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新版 古寺巡礼京都〈20〉西本願寺

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荒野の狼
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「新版古寺巡礼 京都」の第20巻は西本願寺。本シリーズは、建物、絵画、書が、ほぼこの順番にカテゴリー順に豊富な写真が掲載されている点が魅力であるが、本書は、それぞれの建物ごとに絵画や書も含めて掲載されているページと、後半に絵画だけ、書だけが掲載されているページがあり統制がとれていないのが難。特に建物に付随して紹介されている障壁画は小さく絵画鑑賞には不適。障壁画の鑑賞には、本願寺出版社の岡村喜史「西本願寺への誘い」が豊富な写真と充実した説明があり優れている。
荒野の狼

また「悪人正機(しょうき)」の思想を解説し、「自分の力ではさとりを開くことができない醜い心を持った人間であると自覚した人を“悪人”として表した。実際に私自身を仏教の教えに照らして省みるとき、悪人以外のなにものでもない自分に気づかざるをえませんp87」と謙虚な姿勢。

03/24 22:31
荒野の狼

「西本願寺文学散歩」では司馬遼太郎と門前菓子「松風」についてのエピソードが「歴史を紀行する」から引用されているが、司馬が自戒をこめて書いたもので優れているp113。 武田恒夫の「多彩な障壁画」は、漢画と和絵に分けて障壁画を解説しておりユニークである。

03/24 22:31
5件のコメントを全て見る
0255文字
榊原 香織
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京都駅近、大きい、伝統ある その割に一般観光客いかない気がする。 確実に前は通り過ぎたことあるのだけれど、見たことあるのかどうか定かじゃない、西も東もどっちも。 盆石の名物が2点、伝わっている。 銘”末の松山”と”残雪”  前者の写真が載ってるが、う~ん、凄いと思えばすごいのか
0255文字
岑雄
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西本願寺には行ったことがある。広い境内、巨大な建築物、豪華な内装で敬虔の情が湧いてくる一方で、「貪瞋痴(とんじんち)」はどこへ行ったんだという気持ちも湧いてくる。矛盾なのだが正しくもある。矛盾のない世界に人は住めるだろうか?住めるのは、仏陀クラスの者だけだろう。仏陀も住めないかもしれない。仏教は、言葉に矛盾はないかもしれないが、行動に矛盾がありはしないか。親鸞のことは何も知らない。「僧にあらず俗にあらず」とは、程よく距離を置いた言葉ではなかったか。原理主義から身を守るために。そんなことを考えながら読んだ。
0255文字
雨巫女。
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《私‐図書館》嫁ぎ先の宗派の浄土真宗の御本山です。さすがすごいなあ。旦那様が、今度行こうと言われてました。一緒にいきたかったなあ。
0255文字
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