形式:コミック
出版社:集英社
形式:Kindle版
「暗殺教室」の全カラーイラストの他、秘蔵設定資料や、前作「魔人探偵脳噛ネウロ」のイラストも収録した、ファン必携の“卒業アルバム”! E組全キャラの進路や家族構成に加え、投票で選ばれたキャラの未来を作者が描き下ろした特別漫画も掲載!
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普段、「ファンブック」を買う事はないのですが、完結巻と同時発売という事で手にとりました。カラーイラスト豊富で、特に連載第1回の「起立!!」で一斉に銃を構えるシーンがインパクト大です。渚、業、烏間、千葉の描き下ろし漫画も収録されています。渚の教師編、業の官僚編は2ページではなく、単行本1冊くらいの 話を読みたいです。
寺坂君の「顔のよく似た漫画家志望の妹がいる」とか完全にジャイアン繋がり(アニメ版の寺坂は二代目ジャイアン役声優の木村昴が担当)だし、コードネーム「ギャルゲーの主人公」こと千葉くんの家族構成がまさにリアルギャルゲーの主人公だし、本編の人間では最強クラスの敵役ホウジョウの「本気になったスゴい記録」に「10分間にホットドッグを88本完食」とか書いてるし、トドメの殺せんせーに至っては「最近身に付けた教育と関係ない技術」に「醤油を浸けすぎたお鮨のシャリを元の酢飯に復元する技術」だの「埼玉県民VS 千葉県民を双方のプ
ライドを傷付けず丸く収める技術」とか書いてやがるし(笑)、シリアス展開多めだった本編の反動でこれでもかと笑わせにくるのはこの作者らしい、と言うかそんなに時事ネタやりたかったんかい(笑)。E組の生徒たちのその後の進路についてつまびらかにしている後半は人によっては蛇足ととられるかもしれないけれど、これで最期と思えば全然許せるし、それどころかきちんと見せてくれて有り難うと言う感謝しか湧いてこない。本当に面白い作品だったのだとしみじみ思う。さよなら、椚ヶ丘中3年E組、素敵な数年間を有り難う(了)。
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