後感として流れてきて、泣きそうになった。今、20代が読むべき作品の一つだと思う。
0255文字
わさび
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今まさにこの年代の私にとって、本当に身近な悩みが詰まった一冊でした。周りがどんどん人生の新しいステージに進んでしまうから、何も変われていない自分にすごく焦ってしまうし、置いてきぼりで寂しい気持ちになる。変わりたい!恋がしたい!結婚したい!この本を読んで、その気持ちに拍車がかかりました。
0255文字
Key
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はじめはよくある連作短編集だと思っていた。読了してからは、良い作品だったなあと思う。各短編の話が大変リアルであり、仕事・結婚・嫉妬等アラサーの悩みの代表格達を東京の街をテーマに親しみやすいストーリーで描いている。そうそう、東京って金とステータスの話からは中々離れられない。作者は男性の筈だが、女性の心理描写が細かくて適切だと感じた。他の作品も読んでみたい。
0255文字
えりこんぐ
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ゆるく繋がる連作短編集。途中でこんがらがるので相関図がほしいくらい。就職、転職、結婚、恋愛etc..27歳は迷う事だらけ。その時は焦るけど、過ぎてみれば「まだ」27歳! 焦る事ないって自然に思えるのに。とりあえず、自分から別れを切り出しときながら粘るような男は嫌だ。
0255文字
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