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はじめからその話をすればよかった (実業之日本社文庫)

感想・レビュー
196

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たま
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宮下さんのエッセイ集。元祖お風呂キャンセル界隈で、笑ってしまったのだけれど、共感も致しました。ご自身の著作の解説文もあって、読んだはずなのにな?と思い出せない本もあるので、再読したくなっちゃった。015
0255文字
ふむ
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なぜ著者が本を書くのか少しわかった。このエッセイは色んな話がつめられていて、お買い得な気分になった。
0255文字
橘
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宮下奈都さん、実在するワンさぶ子の印象が強かったけれど(今実家にいるのも白柴なので)、著作名見たらいくつか読んでいました。気持ちの良い作品書かれるなぁ…と思っていた。エッセイも面白かったです!ご家族や周りへ向ける視線がおおらかで良いなぁと思いました。国宝に住んでらしたところ、クスクス笑いました。近所も国宝。掌編が載ってるのもよかった。ひゅっとなるけど「あしたの風」が好き。
橘

夫がヘルムート・バーガーとルドガー・ハウアーに似ている…男前だ!ルドガー・ハウアーにラオウのイメージしかなかったけど、なんとなく同じカテゴリの美男子。。仮に好きだからよく見えるなんだとしても具体的ですので。

11/17 20:39
0255文字
美登→引越し中
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雑誌などに投稿された3-4ページの短いエッセイに、本や映画の感想文、自分の本についての覚書、そして短編が入った本。すき間時間に読むのにちょうどいい。プロとして感想文を書くのって大変だなと思う。同じ表現をなるべく使わないように工夫されている気がしたが、案の定、読みたい本がまた増えた。エッセイでは宮下さんの私生活がのぞける。短編「オムライス」には涙腺をやられた。「あしたの風」は現実のようでいて不穏な未来を予感しているよう。長期間、ちょこちょこと読んでいたので、全体的な印象は薄くなってしまったかも。
美登→引越し中

「いつか、また会える」には共感。人は大人になると自己防衛で鈍くなり、会えないとわかっていても、また会えるって思えるようになる。深くつきつめなくなる。そう思っていたほうが、ほんわりと過ごせる。会うべき人には、きっとまた会えるだろう。ここではなくても。

09/05 12:22
0255文字
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
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久し振りの宮下奈都さんの本。初エッセイらしい。地の宮下奈都さんが色んな角度で見られて、良い本でした。 【4.2】
0255文字
とりみ
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じゃんけんと おついたちのお話が好きです。紹介されていた本 さっそく読んでみようと思います。
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しるこサンズ
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久しぶりの宮下さんです。日々の暮らしの中でふと感じたことや懐かしい思い出などをしたためたエッセイ集。「僕らはみんな生きている」「ゆっくりと遠くへ」「決意の夜」「チョコレート」、掌編では「オムライス」「ちゅうちゅう」が良かった。幼子らの表情が目に浮かぶようでとても愛らしい。瑞々しい表現が素敵です。
0255文字
ともも
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いつも読んでいる小説よりも、こういったエッセイの方が好みかもしれない。特に、ホルモンの話やお子さんの話はおかしくなって、つい声を上げて笑ってしまった。
0255文字
hash
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◎(前半のエッセイ部分(日々、つれづれ)は壊れた心が随分癒されるよ、凹んでる本人が言ってるから間違いない各エッセイの最後が良い〜中盤パス〜最後の小説(花は環る)で泣く、まだまだ弱ってる?電車の中でなくて良かった)
0255文字
もりの
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面白かった、読んで良かった。
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よしのひ
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宮下奈都さんのエッセイは初読了。エッセイなんだけど物語が混じり、短編小説なんだけど実体験?という、1つに括っては表現できないジャンルの1冊であった。また他の人の作品の感想や、自身の作品の振り返りなどは、本好きには、たまらない箇所であったのではないか。何かその作品だけでは味わえない立体の裏側を覗けた気分でもあった。本を読むのは好き。だがその世界を自分で1から創りあげようという考えは微塵もなかった。が、今作を読んで何か自分の内側にあるものを外に出してみるというのも、面白いのではないかという気持ちになった作品。
0255文字
tomo
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☆☆☆ 3.0 こういうゆるい感じの、手描きの文字・絵、文体が今ふうで評価高いのでしょう。短い中にもひとつひとつの作品は読ませますが、全編どこかに一度掲載された身辺雑記って…たしかにファン必読でしょうけど、同年代の私には合わなかった。※綺麗な名前だなぁ、と思っていたけど“宮下奈都”ってペンネームだったんですね。
0255文字
ふくろう
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エッセイは痛快で楽しく読めました。本のこと(解説)になると、文章の感じががらりと変わって戸惑いました。☆3
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のり
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宮下さんのエッセイはやっぱり面白い。特に3兄妹絡みが良い。末娘は産まれてすぐから大器の片鱗がみえた。自分の本の解説も興味深かったし、人様の解説も良かった。
0255文字
なつ
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宮下奈都さんお初の私にとってこの本はもう盛り沢山の読み応え&内容。まえがき・エッセイ・掌編・好きな本や漫画、音楽のこと・著者本に関して・他著者本について・あとがき。これら全てから『作家・宮下奈都』を色んな角度から一気に知ることができて何だか親戚のお姉さんみたいな親近感。妻・宮下奈都、母・宮下奈都、娘・宮下奈都。というごく普通のひとりの女性であるということを美化することもなく、謙遜する訳でもなく、ただそのままの自分を『淡々と熱く』表現されている。だからスカッと気持ちいいし素直に「好きだ」と思えるんだと思う。
なつ

