読書メーター KADOKAWA Group

古書贋作師 (創元推理文庫)

感想・レビュー
60

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
舟華
新着
タイトル・表紙に惹かれて読み始めました。いやーイラっとくる読書でした。主人公がとってもナルシストだしミステリ遅々として進まないけどちょっとした発言で犯人に見当がついちゃうし!!稀少本やら古書やらが好きな方はちょっとときめくと思うけどちょっとだけかな。ナルシスト発言がなければ半分のページで済んでいたと思う。 ◆300ページほどだったから電車4時間乗る日に簡単に読み終えると思った(から2冊用意してた)ら、なんと120ページしか読めませんでした。
0255文字
Nonna
新着
一人称の文章は出来が悪いと読むに堪えない。
0255文字
Masa
新着
読了。買ったのはいつだった? 2016年6月!? おおよそ五年前。やっと読みました。寝かせていたのには理由があるのですが、読んでみて、ああ、やはりなー、と。稀少本について知識があればまた違った読み方ができたかもしれませんが……。エンディング、あれをきれいと感じるかどうかは人それぞれで、ぼくはただのエゴだと感じました。一見きれいに見えるからこそ、最後のさいごで主人公大嫌いになりました。
0255文字
星落秋風五丈原
新着
タイトル見て面白そうだと思ったけど肩透かし。主人公の一人称語りで主人公がナルシーだとたまらんなという作品。いやだって自慢ばっかりなんだもん。俺の腕はすごくて絶対見破られないとかなんとか。犯人の名前も中途で明かされるし。
0255文字
bow
新着
図書館
0255文字
コジ
新着
★★☆☆☆ 【辛口御免】稀覯本収集のマニアックな世界を通り越して、その稀覯本の贋作師を主人公に据えたミステリー。名作古典とその作者に対するオマージュを挟みながら一人称で語られていく作りは面白い。ただし、主人公の感情や行動が理解できず物語に入り込めない。さらに途中、匂わしのつもりで書いたであろう部分で真犯人がわかってしまう。余程の名作でないかぎり真犯人の分かっているミステリーを読むのは苦痛。ホワイトクライム(知的犯罪)を美化するミステリーはありがちだが、この終わり方は受け入れられない。タイトルチョイス失敗。
みひな

なるほど。ありがとうございます。贋作師がいるなんて、考えてもみなかったです。

12/21 10:34
コジ

コレクターがいる物は偽物も出回るって事ですかね😅

12/21 11:19
4件のコメントを全て見る
0255文字
さかき
新着
「返事は、"Yes I said yes I will Yes"」
0255文字
R10
新着
図書館でタイトルにひかれて借りた本。古書に限らず骨董品の市場価値に著者本人のサインがあるとか、誰が所有していたかとかが関係するのは知っていたが、この主人公みたいにうまく贋作できるものなのだろうか。ミステリとしてはうだうだしてて進まない感じ。
0255文字
uryutalk
新着
一人称で語られるミステリ。タイトルのとおり贋作師が主役です。マニアックな世界観なんでそれに対する興味と内省的な語り口調がやたら上手いのでなんとなく読めちゃいます。が、ミステリとしては大したことがないという、なんとも不思議な本でした。
0255文字
杏奈
新着
ネタバレ最初から最後まで、言葉は悪いけどこの言葉通り、胸くそ悪い作品でした… 小説と言うより、陰湿で根暗な性格を隠してリア充顔した人のブログをずーっと無理矢理読まされてるような感じ。 結末も、作者的には渾身のどんでん返しなんだろうけど、気分の悪さがますます増しただけ… 年末年始にかけて一生懸命諦めずに読んだのに、悪い意味で記憶に残りました… ミーガンの第一印象が、オフィーリアだったんだけど、ただ死ぬよりも残酷な仕打ちを受けてる。それに気づかずに偽りの幸せに包まれたまま一生を終えて欲しいと思いました。
0255文字
RIN
新着
読んでいるうちに眩暈がしてくるような作品。古書の作者サインや献辞、手紙を贋作する古書贋作師の一人語りで全編構成される。主人公の恋人の兄が殺されるところから舞台の幕が上がるのだが、主題はこの殺人事件の謎解きなのか、主人公の贋作に魅了される心の移ろいなのか、物語が一体どこへ向かっているのか、読者は何の物語を読まされているのか、全く分からなくなっていく。ミステリっぽいけど純文学みたくもあり、とにかくこれ以上言えない(笑)不思議な小説。
RIN

