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神様が殺してくれる Dieu aime Lion (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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キナコ
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タイトル買いした一冊。BL要素も少しあるため苦手なひとは注意。あまりにも美しすぎるがゆえの悲恋だろうな。『神が殺した』という発言の意味とは。男女の関係性に違和感がないとわからなかった。解決編で違和感が解決。今作品では各国の同性愛への偏見や差別も書かれており、考えさせられたな。
0255文字
アキノユ
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久しぶりの森博嗣さん。淡々としながら、どうなるんだろう、というワクワク感がありました。結論は、そうきたかー!という感じ(笑)
0255文字
Porco
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珍しいシリーズ外作品。アンドロギュノスの美貌を持つ青年リオン・シャレットを追うインターポールのレナルドの追跡劇。彼の目線で語られる本作で重要な要素をしめている性別というものと同様に、作者が意図して曖昧にした結末だったが中々に美しいものだった。
0255文字
神太郎
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久々のシリーズ外作品。淡々としたリズムで語られる。美しきリオンの行く先々で起こる殺人。主人公はリオンを追いつつ事件の真相を探ってく。森さん、また多重人格とか持ち出すのかい?どうなんだい?とか色々考えつつ、最後は驚天動地!今回はそう来ますかぁ〜。なんか所々たどたどしさがあったけれどもこれは主人公が描いた手記という体裁だったのだ。そしてそれを上回る事件の真相!今の時代を意識したようなキャラ造形。サスペンス好きには刺さる作品だ。
0255文字
L_apis
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めちゃめちゃ面白かった!!淡々と事件だけが増えていって、どうやって収集するのかな?と思ったら……。好きな雰囲気だった。語り部が淡々としてるからか光景が流れるようでモノクロ映画を観てるみたいなのに、ただ一人、リオンだけが色を持っているようだった。読み慣れない作家さんだなぁと読まないままにしなくてよかった。
0255文字
ぽんぽこ仮面
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★★★☆☆
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りせ
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ネタバレどうやら私は叙述トリックが好きだな! 自分を支配して、とびきり重い愛をくれて、そして、自分も愛している神様。でも神様は、自分が自由になることを許してくれない。そんな風に思われるってどういうことなんだろう?人に対して神様だって本気で感じたことないから、どういう思考回路でそうなるのかが本当に不思議。 ミシェルはどういう気持ちだった?自分はリオンにとっては身代わりのようなもの、レナルドにとっても身代わりのようなもの?ミシェル自身が愛されたかったが故の行動?想像のしがいがある余白の残された作品だった。森博嗣らしい
0255文字
水
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五年以上ぶりの再読。読了後の衝撃以外の殆ど全てを忘れた状態で読めたので、新鮮に全ての語りを追うことができて本当に良かった。pp.184-188、このあたりだけ、差し掛かった瞬間に「あ、ここ、!」と、内容よりも先に初読時の感動を思い出して背筋が震えた。「細かい星が、闇にこぼれ落ちるのを見た。」(p.187)やはりこの一文が印象的すぎる。「だいぶ以前にした質問と同じだった。ずっと遠くの宇宙へ発する電波みたいに。」(p.187)このあたり、記録譚としては“必要以上”に感情的で浮いていて、滅茶滅茶になるほど好き。
水

この「だいぶ以前にした質問と同じだった。」ってところ、時間的経過を考えれば全く“だいぶ以前”ではないの、それでも、レナルド・アンペール、彼にとっては“だいぶ以前”の発話だった、そういう極めて主観的な時間の歪みを丁寧に精確に、しかしわかり易く、美しさを損なうことすらなく描く森博嗣が好きすぎる。

05/05 12:37
0255文字
川原 健太郎
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24-4/3
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みぃすけ
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久々に森さんのノンシリーズ物を読んだので、ちゃんとすっきり事件が解決したことに感動。終始淡々と語られていると思っていたら終盤に怒涛の展開で、そういうことだったの!?と驚きつつなんかちょっとズルい気も。まあでもレナルドの手記なんだからしょうがないか。
0255文字
ぽつこ
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ネタバレ【★3】アクロイド殺しかな?と予想するも、主人公の語りでその単純な予想をバッサリいってくれる。しかし最後はやっぱりアクロイド殺しだったかと思わせどんでん返し。でも犯人の種明かしはちょっとズルいかなとも思いつつ、文章が妖艶で世界観としてはありかなとも思わせる。
0255文字
やいとや
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森博嗣作品としては珍しく、ミステリとしての結構が整った作品、と思ったら過去の漫画作品のノベライズ(というのか何なのか)との事で、凝っているのはそれでか、とか思ったり。登場人物多数、様々な国を跨いでの展開だが静謐な印象は如何にも森。「手記の限界」をラストのパラグラフで提示するのはズルくね?とも思ったが、解説を読んでぶっ飛んだ。流石は萩尾望都、としか言い様のない深い読解で、レナルドが「曖昧にせざるを得なかった部分」を鮮やかに剔抉してみせたのは感嘆しかなかった。名探偵の謎の解明もかくや、という展開は圧巻。
0255文字
な
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ネタバレうーん。最後の最後で「一卵性双生児」っていうのはズルくないか?