読了間近に分かったこと。タイトルのソレ、は、そういう意味だったのか、と。あと、個人的に切に願ったのは「他著者本について」を読書メーターと同じ255文字で書かれたものを読んでみたいということ。以下、胸がキュッと鳴った箇所を抜粋。『年を取ると、さようならにも甘さが混じる。いつかまた会える、と心のどこかで思っている。あるいは、もしかしたら会えないかもしれないけれど、それでも日々が続いていくことを知ってしまった』『わかろうと思う気持ちには馬力がある』

08/10 14:42
なつ

『スイミーはおしえた。けっしてはなればなれにならないこと。みんなもちばをまもること』『みなさんの手と、足と、頭と、心で、この国に明日を連れてきてください』『「きっと待っててくれるから」』『きっとどこかでしっかりと地に足をつけて、まっとうにしあわせに生きているに違いない』←最後のこれは、読み進めながらわたしがずっと感じていた宮下さん、だったので、文中に著者がそのまま書き記している箇所があってとてもビックリしました☆

08/10 14:44
0255文字
ふじさん
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好きな本や音楽、愛おしい3人の子どもとの暮らしを紡いだエッセイー。作家の目線で読み解いた書評。私は、「羊と鋼の森」「誰かが足りない」の2作しか読んでいないが、創作の背景を披露した自著解説。瑞々しい掌編小説。宮下ワールドを存分に味わえる1冊。読んでいて一番面白かったのは、他の作品の書評、自分で読んだ作品も何冊かあり、興味深く、作家の厳しい視線や物の捉え方に多くの示唆を貰えた。違った形で、本を読む楽しさや読み方を教えて貰えた作品でもあった。
0255文字
朔月
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ゆっくりじっくり読みました。 宮下さん、すきです。また読みます。次もエッセイ。
0255文字
菜食主義@目覚めの刻!
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「はじめからその話をすればよかった」、what?エッセイ集かと思って読んでいれば、そのうちに読書感想文集になり、自文の作品の解説になり、なんだろ?って不思議な感じでした。で、最後にあとがきでタネ明かし。結局、宮下さんっていう人がどういうふうに成長してどういう成分で出来上がっているかっていう解説書なのかな、と勝手に解釈しております。そして最後の最後の掌編「サンタクロースの息子」良い感じです。そうか、眉毛が上がるんだ。
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SNOOPY
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一つ一つの著者の作品について触れており、貴重な話を聞ける一冊でした。 エッセイ中心に読んでいた作家さんだったので、小説も読んでみようと思います!
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ぱんたん
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ネタバレ宮下さんのエッセイを読むと、今日やれることをコツコツと積み重ねていこうという気持ちになれる。そしてその日常のささやかな幸せを見逃さずしっかり味わいたいなぁって。クスクス笑えたり、しんみりと頷いてみたり、こんな風に言葉を紡げたらどれだけ良いだろうと宮下さんが羨ましく思えた。短編『オムライス』ではじんわりと涙が滲んで、『あしたの風』ではきっとなんとかなるように自分も守り抜いていきたいなとそう感じた。今日も一日お疲れ様でした。そしてきっと明日も明後日もなんとかなるよ。そんな労いの言葉をみんなにかけたくなった。
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タカボー
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「神さまたちの遊ぶ庭」で完全に宮下奈都さんのファンになり、初エッセイ集であるこの本。ありふれた日常の事を、ありふれた言葉で書いてこの面白さ。他の人の本や自分の本についての解説、わずか数ページの掌編小説も興味深く、宮下さんの魅力満載。コンプレックスが無いのか人生のどこかに置いてきたのか、自分の生き方や感性に胸を張って、堂々と言葉にしてる感じがある。宮下さんがある作家の文についてこう書いていた。"飾らず、媚びず、美しい"。そう、まさにそれ。
0255文字
りんご
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エッセイもなかなか素敵。
