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宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)

感想・レビュー
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知之蔵
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前巻でも思いましたが、お客さん毎回トゲトゲしすぎでは…
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ゼンマイ
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ネタバレ宝石のダークな面を扱っているところが面白かった。
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ももんが
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正義くんの熱い心のまま突っ走ってしまうところを、褒めたり嗜めたりクールに捌くリチャードさんはいいコンビかも。真っ直ぐさは眩しすぎるけれど嫌いにはなれないですね。
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ひぬ
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ネタバレ【電子】再読。リチャードの推理が冴え渡っているシリーズ第2巻。正義と先輩との関係性はやっぱり悲しい。昔に戻ったかのように振る舞いたい先輩とその先輩を助けたい正義の関係が崩れ去った瞬間は何かと抉られます。
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スノコ
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二人の適度な距離感が読んでいて心地よい。先輩のエピソードはまたいずれ続くのかな?
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ふわちゃまる
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続編気になって読んでみた。アニメとほぼ同じ話もあって内容がよく分かったかな。ただやっぱり文章がちょっとわかりにくい。リチャードの皮肉めいた性格を表すようなまわりくどい表現とか、正義の感情と推測が一緒になった文章が多くて物語の輪郭をとらえるのに苦労してしまった。
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takuchan
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どんどん仲良しになっていくわねー。
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ゆき
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正義とリチャードが良いコンビになってきました。キャッツアイではちびっこの暴走をおさめ、ガーネットでは戦う女性に寄り添い、エメラルドではオカルト問題を解決し、オパールでは巡り合わせでは正義を支え、ユークレースでは甘味で絆される2人にほのぼのしました。
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伊織
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2巻目にしてなかなかいい塩梅のコンビになってきた~!宝石店のお菓子棚がいつも気になる…。他にもティーンズ系に分類されているのに結末はビターなのに人間関係には甘い部分があって絶妙な采配に脱帽~!2057
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もくつよみ
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「正しくあろうとする」ことは大変で、自分自身の不甲斐なさや周りからの嘲りみたいなことに直面したりする。でも、この小説はそういう在り方を尊いものとして捉えていて、そこが素敵だなと思った。
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咲月
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一作目よりも正義が宝石商のアルバイトとしても人としても成長を感じたなー。
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秋良
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表題作が最もミステリー色が濃い。バレエ団の部屋から出たり消えたりするエメラルド。結末はまさかのグローバル展開。エメラルドもルビーも、鉱石が産出する地域は発展途上国だったり政情が不安定だったりすることが多い。資源があるから皆んなが欲しがって荒れるのか、どっちだ?オパールの話では変わってしまった憧れの人に正義が打ちのめされる。力のない正義(名前じゃない方)はただの空論て言葉もよぎるけど、先輩のやったことも最低なのでどの口で感が強い。子どもの頃に仲が良くても、大人になっても仲良く出来るとは限らないんだよね。
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あゆみ
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空手の先輩のお話がグサッときました。ハッピーに終わらない感じが、正義が悩みとか悲しみを経て、また成長していくんだろうなあ。
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Azusa
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シリーズ2作目。以前からちょっぴり気になっていたけど、新作が出たので読み始めました。 正義の目線で語られるので正義が見える部分しか描かれないけど、リチャードは正義のことを相当気に入っているはず。 これって恋愛?シリーズずっとこのモヤモヤした距離感なの? 正義は、母子家庭育ちの空手の心得のある大学生、しにて、宝石に興味あり、スイーツ手作りできちゃう、 リチャードも金髪碧眼の超美形で日本語堪能、偶然出会った親切な大学生にそこまで肩入れ? 宝石店のお客も変わり者ばかりで、 あまりに現実感がなくておとぎ話っぽい。
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HIMAWARI
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【図書館本】
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ラガール
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はい、正義くんの天然爆弾は健在ですね。リチャードがんばれ。 今までは割と綺麗なオチにつながる話が多かったけど、本書での先輩がらみの話はビターな終わり方。エクストラで正義くんが少し救われたようなので、読後の感触は悪くない。 ★★★
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dokuryo1
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ネタバレ「キャッツアイの慧眼」金額にびっくり「戦うガーネット」自分を卑下してしまう山本さんの気持ちがよくわかる。美人は良いですよねと僻む気持ちもわかる。でもそれが無礼で迷惑であることも承知。戦士であるようにお見受けします、と言ったリチャードは大人だな「エメラルドは踊る」バレエ業界の経営的厳しさがちらり。グローバル探偵業「巡りあうオパール」私も誠実でありたいと思う気持ちが強いから、リチャードの言葉が嬉しいし、正義も好ましく思う。立ち入りすぎはよくないけどね「ユークレースの奇縁」値引肉で一品作れる方が良いよ絶対
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そら
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ネタバレ優しいリチャードがたまらない。プリンのくだりも最高だった。面白かったなぁ~。でも、正義のお前呼びが気になるな……呆れたときだけお前さぁ~とか言うならまだわかるけど、普段の会話からお前お前言うのは相手は上司だし気になる。というか少し気に障るな。
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とくとく。
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図書館本
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りりぃ
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ネタバレ巡りあうオパール…空手の先輩に力になれないか問うた。しかし『正義の味方』は「別れ」という形で拒絶された。リチャードは「誰しもが同じ道を歩けるわけではありませんし、まぶしすぎるものは時々疎ましくなります。空疎な理想論と後ろ指を指されることもあるでしょう。それでもあなたは間違っていない。あなたの正しさの根底にあるのは、己の道を押し通そうとする頑迷さではなく、暗闇の中でも他者に優しくあろうとする気高さだからです。私はそういうあり方を尊いと思います。心から。時には羨ましくなるほどに」と最大の褒め言葉を贈る。
りりぃ

