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沈黙の春(新潮文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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路傍一石
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ネタバレ劉慈欣『三体』で、主要人物がこの本を読んでいた設定だっため、そういえばこの本を私は読んだことがないとおもい、読むことにした。人類が人工的に作り出した薬品で自然を破壊していることへの批判。環境はそれは大事だし、破壊せずに生きていければそれはすばらしいが。この本の出版からある程度時代を経た今、薬品による環境破壊がどの程度抑えられているのか、あるいは悪化しているのかは気になる。母が定期的にやたらと除草剤を信じて撒くのを気にしていたが、やっぱりあまり撒かない方がいいんじゃないかな……。
0255文字
yavℹ︎
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殺虫剤でなく殺生剤とはよく言ったもの。自然から感じ取ることの大切さ。
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Aya Murakami
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地元図書館のSDGS特集か何かのコーナーに置かれていた本 薬毒が生物に濃縮していく話とざっくりしたイメージで読み始めたのですが土壌・地下水・河川そしてそこに息づく生物の汚染が濃縮していく話と結構話題が多岐にわたっていた。 細胞レベルでいうと染色体の異常によるダウン症の話や慢性白血病の話も!本当によく調べていらっしゃる。 庭と貸畑で家庭菜園兼ガーデニングしているのですが自然制服なんて無理ですね。追い払っても殺してもあとから害虫はやってきますから。適当に折り合いをつけるのが一番です。
のぎま

次は、シーア・コルボーン他『奪われし未来 増補改訂版』を是非。

06/19 23:29
Aya Murakami

了解!図書館にあるかな?

06/20 01:46
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miso_nomi
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ネタバレ殺虫剤の使用に警鐘を鳴らす本。ジャンルとしては科学よりはポエムに近いと思うが読者に危機感を抱かせるという目的には成功している。内容は古いが根幹のコンセプトは現在でも有効だと思う。
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NEXTAltair
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人類の専制を打倒せよ!
NEXTAltair

でお馴染みの地球三体協会設立者葉文潔にそのきっかけを与えたさ一冊

01/10 01:37
0255文字
Makoto61
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1960年台に書かれたとは思えない内容。ただ、事例が多く、途中からは飛ばしてしまった。1960年は日本は高度経済成長期にあり、この本にかかれているような農薬や除草剤による自然破壊が全く顧みられない時代。結局は人間が自然の征服なんてできるわけもなく、人間が自然のバランスを人間の都合が良いように変えることは不可能だと説いている。50年以上経ているが、自然を人間がコントロールする妄想から抜け出ることができないことを改めて諭してくれる。それにしても事例の多さにはまいった。
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Toshi
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この本が書かれたのは1962年。著者レイチェル・カーソンの先見の明もさることながら、環境汚染など全く気にせず経済発展を謳歌していた時代に、警鐘を鳴らした勇気に強い感銘を受ける。勿論今の目で見ると、出所が曖昧な情報や、海外からの天敵導入による害虫駆除の推奨など、突っ込み所は色々あるが、この本の価値、環境保護の歴史に果たした役割に揺るぎはないだろう。それから60年、人類は未だ科学や技術の力で自然をコントロールし、生活の利便性を追求すると言う考え方から抜け出せないでいる。
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TATA
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除草剤や駆除剤といった化学薬品が環境に与える影響について論じた著作。食物連鎖や化学製剤に耐性を持つ生物の発生などから警鐘を鳴らす。今もこの手の議論は多いのだけど、驚くのはこの著作が60年以上前の作品であること。人類はこの頃から変わっていないのか?いや、そうは言っても随分程度は軽くなったのか?だけどいずれにしても歪みは蓄積して、臨界点が近づきつつある。その頃から議論の根本は変わってないのだから、何を目指すべきなのかは自明のはずなのだけど、正面から取り組むには難しいテーマだ。
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ぐぐ
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ネタバレ殺虫剤、除草剤等の薬品の膨大な量の動物、人間、植物、自然への悪影響の事例が本のほとんどを占めている。 薬品は後に生物濃縮され甚大な影響がある。 今は無害とされていても将来はわからないものも多いだろう。 薬品を使わずともできる範囲で自然を知り、自然をある程度コントロールする方法はある。自然に優しい方向で人間に生きやすい世界を持続させるのはsdgsの考えにも一致している。 ただ、その薬品自体も地球からできている。 なぜ同じ地球からこんなにも強力な毒物ができ存在しているのか。 とても神秘的な疑問だ。
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blue xx
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除草剤、科学薬品で鳥が減り、卵も産まなくなる。 たった一種類の虫を駆除するだけの為の殺虫剤が土を汚し、川、池、海まで行き、 プランクトン、魚、更に鳥へと毒だけは残り、体内に蓄積され、それが安全と思われていた濃度が何十倍にもなって、、 人間にも返ってくるのですね。 科学薬品も安全だと言われいた薬も、川や池で色々な薬品と混じり合い反応し毒になる。 この本は60年以上前の本だが今はどうなってるのだろう。 未来の為に自分が出来る事は? 家にある薬品を見てみよう。科学薬品だらけだ。
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ブルーツ・リー
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そりゃ、そうだよね、という話。 農薬で、虫をバタバタと殺して、除草剤で健康な草を数日で枯らせる能力があって、それが他の動物や、人間に無害である訳が無くて…。 昆虫用の農薬が、生物濃縮を経て、比較的大きな動物を殺傷し、という所までくれば、人間だけが全く何の影響も受けない。と思っている事自体が、人間中心主義という奴なんだろうな、と思った。 当時に比べれば現代の薬物の方がマシにはなっているだろうが、それでもこの問題は過去の話ではなくて、現代日本でも進行していると考える想像力が必要なのではないか。
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さかな
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装丁と挿入されている絵がわかりやすくてよかったです。 自然や宇宙は傲慢な人類が思う以上に恐ろしく大きなものであることを再認識できました。図書館で借りたのですが、この本はいずれ入手したいと思います。 「湖水のスゲは枯れはて、鳥は歌わぬ。」 本書内で引用されているキーツの一文です。
よきし