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すずゆい
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★★★☆☆ エッセイだけどそれだけじゃなくて、盛りだくさん。個人的には宮下さんのエッセイ以外の小説にも興味あるので『自分の本の解説』がなかなかおもしろくて参考になった。ただ厚さがあるせいか、今回はちょこっとだけ読みにくかったかな。
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やす
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宮下さんのエッセイ2冊目。「神さまたちの遊ぶ庭」に出てきたお子さんたちが生まれた頃からのエッセイがあって、あの子たちが!という感覚で読めました。一番最初のおはじきや蝉の“なきがら”の話、「その日」の話、たわいもないようなことだけど、それが残っているのっていいなぁと思ったり。あとは旦那さんとの話がたくさんあるのも馴れ初めを聞いているようでよかったです。掌編では「サンタクロースの息子」が好きでした。眉だけで場面が想像できてしまう表現に凄さを感じました。紹介されていた本からも読んでみたいのが見つかりました。
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Food G
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現在名の知れた小説家として活躍する著者の、小説を書き始めるまでと書き始めてからのこと、感銘を受けた他者の作品(小説、音楽、映画など)のこと、自著の解説と賢くたくましい自身の子供たちの成長の過程や創作短編小説(?)が織り交ぜられ、現実と空想が行ったり来たりする、読者を飽きさせない充実した内容となっている。 どこからが本当の話なのかだんだんわからなくなっていくのがおもしろい。。
0255文字
akama
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しばらく前に読み始めたけど、著者の作品をなるべく読んでからにしようと休み休み読んでいてついに読了。自著にまつわる話や、短編小説、新聞や雑誌に寄稿されたものなど、テーマやスタンスのバラエティー豊かな文章で面白かった。小説や映画の解説や書評は、体験してからにしようとも思ったけど読んでみたら熱量が高く、興味が湧いたので思わず全部読んでしまうほどだった。エッセイの合間の短編小説もまた面白い。個人的には冒頭のおはじきの話や、ちからこぶ、風立ちぬ、輝いた歳、小説「花は環る」が印象的だった。
0255文字
meemee
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あしたの風 で少し泣きそうになった。エッセイではなく、短編だけれど。 書評は読むのが少ししんどかった。 その作品の魅力を余すところなく伝えようとするような力みを感じるからだろうか?すべて未読の作品だったので、その熱量に引き込まれることができず、しんどかったのかな。
0255文字
makishi
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★★★★☆ 『本のこと ときどき音楽、漫画、映画』 と『ひとさまの本を解説』の章を読み飛 ばしたので、★四つ。
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佐志城  凜
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クスクス、クス、、、ぷはっ、、、アハハハハ。宮下奈都さんのエッセイは実に面白い。特に家族ネタ。後半の本の紹介は、笑いの要素は少ないが、読んでみようという本に出会わせてもらった。短編小説がいくつか挟まれていて、得した気分!野生のバスが好き。
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こん
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ネタバレ3ページほどエッセイ集が穏やかでとても面白かった。涼しい時期なら風呂に毎日入らなくて良いって、母も私が小さい頃に言ってた。そんな母もいつからか「絶対入るべし!」派になっていたのは、きっと幼い兄妹2人を風呂に入れるというミッションがしんどかったからなんだろうなぁ。大変だっただろうなぁー。と、そんなほのぼのエッセイが続き、心地よく読むことができた。
こん