戦うガーネット… 「働くことは生きることです。そして生きることは戦いです」 エメラルドは踊る… 宝石は、マネーロンダリング対策として、麻薬の取引なんかにも使用される。管轄は警察ではなく、厚生労働省の麻薬取締部なのね。 「人間は己の本当に望む方向へ、自分を育ててゆく生き物だ」 現状この言葉が刺さった。

08/15 11:32
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はじめ
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一話目、親父がひどいと思った…さすがに息子がかわいそう。二話目、美人は得かどうか、という話は、最後はきれいにまとまっていたけど、不美人な人間からすると、やはり納得するのは難しいかも笑 でも、最後はリチャードが正義の作るプリンを食べられてよかった。予想していた話とオチではあったけど、気になってたから。
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ちい
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リチャードの冷徹さの下にある情の深さと、正義のまっすぐさとが、いいコンビとしてストーリーを回していく。正義の空手の先輩が持ち込んだオパールの話と、それに続くプリン話が良かった。
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ゆ
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人間というものは、プライド、尊厳というものは難しい。
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Hanna
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シリーズ第2弾。宝石とバレエとの取り合わせ。しやすいだろうけど、こんなに早くもバレエが使われるとは。
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バニラ
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宝石商シリーズ第2弾も面白かったです。どんどん情報が増えてきて先が気になります。
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ヌーン
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いやあのね 正義君ね …リチャード氏がかわいそうになってきた 絢爛豪華な道具建てのストーリーもかすむ正義くんの天然爆弾っぷりに ヘトヘトになるわ アルバイトで対峙するのが週2回でよかったですね、リチャード氏?
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マツ
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2作目もさらっと読めた。リチャードはまだ謎が多くわからないことがたくさん。主人公のキャラクターが少し苦手かな。続きを読もうか迷い中。
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悠雨
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宝石の話は面白い。勉強になりましたなります。 ただ二人の関係性はどこに向かってるのかなぁとは思います。
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ソルト
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ネタバレシリーズ2。今もだが宝石と無縁で生きてきたけれど、このシリーズ面白い。眉目秀麗な宝石商リチャードと正直で真っ直ぐなアルバイトの正義のコンビがとても良い。宝石に詳しくなくてもリチャードの説明がわかりやすく、それぞれ宝石の由来とか意味とか知れて楽しい。次も楽しみです。
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にな
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1巻では大抵の人が名前を知っているような石が多かったけれど、今回出てきたユークレースは初めて名前を見た石でした。画像検索すればすぐどんな石なのか知れるから良い時代になった。※正義の迂闊な「正義」について、最初からあやういものとして描かれていたものの、実際にそれが他人を抉るところを見ると結構きつい。でもきっとまだまだ序の口なんだろうとも思う。相方のリチャードがその歪さを眩しく思っているのを見ると、リチャード自身も結構危ういような。※やっぱり宝石がどうこうと言える時点で登場人物ほぼ富裕層の人間なんだなあ。
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カリメロ
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正義の正義らしいところにリチャードは救われてるんだと思う。 読みながら泣きそうになる。 お互いに出会えてよかった。
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おさと
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宝石をめぐる悲喜こもごも。謎解きだけじゃなく、大きなストーリー自体も前に進んでるのかな。
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ハル
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ネタバレシリーズ② 💎の蘊蓄になるほどなぁと思うけどすぐ忘れちゃう😅他者に優しく頼もしい真っ直ぐな性格の正義と観察力に優れ知識が豊富で美しいリチャードのコンビ絶妙ですね👍ロイヤルミルクティーに甘味…飲みたいし食べたい😋2人のやり取りが楽しい。
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水素
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正義は誰かのために何かをしたい、優しくありたい、役立たずだと思われたくない。でもその実直さや正しさは眩しすぎたり、人と時と場合によっては疎まれたりもする。いつも筋が通って正しいことが「正解」であれば簡単なのに、そうはいかないところが本当に難しい。どうすればいいのかわからない重苦しい気持ちになるけれど、リチャードが理解してくれていて、同じような優しさを向けてくれることで正義はまた前を向ける。
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🕊
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宝石をめぐるライトミステリシリーズ2作目。本作では美しさにまつわる悲喜劇がより強調されていたように感じる。ガーネットの話が特に好き。誰かのお守りになるような作品だと思う。感情や関係性を扱う手つきがとても誠実で、登場人物たちのこれからをずっと見守りたいと思わせるシリーズだ。
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こよみ
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シリーズ2冊目。ガーネットのお話よかったなぁ~!!先輩のお話も切なかったですが…人って変わっちゃうもんよね~
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竜夜
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ネタバレ今回もぐっとくるお話が多かったのと、今回は特に事件色の強いお話もあってより楽しめた。キャッツアイの慧眼は、家族を一番大切に思っているのははじめ君なんじゃないかなと思う作品。両親からのはじめ君への気持ちも暖かかった。戦うガーネットガーネットは、生きることは戦うことだというリチャードの言葉が私自身への鼓舞になった。生きるのは大変だけど、頑張ろう。表題にもなっているエメラルドは踊る、とてと事件色が強くて、まさかこの作品でマトリが絡んでくるとは思わなかったけど、宝石はそういったものとも無縁ではいられないのが→
竜夜

とても悲しかった。巡りあうオパール…これはなんともいえない複雑な気持ちになった。正義のように誰しもがまっすぐ生きられる訳じゃないから、目を逸らしたくなるけれど、だからこそリチャードの言うとおり、その気持ちや思いは貴いものだと思う。たとえそれはエゴだとしても、正義にはこのままその気持ちを大切に生きて欲しいなぁ…と思った。そして最後に「キャッツアイの慧眼」でのリチャードの「……ン」を回収してくれるなんて!とニヤリとしちゃった。おまけのお話も可愛くて良かったなぁ。

10/29 14:17
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ひぬ
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ネタバレ4つの短編で構成されるシリーズ2作目。「エメラルドは踊る」かなり大きな事件でした。リチャードの出自に関してほんの少し情報が出されました。そして最後の正義の独白により、少し不穏な一面も見えたりしました。「巡りあうオパール」が一番インパクトのある短編でした。昔の「綺麗」だった頃の自分に戻れると錯覚し、先輩が自己満足のためにやっていた事を正義にぶつけるところは痛かったです。彼が脆くなった時にこそ寄り添ってくれるリチャードの行動には救われたと思います。最後、正義に餌付けされているリチャードを見れて良かったです。
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柚子子
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ネタバレシリーズ二冊目。宝石蘊蓄ももちろん面白いんだけど、リチャードにまったく敵わないように見える正義が、甘いものでうまいことリチャードを操縦しているシーンを見るにつけ微笑ましい気持ちになっちゃう。どの話も面白かったけど、エメラルドの話は想像してたよりだいぶ大きな事件でびっくりした。宝石と犯罪、切っても切り離せないものだもんね……。
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