ヨマナキャダー。

09/17 11:19
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ソルト
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この本を読んでいる最中にショッキングなニュースが。7月1日のニューズウィークジャパンより。ワシントンDC近郊で野鳥の異常行動、怪死(顕著な症状は目の異変、神経の異常)が多数。原因は不明だが、蝉の大発生による2次被害であるかもしれないと。蝉の駆除のため殺虫スプレーを散布。有毒成分が蝉の死骸に残留し、それを餌とした野鳥が神経を冒された可能性があると…「沈黙の春」が出版されたのは1962年。20世紀のベストセラーである。同じ間違いが繰り返し起こる。悲しくなる。
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たなか
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図書館本。タイトルと著者が有名なので一度飲まなきゃと思いつつ、読み始めると難解で読み終わるまで時間がかかった。でも読んでよかった。邪魔だから駆除するという単純な行動が、それ以外の動植物に影響を与えること、その先どうなるか、危険性を考えなければならないことを指摘する。自然の摂理は簡単には変えられず、自然の力は強い。人間の都合ばかりに合わせることは出来ないことを改めて考えさせられる。
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バカボンパパ
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1960年代に発行され50年以上経過した現在でも読まれ続けている本書であるが、50年以上経過した現在の状況が知りたい。今後は殺虫剤、除草剤を使うのをやめようと思います。
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nanaco-bookworm
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30歳の娘が高校生の時ライブを聴きにライブハウスに行った。その帰りに書店で買った本。積読期間を経て何度も挫折したがついに読み終えた。「人生の⚪︎冊」等によく挙げられているから読みづらくても読み通そうと思っていた。私の読解力からしたら難解だったが時間の無駄だったとは思わない。自然の摂理に反して化学薬品を使用した結果に対する警告が既に1962年になされている事に驚く。一方農家の息子でその苦労を知る亡き私の父が生前「無農薬なんて農業をしてないから言えるんだ」とよく批判していたのも同時に思い起こされる。この矛盾。
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なつ
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ヒトの身勝手さや想像力の至らなさを感じる。「火」を発見した時点でここまでの道筋がうっすらできてしまったように思う。ヒトが食物連鎖の頂点に立たなければ、自然破壊は今よりも抑えられたのではと想像する。何十億年の積み重ねでできた環境が、わずか数千年で消えようとしている。《地球は自分たち人間だけのものではない》
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雪だるま
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半世紀以前に書かれた本。殺虫剤を中心に化学物質の濫用に警告をしている。いくつもの具体的事例が並べられており説得力が高い。 殺虫剤で生態系を壊し巡って人間にも悪影響を及ぼすことは今思うと容易にわかりそうなことにみえるが、さまざまな利権が絡むと難しくなるのだろう。そのような利権目当ての暴走を阻止するには法や有効な制度が必要になる。これは現代でも同じだろう。現代社会の問題点も、殺虫剤と同様に明るみに出なければわからないものが沢山あるかも知れない。少しでも過ちを減らせるように、人類が思慮深く進化できることを祈る。
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言いたい放題
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昔読んだ
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teru
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どっしり重い、半世紀以上前の環境警告書。 世界的ベストセラーになったものの、肝心の環境対策は、如何に? 自分が生きているこの世界は、自分がやっているあんなことやこんなことは、次の世代に胸張れる? しっかりと生活のひとつひとつを、そのへん意識して過ごしていきたい。
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ぐっぴー
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「今だけ、金だけ、自分だけ」  結局は、自分たちにはね返ってくるだけ
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元気伊勢子
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ずっと読みたかった本。化学薬品が有害であることを説いている。人間だけが、無事に生きていければいいという考えを改めないと。環境問題は、この本が書かれている頃よりも進んでいるだろう。
Yu。

..うん、孫やひ孫の事を考えた上で取り組みをしないと、取り返しがつかなくなるものね。。

11/14 11:05
元気伊勢子

時間もかかるから、腐らずに根気強く取り組まないと。

11/14 12:23
4件のコメントを全て見る
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Keiko Yamamoto
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製薬会社 → 政治家と研究者 → 消費者 → 製薬会社 常に金だ!
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あかり
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「明らかな徴候のある病気にふつう人間はあわてふためく。だが、人間の最大の敵は姿を現さずにじわじわとしのびよってくる」という言葉があった。見えにくく、認識されるまでに時間のかかる問題ほど深刻だと私も感じている。時間をかけるといえば、お金や実力も掴むまでにかかった時間の分だけ消えにくい気が。時間がかかる、ということは本質的に近づくことなのかしら。
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akiko aikawa
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ずっと「つん読」だった本、読んでよかった。化学薬品の話から入るのだけれど、自然界は生物(や無生物)が互いに関わりあってバランスを保っているからこそ成り立っている、ということを教えてくれる。ある部分だけ切り離して考えることはできないし、自分勝手は許されない。たぶん倍返しがやってくる。「共存」の根っこは、この辺りなのかと感じた。60年近く前に書かれた本だけど、その後検証された事なども知りたい。
紅茶

そうだよね。これが60年近く前に書かれたとは思えない。

06/23 21:47
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姓名
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環境活動家にとってはバイブル的な本ですね。学生時代に読みました。
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satoromance
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★★★★★
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