【2018年読書目標;初読み作家さん24人以上】13人目!やって半分を超えた~!(^_^;)。稀覯本の収集家が何故、収集癖に嵌りこんでいくのか大いに納得。という意味での好奇心をも満たされる一品です。

10/21 22:35
0255文字
Hadsukichi
新着
ネタバレ古書・稀覯本の闇を見た気がする一冊。稀覯本収集家ではないけれど、本の装丁が美しいものって見てて飽きないよね。カリグラフィーとかも見いっちゃう。そんなものが贋作できるなんて...本物かどうかの鑑定が難しすぎる。殺人事件の方はウィルが犯人の影に怯えながら(?)愛する妻との生活を送っているものだと思っていたのに...。最後の最後に驚きの展開が待ってて、あれ?あれ?ってなった。真相が読み解けているか不安...。
0255文字
一五
新着
稀覯本に 作者の筆跡で いかにも書きそうな文言を書き加え もっと価値を高める。紙インク 時代考証。筆跡模倣に とりつかれた男のきりのない煩悶。久しぶりの翻訳物で、時間かかった~。こんな題だと読みたくなるんだよ まったく かなわん
0255文字
森ナツメ
新着
ネタバレミステリというより主人公の不安と葛藤を延々と読んでいく話。そんなに起承転結がある話ではないです。古書や初版本が好きな人にオススメ。
0255文字
とし
新着
解説者は著者の語り口に賛辞を送っているが、残念ながら賛同できない。確かに中盤までは良かったのだが、それ以降遅々として進まぬストーリーに飽きてくる。もしこの小説が400ページを超えるような大作だったら途中で投げ出していたかもしれない。 結局最後までどんでん返しや驚きもないままあっけなく終わる点も不満。
0255文字
射手座の天使あきちゃん
新着
ネタバレ「楽園のカンヴァス」のような、芸術作品(古書)の真贋を解き明かして行くミステリーかと勝手に期待を膨らませておりました。 ミステーク❕(笑)  はなから贋作師が狂言回しであり、あそこにも・ここにも贋作師が… もしも~し <(^_^; 完全な人間心理ドラマでしたね、なんとか投げださずに読み切りました。 えらいぞ私♪??
文庫フリーク@灯れ松明の火

投げ出さず、しかも感想UPされるところが射手座の天使大兄ならではですたい。エロ・・違う、偉いと心底思います・射手座の天使大兄♪

05/05 10:49
射手座の天使あきちゃん

文さん いつもコメントありがとうございま~す♪ 私は某財務省の次官ではありませんのでエロに関しては無罪です(笑) 人生の大先輩(勝手にそう思い込んでおります❕)のお褒めのお言葉、身に余る光栄です。 <(^_^;

05/05 18:53
0255文字
tama
新着
図書館本 内容紹介を見て 面白かったです。こういう小説はあまりいろいろ書けないのが辛い。結構長い話ですが、途中ほとんどダラケずに最後の驚愕を味わえたのは、訳文が心地よかったという点が大きいと感じました。言い回しやらリズムやらが緊張感を維持しつつも品を持っていました。訳者紹介も訳者による後書きもまったくなくて、もうちょっと出してあげてよいのになぁ、とも。
0255文字
浮遊
新着
主人公であるウィルの一人称で綴られていく贋作師である義兄の殺人事件と稀覯本の真贋。真と贋は限りなく近付き、せめぎ合うが決して交わることはない。確かにミステリではあるがそこに描かれているのは人間の業や欲望に抗えない弱さ。乱高下する主人公の心理状態はとても俗っぽく、綺麗ごとだけでは片付けられない複雑な心境を抱く等身大の人間そのもの。どちら側に立つかの違いでしかないのかも。
0255文字
ふじか
新着
推理物として読むとがっかりするというか、あっさりしすぎ。 キモが推理ではなく主人公の葛藤と心情。
0255文字
MaRuTaTSu
新着
割と冒頭にストーリーが見通せ(かなり早い段階で読めてしまった)、読み進めていくうちにそれが確信となることによって、逆に語り手/主人公ウィルが抱く相反する心情や二面性がよりくっきりと浮き彫りになる。 「ただしどんな仕事であれ、本当にその仕事を愛しているのなら、おのずと全身全霊で打ち込んでいるはずなのだ。たとえ虹の橋を渡った先にあるものが、宝箱ではなくただのガラクタだったとしても。わたしにとっての宝箱は、作業そのものの中にあった。たとえその作業から生まれるものが、偽の宝でしかないとしても。」
MaRuTaTSu