おいしいものを作ってもらうよりも作ってあげられるほうが、もしかしたらうれしいのかもしれません。171

01/08 18:38
0255文字
みゃーこ
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図書館の本棚の間をウロウロしてふと目に留まったこの本を手に取った。宮下奈都の著書は初めて読んだ。リズミカルで愉快な文章を書く人だと思った。読んでいると自分の頭の中でもどんどん文章ができあがっていく。繊細だけれど豪胆な、腹の据わった人物に思えた。こちらまで「ま、いっか」と細かいことをそっとしておける人になれるような気がした。心強い文章だった。
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さてさて
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『小説というのは、わからないことに言葉で挑むことだとわたしは思っている』、そして『「わからない」は「わかりたい」につながっていく。わかろうと思う気持ちには馬力がある』という宮下さん。『いい小説には答ではなく、問いがある。読んで「わかった!」と爽快になってもらうことより、「よけいわからなくなった」と考え込んでもらうことを目指したい』というそんな宮下さんの作品を、急がず慌てず、ひとつひとつ大切に読んでいきたい、そんな風に感じさせてくれる、魅力満載の作品でした。
@nk

さてさてさん、「魅力満載」まさにその通りでしたよね。私も楽しく読みました。先日ちょうど同じような系統のエッセイが文庫化されています。既読であればすみませんが、いま私がゆったり読んでいるとこでして、思わずコメントしてしまいました。失礼しました。

10/23 17:17
さてさて

@nkさん、コメントありがとうございました。この作品、本当に色んな内容てんこ盛りでとても楽しめました。また、情報もいただきありがとうございました。知らなかったので、入手してみます。ありがとうございます。

10/23 17:27
0255文字
Nissy
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エッセイ、自著の解説、他の作家本の書評、自身の短編小説などが満載で、幕の内弁当のような本でした。本を読むのも書くのも好き!という宮下奈都さんの気持ちがとても伝わってきます。特に辻村深月さんや小路幸也さんの作品の解説は、無性に読みたい気持ちをかき立ててくれるフレーズ満載でした。
shio

宮下さんのエッセイ、好きです。読みたいに登録しました!

09/25 23:14
Nissy

家族がエッセイによく出てきて、なかなかいい味わいを出しています。日頃エッセイはあまり読まないので、面白かったです(^^)

09/25 23:19
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m y a o 🧸
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ごめんなさい。私はこの方の文章が好きにはなれません。どことなく嘘くさい。
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ぬらりひょん
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定価1600円でこのボリューム、お得感あります。毎日お風呂に入らない(シャワーも!)に、思わず「えっ〜」と声が出た。たしかにどうしてもお風呂に入らなきゃいけない理由はないけれど。要するに優先順位の問題らしいです。宮下さんの1日の時間割が出ていますが、なるほど睡眠時間を削っても「読んで」いらっしゃる。わたしも常に本は持ち歩いて暇さえあれば読んでいるけれど、何かをしながら読書というのはなかなか難しいです。寝ている間に読めたらいいのになぁ。
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ぷかり
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ご時世で、会いたい人に会えず過ごす日々ですが、この本を読んでいて、気の合う友人と休日を過ごした後と同じように幸福感と安心感を感じました。おお、あなたもか!と。大丈夫だ。と思えました。自身と似ているというのはおこがましいですが、宮下さんの音楽の趣味がドンピシャでしたので、納得がいきました。とてもよいエッセイでした。
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夜長月🌙@読書会10周年
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宮下さんのエッセイは2冊目。掌編と書評と自作への解説もあって盛りだくさんです。宮下さんの本は結構読んでいるのでそれらの自分による解説が読めるのは貴重なそして楽しい体験でした。その小説が出来上がるまでの裏話的なものもあります。他の作家さんたちもやってほしい。宮下さん一押しの作品はあまり売れていないそうで本人がよくできたと思ってもだめなようです。
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水色さくら
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ネタバレ◎/宮下さんのお子さんのことだけではなく、夫さんやご両親の話もあって、より「プライベート」な感じがした。
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巻々
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ネタバレ面白かった。宮下さんのエッセイは心にしみる要素が多くて、本棚にずっと置いておこうと思った。これからは小説の方もコツコツと読んでいきたい。気になったのは好き嫌いが分かれる作品と書いた本人が言ってる『田舎の紳士服店のモデルの妻』
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しじみ
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様々な媒体で書いたエッセイや書評(自作解説含む)を束ねたエッセイ集。エッセイは、筆者の大らかさやしなやかさが伝わってくる素朴な文章でほっこり。旦那さんにまつわるエッセイが好き。そして書評がすごく上手で、まんまと乗せられてまた読みたい本が増えてしまった。筆者の小説も読んでみようっと!
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