読書メーター KADOKAWA Group

ゼツメツ少年 (新潮文庫)

感想・レビュー
344

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
れいちぇる
新着
小学生の男の子・リュウは、参加したとあるイベントで「ゼツメツ」の危機に瀕する二人に出会う。中学生のタケシ、同じく小学生の女の子のジュンと共に、ゼツメツしないための家出を決行する。 「大切なのは想像力」、この言葉が強く示すメッセージと、少年少女たちの淡い冒険譚。 重松清さんって、平易な言葉を駆使して人の心を引き込む力がピカイチすぎる。こういう言葉を操れる人になりたいと思った。涙なしで読めない名作。
0255文字
あやか
新着
★★★★☆これでもう読むのは3回目。なぜかふと読みたくなる1冊。「居場所」とか「生きる」とか、「ゼツメツする」とか...この本からは考えさせられることが多い。
0255文字
りんごじゃむ
新着
セカイは広い。 私自身、自分の事が嫌いだし、特に小中学生の頃、友人関係に悩みとても苦しんだ時期があった。だから、この小説を読んで当時の気持ちを思い出した。そして、振り返ると当時悩んでいたコミュニティはすごく小さなもので、それ以外の居場所が実はこの世にたくさんあるのだと、今とても実感している。この本にもあるように、生きること、それが1番大切。だからこそ当時の自分にこの物語を読ませてあげたいと切実に思った。
0255文字
はむはむ
新着
A
0255文字
としほ
新着
少年の冒険物語なのかと思ったら、最後に泣けた。 自分も周りとうまくやれない子供だったけどオトナになって思うと狭い世界で生きていたと思う。子供たちにいろんな世界があることを知ってほしい
0255文字
まひはる
新着
かつて子供だった視点と、今、子を持つ親になった視点。
0255文字
YUKA
新着
重松清さんは作中の人物をとても大切に書く方だ。宮沢賢治の銀河鉄道の夜をなんとなく思い出すような、切なくて愛おしい物語だった。 「生きよう」という優しくて熱いメッセージを感じた。本当に、親になって毎日強く想うのは、成績が悪くても、優しくなんかなくても、夢なんかなくても、我が子にはとにかく生きていてほしいんだ。 そのことを子どもに伝えることができているだろうか?そして私たち自身も、何もなくてもとにかく生きていることが立派なんだ。 言葉ではうまくいえないから、我が子たちにもこの本を勧めたい。
0255文字
行商人
新着
著者の本は初。いじめを題材にした自己肯定という難しいテーマ。登場人物の上位に著者(「センセイ」)を登場させ、登場人物と会話させるという手法は、小説では初めて見た。時間的・空間的感覚がぼやけるような効果が印象的。梶井基次郎氏の小説「檸檬」をアイコンにしたのも面白い。難解なテーマに対し、立体的に観点を据えるのに成功したと思う一方、そうした手法で逃げ道を設けたような気もした。また文章構造が複雑なので、読み手の読解力をかなり要求する。自分のようなレベルには、結論が分かりづらいのが残念。
0255文字
ひめか*
新着
久々の重松さん。お話の中にお話が入って入れ子構造になっているので混乱した。いじめられている子を助けたら無視されるようになったリョウ、親が亡くなった姉に囚われて、成績優秀で学校つまらないと思ってるジュン、優秀な兄と比べられて兄を筆頭にいじめられているタケシ。居場所がなくて不登校になった3人が家出をするお話。悲しみを物語に閉じ込めることによって優しく包んでいるけれど、やるせない…それぞれ苦しくて、なぜこんな目に遭わないといけないのか悔しかった。でも分かち合える仲間と出会えたのは救い。小説は生きた証になったね…
0255文字
nanamint
新着
6年ぶりに再読。構成が複雑で引き込まれた。
0255文字
相田うえお
新着
★★★☆☆24062【ゼツメツ少年 (重松 清さん)k】重松さんのあとがきにありましたけど、追い詰められてゼツメツの危機に瀕した子供たちが、助けを求めて物語の中に逃げ込んで、物語の中で生き延びる話にしよう〜って書いてましたね。なるほど〜ゼツメツ少年のゼツメツってそういう事だったんですか。しんどいテーマなんですけど、読み始めてすぐに作品に引き込まれてしまいました。物語に物語が入った小説マトリョーシカみたいな作中作的作品で、ちょっと構成が複雑なこともあって多少、混乱しましたがやはり重松さん作品は素晴らしい。
相田うえお

