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あのころのデパート (新潮文庫 な 49-4)

感想・レビュー
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nyatch
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すき間時間に少しずつ読み進めて、終わる頃には最初のほうは忘れてた、笑。でも、もう一度読み返したくなる面白さだったのは、私も「あのころ」を知っているからかな。「よそゆきと、おでかけ」。ノスタルジーを誘う言葉ですね。『暮しの手帖』の話もあって、巻末で解説を書いているのが松浦弥太郎氏と、人選もバッチリ。
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ひつ
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デパート勤めをしていた作者がデパート勤務時代や子供時代の思い出を交えながら描かれた作品。 昭和の頃のデパートを見てみたくなった。
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ハチ15
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デパートでお勤めされた事のある作者が、子どもの頃からデパート勤務を辞めた後まで、デパートにまつわる思い出を絡めたエッセイ。 昔のデパート、今のデパート、社員さんにお客様、時には政治にもチクリと毒舌を交えた思い出話。 そういや昔、デパートの屋上って、プチ遊園地みたいなのあった気がする!(笑)
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しましま
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ネタバレ6読目(だと思う)。昭和の風物詩部分はとにかく楽しい、が、だ~…意識高い系の上から目線な言い様にゃ、やはりイラッとしまくりで、それでも最後まで読んじゃうのはナゼかね??つーかイラッとすること解ってるのに、定期的に読み返したくなるナゾの本😅苛立ち交じりに読み終え、今もっとも強く思ってるのは…「デパート行きたい♪」なのです💕うん、長野さんよりひと回り年下の私にも、やっぱりデパは特別な場所✨その再確認のためと思えば、いささかイラッとしてもいっかあ😊
しましま

パグ猫さん☆正装スタイルというか、ちょっとお出かけする際は、軒並みこーゆーカッコさせられてましたね~♪ウチの亡母がファミリアみたいな服装を(子供に着せる分には)好み、おかげで当時の私ゃチェック柄にゃ食傷してました😅おんなじ英国風でも、少年服テイストだったら喜んで着てただろーな~…ううぬ、上手く行かないモンですのう~💦💦

11/19 22:39
しましま

パグ猫さん☆ね~、まさにあるあるネタですよね~😤子供の着たい服と、親の着せたい服は、決して合致することがないっ♪コレたいていのオトナは身に覚えがあるんじゃないかと😅

11/20 13:25
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調“本”薬局問悶堂
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長年の積読からの完読。 長野まゆみという作家の作品のどこに惹かれるのかがわかるな、とおもいつつ、それが、わたしがいやらしいな、と思う部分でもあるのだ。 だから面白い。 デパート、わたしも好きだったな。
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ミチル
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長野氏の作品に見られる古風な文化はデパートで培われた側面もあるのだと納得。
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メモリー
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ネタバレ昭和30年代からバブルが始まる前のデパートは、映画「3丁目の夕日」にも描かれているように「日ごろはつつましい暮らしぶりの庶民が、手の届く範囲で、ささやかな贅沢と非日常性を味わうことの出来た場所」だった。私はドンピシャリとその年代に当てはまるが、家庭の事情からデパートデビューは幼なじみと2人で出かけた9歳の時。親と行ったことは一度もない。大丸の屋上で売れる前の内藤やす子さんの「弟よ」をたった2人の観客として聴いた。その子のお母さんが食堂で皿洗いをしていたので、その後2人で何度も訪れた。最近、行ってないな。
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しましま
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ネタバレ子供の頃、日曜日は日曜日でも「デパートに行く日曜」は、特別だった☆よそ行き&白いタイツに身を固め、お帽子を被り、エナメルのメリージェーン履いてポシェット持って家を出た時点で、わくわくするの何のって♪食堂でお子様ランチを頂き、帰宅直前にはお菓子を買って…3人兄妹の我が家じゃお菓子選びも順繰りで、長兄の回はワッフル、次兄の時はブロークンのマロングラッセ、私は得てしてアイスクリームと決まってたっけ♡お客様用のお菓子として北欧製の缶入りクッキーも一緒に買って…などと懐かしい記憶が押し寄せる、5読目タイムでした😊
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mr.lupin
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長野まゆみさん初読み。長野さんのデパートに対するエッセイのような読み物だった。長野さんが言うあのころのデパートはそんな感じだったんだ~と思わず納得したりする部分も多々あったりして楽しめた。しかし内容的にはどちらかと言うと女性向きの話が多かったような気がした。もう少しあの頃のデパートの裏話でもあったら良かったのにな。☆★★★★
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しましま
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ネタバレ再読。「近頃じゃ外食の際に隣席の若い女性が、高カロリーなパスタランチ→デザート&コーヒー頼んでるのを見て『そんなのできるのも今のうち』と内心で独語」みたいな文が怖くて…うわあ何ソレ、食べたら誰かに迷惑かかったの~!?こっわ…つか50近い私もたまの外食の時に食べてますが、そりゃすいませんね、そんなん冷たい目で観察してる方がよっぽどヤだよ私はさ。あーもう作家としちゃ(特に初期)好きな方でも、個人としちゃ相容れないタイプかも…やはり私は、不機嫌なツラの人より、男女問わずにこにこしてる人の方がず~っと好きなのだ☆
◌ふう◌

