感想・レビュー
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ワンピースからはじまって、夏目漱石や江戸川乱歩、谷崎潤一郎、宮沢賢治などの著名作家の文学を各作家の人生をたどりつつ、著者独自の観点で学生向けに分かりやすく解釈する。タイトルというより、サブタイトルの本と深い仲になってみた人の話と言う感じであった。

ナイス ★2

コメント(0)2024/11/06

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文学の雑学本

ナイス ★4

コメント(0)2021/02/16

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高校生へ向けた読書のススメ的な本。興味深く読めたが、宮沢賢治から童話を扱った講義のところは、ここだけ著者さんの熱量がちょっと上がってる感じ。それが自分にはちょっと合わなかったかな。それ以外はサラサラ読めて面白かった。

ナイス ★2

コメント(0)2020/02/19

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ｚ会のホームページに連載していたものを書籍化したようです。なので文章も難しくなく通勤中に楽しく読んだ。谷崎潤一郎と宮沢賢治の解説が良かった。

ナイス ★8

コメント(0)2019/04/17

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ネタバレ若い人向けの文学入門エッセーみたいな本。本文は砕けて書かれているが、随所で目から鱗が落ちた。出だしがマンガの『ワンピース』の紹介で始まるのだが、早速読みたくなってしまった(でも、ものすごくたくさん出てるんですよね...)。以前クローズアップ現代でも紹介されていたので、やっぱ時代に合ったものなのだろうと思った。他には、落語、翻案小説、谷崎潤一郎の本性、イタリア文学『クオーレ』などが印象に残ったが、ピカイチは宮沢賢治は「宗教そのもの」というくだり。ともかく、もっともっと本を読みたくなりました。

ナイス ★3

コメント(0)2019/04/05

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楽しい文学史の脱線授業を聞いているよう！こんな先生の授業だと楽しいけどテストに出ないんだよねーって感じの?大岡先生のほかの本も借りてきましたー

ナイス ★6

コメント(0)2018/03/06

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芥川賞作家が、高校生向けのサイトでの連載をまとめたもの。あの「ONE PIECE」からシュリーマンの「古代への情熱」まで古今東西の名作をぶったぎります。親に愛されなかった漱石の本音が見える「坊っちゃん」、正真正銘のヘンタイ谷崎や川端、元祖超訳の「岩窟王」、宗教家賢治、マザコンのスタンダール、時代にあわせて改竄された童話「母をたずねて3000里」等々興味深かった。

ナイス ★35

コメント(0)2016/07/03

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Z会（なつかしや）のサイトで連載してたものの新書化とのこと。それでこの口調なのか。不屈に生きられるかは知らねども、自分が本を読むときの姿勢を考え直す。ここではないどこかの誰か、というのはキーワードだ。

ナイス ★2

コメント(0)2016/06/11

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『ONE PIECE』からスタートして、縦横無尽に文学を数珠つなぎしていく手際がとても鮮やかで心地よいです。とりわけ乱歩～谷崎～賢治の流れが良かった。若い人向けの講義だから、あえて軽めの語り口にしてるんだろうけど、ちょっとサムいおじさん先生風の雰囲気を醸し出しているのが、妙にリアルで可笑しかった。

ナイス ★3

コメント(0)2016/05/26

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いやあ！面白かった‼️ 眼からウロコの解説書。講義は、「ワンピース」から入って多岐にわたる。本と深い仲になっているかしら、私は。他者を生き・他者を想像することができているのだろうか？

ナイス ★8

コメント(0)2016/05/12

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まっとうな文学論・評論ではないが、アマチュアには薦められるブックガイドになっています。

ナイス ★2

コメント(0)2016/05/08

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　「不屈に生きるため」と言うよりは「読書をより楽しむため」という感じで楽しく読めました。一度読んだ本でも、他の人の解釈や感じ方にふれ、その作品に対する見方が変わってくるということは、愉快な体験です。夏目漱石や谷崎潤一郎、宮沢賢治など、もう一度じっくり読もうかなという気持ちにさせられました。

同感です‼️

05/12 19:59

ありがとうございます（＾▽＾）

05/12 22:43

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最初の第１講が、漫画のワンピースから始まるくらいだから、決して、教科書的な文学講義ではないのはわかるが、20講＋５つの補講で、本好きの大岡さんの他愛ないお喋りに付き合わされたような著作である。それにしても、少しレベルが低すぎやしないか。ただお喋りを書き流すのではなく、もう少し、｢本｣として、しっかり作り込んでほしいと思う。唯一、漱石の｢坊ちゃん｣で最も大切な登場人物が「清」であるという指摘は鋭い。漱石が母親に「あなたは、僕のことほんとに愛して死んだんですか」と問い続けた答えとして、「清」の無償の愛がある。

ナイス ★5

コメント(0)2016/04/12

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