形式:単行本
出版社:祥伝社
小さな弁護士事務所の奮闘を描く感涙作!その小さな法律事務所は、冬の陽だまりのようでした。誠実に依頼人に寄り添う弁護士の芳川有仁。彼を支えるシングルマザーの事務員・沢井涼子。やれるだけのことはやったか――それが二人の合い言葉。依頼人が、ほんの少し、気持ちを楽にして元の場所に戻ってくれればいい――沢井涼子(さわいりょうこ)は一人息子の良平(りょうへい)を引き取り、横浜・鶴見(つるみ)に居を構えて8年。離婚した夏、雑居ビルに楽しげに荷物を運び込む青年を見かけ、なぜか話してみたいと思った。それが弁護士・芳川有仁(よしかわありひと)との出会いだった。開設された事務所に採用されて以来、誠実に最善を尽くす芳川のために頑張っている。今日もまた、苦しみを抱えた新たな依頼人が……。
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