しましまさんお墨付きの本を読んでみたいと思います!『野ばら』なんて題名が素敵ですね✨そんな繊細そうな作品を書かれる方が、実はキョーレツな方だなんて💦うーん…個性が強いお方なのですねえ。森茉莉さんみたいにエッセイも物語も繊細で素敵な方ってなかなかいないものなんですかねえ…

11/09 21:08
しましま

ぷっちさん☆おうっ、是非ゼヒ~(^◇^)とおススメしちゃうとこまではいーんですが…お茉莉さんですか~!?つか彼女、私の中じゃ「(いろんな意味で)最強」ポジションにある人なんですが💧何しろ汚宅ゴミ屋敷の先駆者にしてダメ人間としか言えない生活っぷり、ファザコン度は極北レベルで、それでいて文章書かせりゃ三島由紀夫を感泣させる大天才、ですしねえ~…やっぱお茉莉さん最強だわ、うんうん♪群ようこさんが評伝『贅沢貧乏のマリア』でツッコミ入れまくってらっしゃいましたけど、頷き過ぎて首が折れるかと思ったですよ~い^^;

11/09 21:18
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b_sky_0903
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無事に注文をすませ、すぐさまサラダバーへ泳ぎにいった。
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 ユカリ
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初長野まゆみさん。デパート大好き(買わずに冷やかしで回遊するのみ)なので読んでみた。母子で元デパートガール。昔、オシャレして一家でお出かけしたキラツキラの思い出、バリバリ働いていた頃の裏話(お母様への聞き書き比較アリ)、老舗デパート見学ツアー体験、お客さん目線のあるある。暮らしの手帳など昔の資料を紐解いた考察。かつての夢の国は幻、今はインバウンド頼みのデパート業界だけど、裏側を知ってから出掛ければ楽しめそう。表紙の包装紙風デザインはよく見れば新潮社の葡萄なのね!リボンも懐かしい。
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にしかさ
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この人、子供の頃は60年代後半~70年代だろう。とにかく子供の多い時代。年々新しいものが発明されグリコのオマケが木製からプラスチック製に変化する頃だ。確かに大食堂、おもちゃ売り場、屋上遊園地、よそゆきの服、懐かしすぎる。働き始めたのは80年代。関西の鉄道会社系K百貨店、球団とくると、今、日本一高いビルにある百貨店のこと。当時吉祥寺で今は電気量販店が入っている。Pはプランタン。百貨店はやっぱり老舗がいい、戦後生まれの電鉄系はサービスがダメ。この本、デパートだけでなく、昭和の風物詩、懐かしいことがいっぱいだ。
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まさえ
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長野まゆみさんの本は初めて読みましたが、とても面白かったし勉強にもなりました。商社って そういう役割もあったのか〜、とか、当時どうだったのかとか、とても興味深いです
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しましま
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ネタバレ何度目かの再読。上から目線なところは何度読んでも気に食わないけど、長野さんのお書きになる昭和の風景が、懐かしくも嬉しくって♪(とはいえ私は長野さんより十いくつか年下なんですけどね~(苦笑))。そうそう、昔は我が家にもあったなあサイドボード、亡母がフランス刺繍を施した白いカバーがかかってて、父が夜に楽しむ洋酒のボトルが何本も置いてあって☆あの当時リビングで使ってたカーテンはサイドボードと同色の焦げ茶のベルベットで、電話はまだ黒電話で…と郷愁にひたりつつの再読タイムは、なかなか楽しかったです♪
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美味しい渋谷
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百貨店勤務経験のある著者による、昭和の時代の裏話、思い出話。専門的な事は分からないし、世代も違うので。何故衰退してしまったのかなあ。