→その頃forgeとは創造すること、作り象ることだった。ちょうどジョイスが書いた魂の鍛冶場のような。この美しき古の言葉から、美徳はいつ抜けおちてしまったのか? いつの間に詐欺行為をするとか贋造するとか改ざんするとか、そんな軽蔑的な言葉に変わってしまったのだろう?」

02/10 23:07
MaRuTaTSu

「歴史とは主観的なもの、歴史とは可変的なもの。歴史とは、つまるところ、暖かすぎる部屋に置いた粘土細工にすぎないのである。」 「本というものは人の手の中で輝く、光の球であるべきだ」

02/10 23:07
4件のコメントを全て見る
0255文字
あかつや
新着
稀覯本業界という個人的にはなじみはないけど本好きとしては気になってしまう世界を舞台としたミステリー。彼らの仕事の作法や贋作などについてなかなか興味深く読めた。謎解きを楽しむというようなタイプのミステリーではなく、謎が明かされるラストに向けてどのように語っていくかを重視したもの。この点を間違えないようにすれば肩透かしを食うことなく楽しめるのではないかと思います
0255文字
翠埜もぐら
新着
ネタバレなぜか1/4ぐらいのところで主人公が件の殺人者だということがわかってしまって、読む気なくなりました。 彼の犯罪に対する感じ方ものの見方がずっと気持ち悪くて。 要するに愛する人と一緒にいられなくならないよう古書贋作から離れようとするだけで、犯罪そのものに対する嫌悪感や罪悪感が一切感じられない。 サイコパスってこういう人? 義兄を殺したことにも後悔が全然ない。 主人公に感情移入できないと長編は読めないですね。 いつものように出だしが良かったので期待したのですが、読んでいてつらかったです。
0255文字
shizuca
新着
一人称で淡々とした語り口かと思いきや、うだうだ心情がならぶ文章に、これはどうかなーと思いつつ、読み進むうちに事件がまったく解決していないことからこれってもしかして、となり、ラストでやっぱりなぁと納得。主人公の内面がしっかり書かれていて贋作師がどのような精神状態で贋作に臨むのかなんてことはよくわかり、こんな世界があるんだと勉強になりました。正体のわからないものが自分を追っているのは怖い。
0255文字
moonanddai
新着
何か最初から最後まで重苦しい雰囲気でした。殺人事件は起きたもののさしたる進捗もなく、「何故か」ゆすられつつ、おびえつつ…。まあこれはミステリとして読むのではなく、「古書」に対する思い入れのの書として読む方がいいのかもしれません。そういう意味では「作者の署名」とは、(本書にも触れられているように)作者自身に「近づける」ものなのでしょう。ただそれを「贋作」することが、本当に「近づく」ためのもので、主人公が自負する「芸術の域」なのかどうかは疑問ですが…。そんな後ろめたい世界の話なので、余計に重苦しいのかも。
moonanddai

「署名」ではないのですが、昔はあった奥付の「検印」。検印というだけあって実際印鑑が押されていたのですが、善意に解釈すればこれも作者自身が押したものかも…。江戸川乱歩の本で、この検印が「江戸川」ではなく、本名の「平井」の印が押してある本を見せてもらったことがあります。所有者は「これは絶対本人が押したものだ」と、喜んでいましたが、こういった「近づき」もあります。

