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佐藤一斎『重職心得箇条』を読む

感想・レビュー
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ともふく
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ネタバレ安岡先生による講義録。江戸時代の儒者、佐藤一斎の心得箇条は、今でも全く古びないことには驚き。組織を束ねる上でのリーダーの本質は変わらないからだろう。自分にとっては、部下の方から話しやすいというだけではダメで、これからは威厳を身につけなければいけないということを反省事項としたい。また、変えるべきことは陋習として変え、変えてはいけない本質は家系の法として変えてはダメだという教訓は、組織の信念を貫く上で重要だ。参考にしたい。
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もなこ
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ネタバレ100頁もない本なのに、重みが半端ない本。江戸時代の書を昭和50年代に安岡先生が講義・解説されたものが掲載され、巻末には条文と一対一の口語訳が集録されています。口語訳すら読むのが大変。でもいい本ですね。口語訳を一部抜粋。「もし、自分に部下の考えより良いものがあっても、さして害のない場合には、部下の考えを用いる方が良い。部下を引き立てて、気持ち良く積極的に仕事に取り組めるようにして働かせるのが重要な職務である。」
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日々是ご機嫌
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ネタバレ4月から従業員2,500人規模の会社の取締役に就任することになった。このタイミングで通読したことに意義はあった。「時世につれて動かすべきを動かす」、「手数を省く事肝要」など指針としたい名言多い。「部下より良い意見を持っていてもさして害のない場合には部下の意見を取れ」というのは意外だが大切。「平生嫌ひな人を能く用いると云う事こそ手際なり。此工夫あるべし」も肝に命じたい。有名な「知識・見識・胆識」見識という判断力、胆識という行動力。この行動力は私の最も大事にしたい所。何度でも振り返りたい大切な本である。
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マコ太郎
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2度目の通読。今年48才になったが、年齢を重ねるにつれ心に沁みる。
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ぽった
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なるほどと思える部分も多いが、講義の筆録は読みにくい。
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ぎちお
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まとめ ①大局的な視点を持ち、寛容さと大きな度量を兼ね備え、どっしりと構える。 ②仕事ができなくとも、気に入らなくとも、部下を信用し、仕事を任せ、同僚間でバランスを取り、褒めるべきは褒め、指導すべきは指導し、気持ちよく能力が発揮できる環境を整える。 ③課題の重要度と緊急度をよくわきまえ、自分の意見を持ちつつ、先例と比較したり、メンバーと情報共有をよく行い、人の意見によく耳を傾けながら、公平に判断をする。 ④時代の流れに逆らわず、守るべきところは守る信念と、変えるべきところは変えてく柔軟さを持ち合わせる。
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金吾
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◎佐藤一斎は言志四録しか知りませんでしたので、この本で他の著作を知れたのは良かったです。文章としては短いですが中身は東洋的大人はどのようなものかを具体的にイメージさせるものであり面白かったです。
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nocturne2015
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完結にして明瞭。
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関東のカササギ
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期待外れでした。中国古典なり、リーダーの本を読むなりしたほうが得るものが何十倍も多いと自分は思いました。解説も申し訳程度で大して中身がなく、巻末の口語訳で十分じゃないかという印象です。
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にいたけ
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ネタバレ読書会課題本。とても薄く読むの楽勝と思っていたが内容は濃密。人の上に立つ人が心得ておかなければならないことが17条憲法になぞられ17にまとめられている。自分が今の職場を去るにあたり、この要約を部下に贈った。引継ぎはこれでいいんじゃないかと思える程素晴らしかった。後は実践あるのみ。それが大変なのだが( ⌯᷄௰⌯᷅ )
東谷くまみ

そうなんですね!なんだか最近忙しそうだなぁと思っていたらそういうことか!まさか、ご定年?と勝手に…ごめんなさいm(;∇;)mにいたけさんって実用書のレビューを読むと後輩思いなんだなぁ、といつも思います☺️そしてかけてくれる言葉もいつも温かい🥰新しい部署での奮闘、応援しています‼️

02/01 13:09
にいたけ

まだ定年ではないですよ。定年までのひと仕事ですけどねー。後輩思いなのか心配性なのかわかりませんけどね。(⸝⸝ˊ࿀ˋ⸝⸝)

02/01 13:12
4件のコメントを全て見る
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99trough99
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十七条は、実に大切なことばかりで、いつも手元において折に触れて開こう、と感じる本でした。 多くの管理職にとって耳の痛い項目(いわく、慣習に振り回されるな、いわく、細かいことまで上がやっちゃうから上の仕事が増えて重要なことに腰を据えて取り組めず、あげく「忙しい、忙しい」って言っちゃうんだぞ、など)が多いと思いますが、これを、耳に痛くなく受け入れる度量こそ重要なのでしょう。
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おやおや
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「省」という字には少なくとも二つの大事な意味がある。一つは省みるということ、もう一つは省くということです。反省し、省みることによつて、不要なこと、むだなことを省いていく、これが「省」という字の逸してはならない二つの大事な意味です。(p.63-64)佐藤一斎が美濃岩村藩の為に作成した十七条憲法「重職心得箇条」を安岡正篤が講義した時の講義録。物凄く読みやすい薄い本ですが、そんじょそこらのハウツー本よりわかりやすい! 冒頭に引用したように私はこれまで反省で終わる事多いから、その後を心得ようと思う。
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とみやん📖
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十七条というと、聖徳太子を思い出すが、これもそうとは。短い中にも、なるほどと思わせるところがあって、心掛けて、活かしていきたい。安岡先生がしてきするところの活学。
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がんちゃん
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頭取から贈って頂きました。
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ぽつお
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自分で何でも決めたくなる気持ちを抑えて、「さして害のない事はそれぞれの役目の者のいう事を用いたほうが良い」(p.34)、「こういうふうに任せて使うことができないと、重職は自然と忙しくなる」(p.53)。 自分の思うことが一番正しい、自分が全部決定すればいい、と思ってしまうたちなので、注意したいと思う。
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ななつ
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包容と釣合、抑揚。発揚歓欣の心を持たす。
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久恒啓一
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佐藤一斎が、自藩の巌邑藩の重職のために書いた心得「重職心得箇条」が実にいい。私自身の心に響いたところ、自分が及ばないところを抜き出して戒めとしたい。1.重職と申すは、家国の大事を取計べき職にして、此重の字を取失い、軽々しきはあしく候。、、些末を省く時は、自然と大事抜目あるべからず。斯の如くして大臣の名に叶うべし。4.、、先ず今此事を処するに、斯様斯様あるべしと自案を付け、時宜を考えて然る後例格を検し、今日に引合すべし。、、自案と云うもの無しに、先ず例格より入るは、当今役人の通病なり。
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マコ太郎
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今年の春から40人の組織を率いる上位職に初めてなり、悩みが頂点に達した時に巡り会えました。全てが心にしみて、納得感が高いです。気に入ったところはノートに書き写しています。くだらないハウツー本の100倍ためになります。
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コサトン@自反尽己
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なかなか近くの書店には無く、図書館にて借りてきた。今作は、江戸時代の儒学者である佐藤一斎の書を、安岡師が解説したもの。重職ということで、基本的に語られていることは現代に置き換えるならば管理職以上の人向けの心得書、といえる。今現在の私の立場からすると直接関係してくることはやや少なかったが、上に立つものではなくとも、心構えを知り、その気概をもって事にあたらなければ、人間的成長はない。今回だけに留まることなく折を見て再読したい古典の1つである。
不易流行

これも名著ですね!実践は容易ではありませんが…。

03/22 22:34
コサトン@自反尽己

確かに容易ではないですよね(^^; 本自体は半日足らずで読めますが。

03/22 22:45
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AZALEA
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★★★★★
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たっつん
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江戸後期の儒学者・佐藤一斎が出身地・岩村藩のために選定した十七条の憲法「重職心得箇条」について、安岡正篤先生が解説したもの。以前読んだ本に引用されていたのでチャレンジしたが、やはり一度読んだだけでは「なるほど~」で終わってしまう。何度も読み返すことで味が分かってくるんだろうな。また、読むときの自分の置かれた状況によっても印象が変わるのだと思う。常に側に置いておくべし。
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月照彦
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感慨深くなるほどと思わせる。私心を無くさせる一服の清涼剤。人の上に立つ立場にある人には読んでおくべき本。
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Shintaro  Moritake
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30分で読める。スゲー良いビジネス書。古典だけど。仕事で行き詰まったり、心が狭くなったなぁーとかいう時に読むと吉。折りに触れて読み返してます。
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うれしの
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折にふれて読み返さないと身につきませんね。
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stk41413
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シンプルすぎて実感しにくいところもある。時間をかけると、じわじわと分かってくるのかもしれない。
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不易流行
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この本と出会えたのは、小泉純一郎首相(当時)のおかげです。いや、田中眞紀子外相(当時)のおかげかな?
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