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しましま
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ネタバレ再読でも面白いは面白いんですが、初読の時と同じく、著者の(主に後半)上から目線な社会批判や皮肉っぽいご意見、意識高い系モロ出しの苦言やら何やらがどうも、ねえ…これさえなければ「あ~楽しい再読タイムだった♪」と、心地好く本を閉じられたんですけど。私事になっちゃいますが今でもデパート好き・お買い物はまずデパートに行っちゃう「あのころ」の洗礼を受けた四十路としてはますます、そう思えてしまって。なので、私としては、なんとも甘酸っぱくもほろ苦い読書タイムでした…ううむ。
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小春
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自分が子供の頃のデパートの「特別感」が思い出されて楽しい。後半、震災の影響からの社会批判が鼻について残念。
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みどり
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エッセイに自分の小説の空気感を持ってくる人もいるけれど、この人はまるで違った。物語と自分の生活が完全に切り離されている。長野まゆみさんの小説の、どこか遠くて美しい夢のような文ではなく、自分が勤めていたデパートのことや思い出について冷静に書き連ねている。一度アルバイトで百貨店の裏側に行ったことがあるけれど表のきらびやかな店たちとは打って変わって、薄暗く湿っていて、女性の主導権が異様に強い場所だったことを記憶している。実は女性は欲張りで十分闘えること、知っているから長野さんは物語の中に儚い少年を書いたのかな。
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しましま
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ネタバレそうそう、昭和40年代生まれの私も日曜にデパート連れてってもらう時、よそ行き着せられエナメルのワンストラップの靴履いて、お帽子被ってたモンでした♪キャンディワゴンとかお子様ランチとか、懐かしいなあ☆あの当時、デパートは夢の具現化みたいな場所でした。百貨店員さんだった著者だけに、デパートの裏側のお話も興味深く、面白かった…んですけど、ゴメンナサイ、散見される著者の意見やら何やらが、なんだか上から目線なものに感じて、どうも鼻について。それさえなければ単純に「あ~面白かった♪」だったのに…そこがちょっと残念。
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ちどり
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ネタバレ昭和30年代生まれの著者が家族でお出かけした新宿の京王百貨店に始まり、新卒で就職した、吉祥寺の近鉄百貨店、転職先のプランタン銀座。 三つのデパートでのエピソードを交えつつ、お客様の視点と、貴重なデパート社員の視点の両方から書かれている本。 デパートそのものの話と、著者自身や、ご家族の話が行ったり来たりしながら展開します。 タイトルから、ノスタルジックさを期待して、手に取ったものの、著者の皮肉交じりの所感が多いため、後味はノスタルジックとはいきませんでした。
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こに
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小説かと思って手にしたのですが違いました。ちょっと残念。こういった物を読みたかったわけではありませんでした。それでも、デパートの裏側には興味津々。店員さんを見る目が変わりそうです。
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kurumi
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長野さんより後の世代ですが百貨店で働いてたので懐かしく読みました。現在私がデパートに対して感じてる違和感や憤り、今後の方向性を上手く表現してくれてる。面白い読み物、というより記録映画のような。