◯「タニシの化石がたくさん見つかります。それをおタニシみに〜!」ぅお"!親父ギャグじゃねーか!◯「トウタってのがあるんだ、生き物には。弱肉強食っていうか、弱いヤツは負けちゃって、負けたヤツは追い出されるしかないんだ。それが生き物のルールなんだ」人も動物、文明が進歩しても根本は変えられないのか?◯戒名の終わりが『童子』とか『童女』は子供のホトケさま、『孩児』『孩女』は赤ちゃんくらい。知らなかった〜

07/02 23:32
相田うえお

◯『現実では決して起きない奇跡を信じるために、人は物語を語り続けてきたのではないか。現実にはあり得ない荒唐無稽の話や出来過ぎのような人情譚を、人はそれでもそんなことがあるかもしれないと信じ、あってほしくないと恐れたり、あってくれたらいいと祈ったりしながら愛してきたのかもしれない』なるほど〜◯作家さんって、自分の書いた小説の登場人物を『あいつ、いまごろどこでなにをやってるんだろうなぁ〜』などと考えるんですか!びっくり。それとは逆に沢山の登場人物を物語に呼びつけては忘れるというのは、いわば使い捨て〜だって。

07/02 23:33
0255文字
とも
新着
子供のいる親としてはどうしても自身の子供と重ね合わせて読んじゃうよね。もし自分の子供が学校で同様のイジメを受けてたら…親にも話せず一人孤独に思い悩んでいたら…。 自分ならどうするやろう?相談されなくてもいち早く察してあげる事ができるんやろうか? 些細なSOSに気付いてあげれるんやろうか? 後半はファンタジー色が強い内容で中々入り込めんかったけど、読んでて胸が詰まり子供との向き合い方を考えさせられる一冊でした。 ゼツメツするなよ!子供達!!
0255文字
武井 康則
新着
ネタバレいじめでゼツメツ寸前の少年から作家のセンセイは手紙を受ける。そして少年の家出もの。今までの作品のキャラクターが登場し、現実世界と小説がリンクし、最後はファンタスティックな結末。いじめを数多く描いた作家が、現実の友人の悲劇から作品に昇華しようと奮闘するが、ついに助けることを絶望した作品。脱線を繰り返し力業で救おうとするが、力作で失敗作。作者が長く単行本として出版しなかったのは、自覚があるのだろう。これでいいのかな。問題の設定が間違っている気がする。現代のいじめは、フラストレーションを抱えた個人の問題などと→
武井 康則

いう小さな問題ではない気が。もう一億総中流でなく様々な階層が分断され点在した社会であって、その中の異種とみなされた者を排除する、あるいは、みんなそれぞれに異種なので、自分がそう見なされないよう犠牲者を仕立て上げる。いじめられないためにいじめる。その一方で生まれた時から極狭の空間で育つ者は共生を知らず、違和を感じる者をただサディスティックにサイコパス的に攻撃する。そんな時代に昭和的のいじめを持ち出しても助けようがない。

