形式:単行本
出版社:竹書房
形式:Kindle版
『キレないようになるには自分の「心」の部分にピントを合わせる必要がある』
著者が言う「私って休んでも、自分を褒めても死んでない」って気持ちがわかる。「私が失敗しても地球は壊れないじゃん」と気づいてから、いろいろチャレンジできるようになった。「~になったらどうするんだ!」って言われ続けてたんだなぁ。
あと、別ジャンルであっても、専門家だけど当事者じゃない場合とか、当事者だけど、文章のプロじゃない場合とか、読むのキツイことが多いのやが、田房さんはプロの漫画家なので、そこも本当に良かったし、この言葉にするのが難しい部分や、直ってしまったら忘れてしまうようなことまで、細かく丁寧に正確に描かれており、漫画が上手いというだけじゃなく「一冊の本を完成させる」プロセスが見えてるというか、そこはプロの作品は安心して読めます。この本が世に出て本当に良かった。夫さんもマジですごい(笑)
あのころは相手にキレてるはずなのにそんなことしても相手は変わらないとわかってて、でも、瞬間的な気持ちよさを手に入れるためにそうしていた。こんなだめな自分を受け入れてくれる相手がいるから?自分がだめってわかってる自分がかっこいいから?でもいずれにしても、私はその過程を通じて長期的努力ができなくなった。
気づかずに自尊心を自分で刈り取ってしまっていた。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます