形式:Kindle版
出版社:尋牛書房
語り手の正気と狂気が少しずつグチャグチャになっていく様子が最高な王道COC『ラブクラフト症候群』からの、ルルイエ発見の前後による正気と狂気の入れ替わりを描いた『狂気の定義』の流れは非常に流れが秀逸で読み心地が良かった。 だからこそ『フルートソリスト』『インスマス・キャロル』が普通のクトゥルフ小説だったのは少し残念。でもショゴス視点はシュールな狂気を感じて単体では割と好き。 なにより『終幕:私たちの世界』の締めが最高すぎて、終わりよければ全てよし。
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語り手の正気と狂気が少しずつグチャグチャになっていく様子が最高な王道COC『ラブクラフト症候群』からの、ルルイエ発見の前後による正気と狂気の入れ替わりを描いた『狂気の定義』の流れは非常に流れが秀逸で読み心地が良かった。 だからこそ『フルートソリスト』『インスマス・キャロル』が普通のクトゥルフ小説だったのは少し残念。でもショゴス視点はシュールな狂気を感じて単体では割と好き。 なにより『終幕:私たちの世界』の締めが最高すぎて、終わりよければ全てよし。