04/27 15:03
武井 康則

だから学校自体も共生をあきらめ、授業もリモートでいいと言い出したではないか。まあそれも違う気がするが。

04/27 15:03
0255文字
サンタマリア
新着
書くこと読むことで痕跡を残すというのはいいな。とある場所で出会った医大生に薦められた本なんだけど良かったな。彼は「人は臨終の間際、ペンを取ろうとする」と言った。その気持ちを知りたい彼がこの本を選んだ理由が少しわかる気がする。 『いつでもいいから』の一言があれば、もうちょっと歩こうかなんて気持ちになれるかも知れない。居てもいいんだと思えるかも知れない。幸い僕には小さいながらも居場所があったからここまでやってこれたんだなと思った。『生きるっていうのは、なにかを信じていられるっていうことなんだよ』
0255文字
パン粉
新着
ゼツメツしないために旅に出た中学生男子と小学生男女、大人無しで生活して思うままに行動する姿を見て自分も楽しくなる。 いじめや、家庭環境によって 生きるのが辛くなっている人の現状と心理を見つめられる機会になった。 なにより、重松清の他の作品で出てきた登場人物が出てきたことに驚いた。
0255文字
ウッチー
新着
 ストーリー中盤からどんどん先が気になってスピードアップした。読み終わる前に、助けを求めていた3人は既に亡くなっていることがわかり、凄く悲しい物語でした。ストーリー構成が斬新だった。
0255文字
shiggy
新着
かなり重い話だったが、どこか入り込めない感じだった。現実と虚構が入り交じるからかも知れないが、1つ1つの話をもっと現実で解決して欲しかったもどかしさかも知れない。とても寂しくて、悲しい物語。
0255文字
清子ky
新着
ネタバレ子供がいる親は読まないほうがいい
0255文字
Kp
新着
ネタバレ 今の環境では生きていけないということを「ゼツメツしてしまう」と表現して、ゼツメツしない道を模索する少年達の物語。「いじめ」や「居場所」「生きること」について考えさせられる。人には希望が必要なんだと思う。「生きてさえいれば、きっと大丈夫」「今は苦しくてもこの苦しみは永遠ではない、未来には良いこともある」そう思える希望が。重松清さんの過去作の登場人物が出てくるので懐かしい。「いじめ」や「死」は悲しくて残酷で辛い。けれど重松清さんらしく、優しさや温かさを感じる文章で包み込んでいる。ステラー大海牛の話が印象的。
0255文字
鍵ちゃん
新着
「センセイ、僕たちを助けてください亅ある小説家のもとに、手紙が届いた。送り主である中学2年のタケシと、小学5年の男子リュウに女子のジュン。学校や家で居場所をなくした3人を、「物語亅の中に隠してほしい。その不思議な願いに応えて、彼らのお話を綴り始めたセンセイだったが。この作家ならではの心暖まるのかなと思いきや、読まなかった方がよかったかなと後悔するほど内容が辛く、最後までキツかった。どうにか救えなかったのかという気持ちになりました。
0255文字
のちおちゃん
新着
⭐️⭐️⭐️
0255文字
湯湖
新着
ネタバレ3人の少年少女たちの家出という冒険譚なのだが、その理由にまずは心が痛くなる。物語の構成も不思議で、終盤には彼らが既に亡くなっていることが分かる。そしてあとがきを読んで、この作品が書かれた背景を知る。重松作品は涙なくして読めないことが多く、この作品もキツかった。イジメ、ダメ、ゼッタイ。
0255文字
むぎ
新着
ネタバレいじめのシーンも心理描写も本当にリアルで、上手すぎて、あまりに登場人物たちが可哀想でぼろぼろ泣いてしまった。 この子たちが救われないかぎり眠れない、と必死で読み進めたけれど、こんなに悲しい終わり方になってしまうなんて、あまりにむごい。だけれど、たしかにそこに光は差していた。言葉にならない、虚脱感の真ん中にたしかにあたたかさがちいさく佇んでいる。なんて小説なんだー…あんまりだ……「生きるっていうのは、なにかを信じていられるっていうこと」
0255文字
さかな
新着
信じること想像すること。悲しいだけじゃなくて確かに希望を感じた。認めるって言ったら傲慢に聞こえるけどどんな選択も肯定したいっていうか敬意を払いたいって思った。
さかな

「現実の世界を救うことはできなくても、いつか、誰かが、現実の世界を愛そうとするときの手助けになるだろう。」という言葉がグッときた。 自殺じゃなくても生きとし生けるものは死は当たり前におとずれるものだから、自分がそちら側に行くとなると、現実を生きる人には止まった時間を生きて欲しくないなって思ってしまった。それは生きながらに死んでるようなものなんじゃないかな。自分を生きて欲しいと思った。 そのために信じること想像することは、すごくすごく希望だと思えた。

