形式:文庫
出版社:早川書房
宇宙空間での生存戦略としてロシア人はスーツ(あらゆる必要を満たす精巧なマシン)を使い、日本人は自身を〝サイボーグ化”した。サイボーグ社会の精神は 日本文化のある一面から精神的に派生、それはヤクーザ(ギャング)とボンズ(坊主。宗教的な司祭)で…と、!!?となる記述も。展開もかなり面白く、楽しめました。解説をつとめる中島かずきが、『天元突破グレンラガン』も『キルラキル』も、この作品がなければ生まれなかったと書いているので両作品もいずれ視聴したいです(グレンラガンは、スパロボでストーリーを知っている程度)
日本のソビエトが未来文明の原型になってるってのも二十世紀のSFだなあって印象。あと『時間衝突』でも感じたが、かなり差別主義的なドクズが文化相対主義を笑い飛ばすような発言をしまくる作品という面もあり、皮肉的に書いてるのかと前は思ってたが今作では特にお咎めもなしだし素でやってるのかなと思った。
イだけを隠し持ち、自分の家で栽培して自分だけのフラショナール・スーツを作ることを心に秘めているところで物語は終わる。聖衣というくらいだからなにか聖遺物のようなものを想像していたが、象徴となる存在は出てこなかった。アクションがみたいならアクションSFと銘打つものじゃないとダメなんだろうな。基本的に頭のいいSF作家達に血沸き肉踊る大エンターテイメントを求めちゃいけない。あくまで勉強のつもりで読まないと。でもそうなってくるとあんまり楽しめないからなぁ。墜落したカエアン船とかサイボーグとか掘り下げた方が面白くなる
と思ったところが悉くスルーされてしまった。もう一回読み直すのは辛いなぁ。
むかーし昔、30年近く昔。読んだけど、殆ど内容を覚えて無いザル頭😢 でも、「カエアン」と聞くと何故だかカンガルーが頭の中で飛びはねます。 新訳出てたんですね!知りませんでした。この機会にちゃんと読み直そうかな?書棚の何処かにあるんですがね昔のヤツが…………🤭 「キルラキル」名前しか知りませんが、衣装が関係あるんです?
意思を持ったセーラー服を着たJKが、着る者に超常能力を与える学生服軍団と戦う学園バトルアニメです。その制服の秘密「生命繊維」は実は…という、まんま「カエアンの聖衣」が元ネタ。ノリと勢いと展開の速さが売りで、好みが分かれますが、かなり流行りましたし、自分は好きですね
続 → )しまうくらいページを捲る手が止まりませんでした🌱 読むびっくり箱。 あと、40年前の英国人から見た日本人のイメージの一側面ってこうだったの、っていうのが酷すぎてなんかもう逆にカッコよくね?くらいの酷さで笑ってしまった...ヤクザ坊主...
キルラキルだったかも
積読がなかなか減らない。。
積読とは減るもんじゃないですね…増えるのみ。先にアシモフ読まなきゃ…
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