0255文字
yuui
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なんかタイトルは見たことあるなーと思ったんさな🤭 内容全く覚えてなくて森先生、大どんでん返しじゃないですか😳 誰なん誰なんと思とったけどまさかの‥‥ 悲しいけど面白かったです🤗 これはレナルドが完璧悪いでしょ🙃
0255文字
柳里
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ネタバレレナルドの手記という形を取っているので犯人の意図など結末としてはやや消化不良に終わった感はあったけど、萩尾望都氏の解説を読んで謎だった部分がようやくしっくりきた。ミシェルがリオンに抱いていたのは嫉妬や憎悪じゃなく、彼に恋をして、自己の新たな性を目覚めさせるきっかけになったという見解もドラマチックで面白い。最初にリオンがレナルドの名前を出した時点でミシェルの可能性に思い至りそうな気はするけど、もしかしたらずっとそこに気付きながらもレナルド自身があえて目を逸らしてきたのかもしれない。ラストが良い。
0255文字
Katsuhito Shimizu
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久しぶりにS&Mシリーズを読み返してたので、森博嗣つながりで積ん読になってた本作を読んでみることに 予想どおり全く違う味の作品! S&Mのようにユニークな(ぶっとんだ?)キャラがはちゃめちゃやる感じではなく、比較的まともな人たちが登場するし、ミステリーとしても上手くまとまってる印象 登場人物は多くないし、犯人になりうる人は限られるからわりと推理しやすいけど、トリック(?)までは分からんから、「そう来たかー」って感じやった
0255文字
てゃ
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ネタバレすごいすごいすごいすごいすごいよかった 最後のどんでん返しが凄まじいのもそうなんですけれど、個人的ににはレナルドがどんどんリオンに惹かれる様子がマジマジでわかって毎回やめろ…と思いながら読んでいました リオンはレナルドのことをどう思っていたのか、片割れであるミシェルがどんな気持ちでいたのか、全ての真相がわからないまま終わるんですけど、手記という方法を取っているからできることだな……となった
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えみゅこ 
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ネタバレ久しぶりに森さんの作品を読んだ。これは他とは違いなんとな~~く外国の作家さんが書いたものを翻訳した風な文章。話の中心には世にも稀な美しい男。彼を中心に連続殺人事件が起きる。 私はちょっと合わなかった。ラストまで絶対に気づかない犯人。「えええ~~?」 いや、えええ?でしょ。キレイで美しいけれども。それには逆らえないけれども。まあ誰がって言ったらあなたが悪いわね、って思う。
0255文字
月影ノ野薔薇
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ネタバレいや、結局同性愛的な感じなの好き。 まぁこれを同性愛なんてちゃちな言い方をする方が間違ってるんだと思うんだけど、リオンとレナルド幸せになってくれ…
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有栖
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ネタバレ初めて森さん作品を読みました。他の作品は分かりませんが、この作品はあんまり合わなかったかな。外国人がキャラクターなので覚えづらいのと、LGBT的なことが核のところかと思いますが、彼と彼女を表すのがぶれすぎて、アレこいつ男じゃなかったっけ?みたいな。単なる女装と、女性でありたいのは別の話だと思うので、そこで彼なのか彼女なのかブレるとよくわからない。真相も、意外性飛んではいたけどノーヒントすぎて盛り上がりにかける。個人的にはそんな印象。もう2冊買ってますが、そっちは合うかなぁ《2023年162冊目》
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かんのん
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同人誌時代に読んでいた頃は、 難しくてさっぱりだった。 ただ、印象的な“絵柄”とストーリーに惹かれていた。 「これは素敵な作品でした」 そんな感想を聞いて、取り寄せて読んでみました。 結論は、 『そういう事だったのね!』 これにつきました(苦笑) 萩尾望都の解説が素晴らしいです。 これ読むためだけに読んでもいいくらいです。 印象としては、同人誌の方が、より謎が深い感じ。 そして、空気感もより強いです。 成人となり婆となった現在も 『彼が生きているだけで僕は幸せだ』 この言葉が、全てだと感じています。
0255文字
titilogy1739
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面白かった。一風変わっていて、最後は美しく。
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The lost FRIGATE
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〈★★★★☆〉耽美系。後半怒涛の展開だった。
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まぁみ
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ノンシリーズ作品。設定、展開、ラスト全てが美しい。時代に先駆けた内容なので、今こそ、今だからこそ、未読の方々に強くおすすめしたい。「悲しまないで死ぬよりも、生きて悲しみを感じられる方が、ずっと幸せです。命というものは、貴方だけのものではありません。神から授かったものなのですよ。」リオンただ一人のために書かれた本書、素敵な愛だねぇ。(犯人は早い段階で気付いたよ✌️)
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うーこ