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オシャレ泥棒
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単行本既読。
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きのした
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作家なんてある程度変わった人ばかりだろうが、小説以外を書かせるとそれが際立って鼻につく。
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椿初兎
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デパートが週末のお出かけの場だった「あのころ」。著者自身がデパートに勤務してた時代の「あのころ」。そんな、私の知らない「あのころ」の様子が、なぜか懐かしいと思えてしまう一冊。私自身は「デパ地下」が身近なものになったり所謂ファッションビルとの違いが曖昧になった「近頃のデパート」しか知らない世代ではあるのだけど、そんな世代の私が読んでも「懐かしいあのころ」と思わされてしまうような、イメージが浮かびやすい文章だなと思った。
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Saaaaaaa
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「デパートは日本人が楽しめるところでなければ、生き残れないはずだ」になぜか共感してしまった。昔は週1日の定休日があって10:00-18:00の営業だったとあったけど、働く人のことを考えたらその頃の営業形態でいいんじゃないかって考えさせられた。東日本大地震のあと不規則な営業時間でも工夫すれば不便を感じなかったし・・・
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ゴンゾウ@新潮部
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デパートが消費と娯楽の頂点にあった世代なのでタイトルにひかれて購入した。 ノスタルジックな小説を思い描いていたが内容はさにあらず。長野まゆみさんの初作品がエッセイとなってしまう。内容自体はとても充実していて買う立場、働く立場でのデパートを冷静に読みやすく解説している。実際に学生時代に池袋のデパートのデパ地下でバイトをしていた自分でも知らなかった新たな発見があった。
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rakim
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あのころって思う年代は様々だけれど、今のオトナ(30代以上?。今は専門店街ビルが乱立模様ですから)にはそれぞれが何かしらデパートに対する思いがあると思う。読みながら自分が子供だった頃の思い出に案外デパートに関するものが多いのを発見。はるか昔私のランドセルはデパートで買ってもらったんだった、某デパート食堂(レストランじゃない!)のミートボールスパゲティ好きだった・・・なんて。
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スプリント
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デパート店員ならではの裏話と、デパートが特別な場所だった時代の思い出話がつまっています。懐かしさに浸れました。
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 あめちゃん
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屋上遊園地…デパ地下のキャンディーワゴン(お菓子のメリーゴーランド)……はぁ〜懐かしすぎてキュンキュン度★★★★★フルオーバー 母のスカートの裾を掴んで人混みを必死に歩いた先にあったオモチャ、屋上入り口近くにあったペットショップ。子供自分にとっては夢の建物デパート。当時は知ろうとも思わなかった裏側が見れた感、なるほど。為になった度★★★★★
しましま