11/05 17:35
0255文字
すてふ
新着
ネタバレどうやら私は「主人公が犯人かも!感」をさっさと取り下げないミステリが大嫌いらしい、この本はいつまでもいつまでも舞台上をアクロイド氏がうろうろうろうろし続ける。しかも主人公がこれまた私の大嫌いとする真性クズときた。挫折に挫折を重ね読み終わるまで5ヶ月掛かった。読者には無理な本を見捨てる権利はあるがミステリはそうはいかなかろう。で、ようやく意を決して読み終えたのだが。…。アクロイド氏、そりゃあ最初から最後まで舞台上に居座るよね。コレクターには(私含め)クズしかいない、以外なにも書いてなかったわ、この本、結局。
0255文字
通行人F
新着
ネタバレタイトルから古書や贋作技術についての話が盛り込まれたミステリか?!と期待して借りた。でも、うーん、山場と落ちは??いつまでも平らな道を行き、同じ風景が続く。事件についての進展もあまりなく、ウィルとミグのお付き合いを覗かせてもらってどうも、という感じ。ちょこちょこウィル視点のブレが出てきているのはミスリードかと思ってたがストレートでした。ウィルが自分の技術は最高峰だと悦に入ってたのに、あっさりヘンリーが登場して拍子抜け。刑事さんもどこ行ったん?
0255文字
chobi
新着
内容より前半のシャーロックホームズ(原典)の関連物に関してシャーロックという表現をしていたのが気になるのですが、これは普通のことかしら?BBCのシャーロック以前にはその表現は一般的だったのかなあと。古書奇譚を想像して読み始めたので、おっとちょっと違ったかと。
0255文字
ウハタ
新着
面白かった。異色ミステリーで、だから謎解きを目的に読むとガッカリするかも。他人の視界から世界を見たいなら面白いと思う。全体的に暗くて重いから、そういうのが読みたくない時は合わないかな。読み終わったらもう一回最初から読みたくなった。
0255文字
ロンリーランナー
新着
贋作師が主人公のミステリー。設定は面白いが、文体も重いし、ミステリーとしても今ひとつ。終盤につれて徐々に読む力が薄れていった。
0255文字
あらたま
新着
斜め読みしてしまった。古書贋作のディテールより、それを背景とした殺人の話。
0255文字
KAZOO
新着
私は内容的にはもっと古書の話が出てくるものだと思っていたのですがそうではなく古書を扱っていた人物の過去のかかわりからのことがもとで事件が起きてということです。ただ事件の発端が猟奇事件の様子を呈してということで興味をもたせるにはいいのかと思いました。ただそのあとが若干期待したような話ではなく、表題とは少し異なる感じです。古書にまつわる話は若干出てきますのでそこをもう少し膨らませてほしい気がしました。
0255文字
mippo
新着
ネタバレ後ろ暗い気持ちを持つ主人公の一人語りだからどうしてもアンダートーンになる。恋人との楽しい時間や疑念が払しょくされた時の高揚感を、読者も冬の長い土地の明るい日のように味わってしまう。一度捨てた贋作を捨てきれないあたりの葛藤は純文学だ。過ちは犯したけどまっとうに生きようとしているのだから幸せになって!と途中まで応援したが、この人って結構な自己中???(怒) 愛する人のことは本当に思っているけど、それも自分大事の一面なのか。 コナン・ドイルを初めとする古書薀蓄やカリグラフィー、製本や印刷機の話などがとても良い。
0255文字
かべ
新着
最後のオチとそれまでの流れで怖いという一言が出てしまった。
0255文字
Riko
新着
図書館で借りた
0255文字
麻耶子
新着
ネタバレちょと読みづらい文体。結末にえ~って感じ。(別にどんでん返しって訳ではない)
0255文字
ハルト
新着
読了:◯
0255文字
熊猫
新着
先にあるのが何か、分かるような文体。これは好き好きじゃないかな。嫌いじゃないけど読み進めるのに気合いが必要だった。 そして予想通りの結末。 制作方面に興味がないと主人公の行動はピンとこないかも。でも、そうなんだよ。
0255文字
全60件中 1-40 件を表示
古書贋作師 (創元推理文庫)評価100感想・レビュー60