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ネタバレ神様が殺した。その神の名前が、レナルド・アンパールだと…パリでの殺人事件で始まり…大学の寮で同室だった美しい人=リオン・ジャレット。リオンの発言で在籍した大学のジャカール教授からやっと僕に辿り着く。その後殺人事件が各国で起こり、誰が⁇と読み進められた。僕は男性、妻=ミシェルは女性と思って読んでいたが、⁇。性の多様性かなぁ?リオンは僕と同室だったから男性。しかし…結果的に本人達もこれに振り回される。解説にあったアンドロギュヌスを知る機会になった。ジャカール教授は何故この事件に詳しいのか?再読したい。
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ひっさん
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大学時代、“私”レナルドの前に現れた人物リオン。あまりに美しく、誰もが惹かれる容姿を備えている。そして、彼の周りで立て続けに発生する殺人事件。ベルギー、フランス、イタリア、ドイツの事件現場で彼は縛られて発見される。リオンの証言は「神様がやった。神様の名はレナルド。」だった…。神を怖れることは、同時に神を信じ、神を愛していること。愛するということ、自分を、相手を信じることが大切だと思った。
0255文字
沙織
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フランス、イタリア、ドイツ、台湾、日本・・・ 目まぐるしく動き、謎が謎を呼ぶスリリングな展開。 それでも、どこか優しく、美しい世界の話に思えるのは、森先生独特の文体でしょう。 感情的にならない美しい言葉遣い。 未だかつて読んだことがない、とても美しいラストでした。
0255文字
なつくさ
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ネタバレノンシリーズもの。森さんらしいアクロバティックな真相でした。トーマの心臓を読んだからかもしれない。第一印象としては萩尾さんをリスペクトした作品なのかなと思いました。そして解説は萩尾さん。やっぱりな、とにやり。萩尾さんの解説を読んで成る程と思いました。僕は愛してるが故に遠ざけようとした、だが、それが結局、逆効果だった。だから…と思ったのですが、萩尾さんの考えの方がすっきりするな。しかし、愛とは一体何だろう。近くにあるけれど手を伸ばせばそこにはないものかもしれない。それとも、そこに愛はあるんか?
0255文字
S@YOPECO
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ネタバレ登場人物の名前が覚えにくかった〜( •̀ㅁ•́;)相変わらずの森ワールドは健在で、最後はさすがのどんでん返し!いつもの、どうして気付かなかったんだ!!!感が爽快でした。
0255文字
あい
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読んでいる数日間は、机の上に置いていたのでよく表紙の人と目があって怖かった。内容は、かなり奇抜でした。解説が素晴らしかったです。
0255文字
bayashi
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たぶんサスペンス。淡々と進む捜査は割とワクワクしたけども。。これまたちょっと時代を先読みした要素と、そうなんだっていう事実。考えたこともなかった。
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おしょたま
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0255文字
じん
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森博嗣ノンシリーズ読了。珍しく海外を中心としたお話。主にヨーロッパが舞台でお話が展開する。人名が聞き慣れてないせいか中々読むのに苦労した。サッカー好きなため地名は混乱することなく事件と結び付けられた。最後が驚愕の終わり方をしてびっくりした。人間とは何か?個人の違いとは何か?ということを考えさせられた。最後の解説でわかりやすく物語を解きほぐしていただいてるので、解説まで読むことをお勧めする。
0255文字
poison mind
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ネタバレうわ、解説が萩尾望都先生だわ!本編で少し「???」となった私の思考を萩尾先生が優しく紐解いてくれた。森先生の本編と萩尾先生の解説で1つの作品。
0255文字
小春日和は秋
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シリーズ物じゃない森博嗣さん。久しぶりだけど面白かったです。真犯人が意外な人でした。
0255文字
みや
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☆☆☆
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ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
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森博嗣さんには他の作家と違い、色んな引出しがあるようだ。ある作家は、男の理念、生き様を描くし、またある作家は、武士道を中心に描く。森さんは、現在の設定が多いと思うが、主人公が大学の助教授の師弟コンビだったり、気儘な探偵だったり、今回のようにフランス人であったりする。また、外国人を主人公にして、展開の場も外国と来ている。今迄の推理物、ハードボイルド系、警察物と一寸違って面白い。 ただ、最後の終わり方は、衝撃的だった。【4.6】
0255文字
barcarola
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このところ読んだ森さんの作品の中では珍しく(?)犯人探しを楽しむことができた。連続殺人事件なのだが、描かれているのは恐怖ではない。
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