ナイス並びに先ほどはありがとうございます💕あ、もちろんお気に入り登録して頂いたことも、とっても嬉しいです!重ねて、ありがとう(*^▽^*) こちらからも登録させて頂きました♪アフォの極みなヤツですが、これからどうぞよろしくなのです~😊

01/04 15:42
 あめちゃん

お返事ありがとうございます😊個人ホームのつぶやきをご覧いただければお分かり頂けるのですが、私は筋金入りのおバカです😁長ーい目で見守っていただければと思ってます 今後宜しくお願いします😊

01/04 15:46
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文庫担当
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私にもデパートにまつわる幼い頃の思い出はいくつかあって、郊外型の大型ショッピングモールにはない「よそ行き」感を懐かしく思う。最近はすっかりモールばかりに行くので、最近のデパートを知らないけれど、デパートが感じさせる「よそ行き」の所以は「上品さ」にあるんだと思う。安さや便利さとはまた別の、目には見えない価値は、量的な豊富さとは別の豊かさにあるのではないか。時間のゆとりがあるからこそ持てる心のゆとり。心のゆとりがもたらしてくれる豊かさ。豊かさがあるから楽しむことができる上品。戻りたいな。「あのころ」に。
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miwapicco
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ジャケ買い+αで、背表紙の紹介文を参考にするんですけど、、随分中身のテイストが違って混乱ー( ¯−¯ )そして結構皮肉屋さんな視点。でも、様々な業界の内情、というのは興味津々ー
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zwei
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ネタバレ先日、猫に襲撃にあった、サイン本は実はこれなのです。悲しみが少し薄れたので読みました。読む分には問題ありません。ただ、こすり過ぎたため表紙がよれよれに…。包む人、包装紙に対する敬意、みならいたい。レストランで「食べるものがない」、思っても、言ったことなかった!先生すごい。暮らしの手帖の所面白かった。実家の本棚に並んでいます。小さな頃は藤城清治の挿絵のお話のページが主目的でした。
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Koji
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しゃんとすべき時には背筋を伸ばすことがお洒落だった昭和40年代。デパートに出かける時は、よそゆきの服を着た。汚さないよう緊張したけど、店員さんのお辞儀やエレベーターガールの声色に釣り合っているような気がして誇らしかった。当時、テレビの中の出来事は作り事だから俳優本人もフィクションなのだと誤解していた僕は、あるデパートの屋上でキリヤマ隊長以下水色のウルトラ警備隊メンバーと遭遇し、この人達は実在したんだと衝撃を受ける。現実と想像の世界の境目が怪しくなる原初体験だった。あの頃の家族の匂いがする珠玉のエッセイ。
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Aki
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子供の頃のデパートにまつわる思い出と重なる部分があったから、面白く読めた。ただ、途中から、なんだか上から目線の文章に感じてしまって、最後は飛ばし読みになってしまった…
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コジ
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★★★★☆ 百貨店の店員経験のある筆者が語るデパートのあれこれ。筆者が子供の頃、家族で訪れたデパートの相席必至「大食堂」、子供の憧れ「屋上遊園地」、まるでメリーゴーランドのように綺羅びやかな「回るキャンディーワゴン」などの懐かしい思い出話や、店員経験があるからこそ語れる失敗談、館内放送の秘密、よく考えるとちょっとおかしなデパート用語、社員食堂の思い出など。デパートの歴史や時代背景は各種文献から引用して細かく書き込まれていてる。エッセイ的で新書的。後半はデパートの話題が枯渇するのか脱線気味なのが少し残念。
みぃな(みひな)

私も元店員でした。読みたいです。

09/13 22:58
コジ

みぃなさん、元店員目線の話しが結構ありますよ(^O^)/

09/13 23:32
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8810mcd
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仕事柄、全国を隈なくまわる機会に恵まれているぼくは、出掛ける先々で『子供の頃毎週末のように通った、キラキラと輝いているようなデパート』を探して回った。でも、そのような店に巡り合うことはできなかった。新宿伊勢丹も、玉川高島屋もどこか違う。そう思いながら二子玉川riseの中にある蔦屋家電(書店併設)を彷徨っていると本書のタイトルが目に飛び込んできた。ぼくが全国を探し回っても見つけられなかった「あのころのデパート」は本書の中にあった。
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柊
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読み手を選ぶ本は確実に存在する。世代や生活圏、水準が違い共感が難しく「そんな事もあるんだ(私が全く知らない所で)」と、引いた視点で読んでしまった。せめて小売経験があれば違ったのか?楽しめない自分が悔しい。そんなわけで感慨も持てず、著者の創り出す物語は大好きだけれど、これは入り込めなかった。幼少期からの関わりや店員として過ごされた懐かしさと憧憬、デパートの舞台裏を知っているからこその辛口評など四方山話は興味深い。良くまあこんなに覚えてるものだと驚きます。本当に大好きで大切な場所なんだろうなぁ…
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