05/24 22:51
0255文字
おやぶん
新着
いじめや様々な理由で不登校になった3人が知り合い家出をする。そこでの出会いが物語の中心となる。 と書きながら主人公は作家のセンセイでいいのかな。 空想と現実を行ったり来たりしながら物語は進みました。
0255文字
isry 2@積本消化中
新着
ネタバレ【14年毎日出版文化賞】小説家のもとに届いた少年からの手紙。小説家の”物語の中”に僕たちを隠してほしいという少年の願いに応え、物語が紡がれる。それぞれ居場所が失くなって(失くされて)しまった少年少女たちの家出。本作も読んでいて辛い描写が多かった。”大切なのは想像力”タケシ、リュウ、ジュンはたくさんの想像をしただろう。楽しいことも辛く悲しいことも。その想像力は結果として、悪いほうに働いてしまった。ゼツメツ少年が増えない(生まない)ように私たちは想像力を働かせる。生きることは何かを信じていられることなのだと。
0255文字
カニック
新着
辛く悲しいお話。イジメを楽しんでいる人間は永遠になくならないのかな?絶滅させたいけど・・・
0255文字
きょちょ
新着
毎日出版文化賞受賞作。 哀しいが実に良くできた作品だ。 ここに登場する少年・少女は、現実の世界にも間違いなく存在するはずだ。 多くの読者が感銘を受けることだろう。 この作家は、人間に対する包み込むような優しがある。 ★★★★
0255文字
ミチ
新着
ゼツメツ少年。 なんでこんなにも悲しい暗い話なんだろう。いじめから来る自殺。無くなればいいのに。
0255文字
ひまわり
新着
生き辛い…よね。そんな時にぜひ手に取ってほしい本。「明日のことを考えると怖くてしょうがなくて、いいことがなにもないかもしれない。でも、じゃあ、あさってはどうだ?しあさってはどうだ?来週になったら、来月なら…中学校を卒業したら、どうなってる?」「生きるっていうのは、なにかを信じていられるっていうことなんだよ」大切なのは想像力です。信じることも想像力です。
0255文字
キューポップ
新着
ネタバレ小説家の元に舞い込んだ手紙。「このままでは僕らゼツメツしてしまう。お話の中に居場所を作って下さい」。センセイとタケシの手紙が続く。*リュウ 運動も得意でクラスの人気者。虐めに遭っていた同級生を庇った事で自分が無視の標的に。タケシ 兄は何もかもよく出来るいい子。だがその要領の良さでタケシを虐めていた。女の子のジュン 三つで亡くなった姉のかわりなのか?親に取ってはと悩む。リュウの父が主催した不登校の子の為の合宿で三人は出会う。読んでいてこの空間ずっと続いて欲しいなと思った。だが三人は自死を選んでいたのか。
とも

読んでて胸が詰まりした。親として何ができるか自問自答しながら読み切りました。 「親」という字は「木の上に立って見る」の通り、子供の世界に介入し過ぎるのも良くないと思いますが、どうなんでしょう?

05/08 00:09
キューポップ

ともさん☆木の上に立ってる。確かに。余りにも子供の世界に介入しないのは、危なそうなのに問題ありそうなのにと思ったら今は危険かと。昔(昭和)の方が子供の問題に介入しなかったでしょう。不安な心配な事は介入した方がいいと思うな。

05/23 21:58
4件のコメントを全て見る
0255文字
キューカンバー
新着
『きみの友達』のエミちゃんや『マユミのマーチ』のお母さんに会える。それだけでもドキドキする物語。もう一度会いたい人にお勧めします。ほんの少しでも再会させてくれたことに感謝します。楽しく読了しました。
0255文字
tnyak
新着
温かくて、でも切ないお話でした。
0255文字
しの
新着
ネタバレ重松清さんの作品をあらかた読んでから読みたかった本。【⚠️ネタバレ】どうやら別の作品の登場人物たちも出てくるようです。一見すると先生=重松さんが3人の子供たちから手紙を貰い、調査していく というお話に見えましたが、先生=重松さんの亡くなった友人が正解でした。友人の娘さんが自殺をし、それに心を病んだ父親も亡くなり、その事が悔いに思っている重松さんの友人と娘さんに宛てた物語として読むとまた別の感想が生まれるんだろうなと思います。他の作品を読んでからまた再読したいです。
0255文字
れこ
新着
ネタバレ重松さんの本は短編集を読むことが多かったけど、長編小説だった。最初は、小中学生の冒険物語かと思い、楽しみにしていたけど、いじめの話で、ちょっと想定外だった。タケシ・ジュンの二人には、兄弟(姉妹)と両親との関係性があり、自分自身が姉妹で、男二人兄弟の息子がいる身としては、どうしてそうなっちゃうんだろう…という気持ちだった。リュウはちょっと違っていて、正義感の強くてかっこいいからこそ、清濁併せ呑むことが出来なくて。現実世界で生きていくために子どもに教える必要があるのは、正義だけじゃないのか、と考えさせられた。
0255文字
うさぎ
新着
思春期の頃、いじめられてたわけじゃないのに、自殺の方法を考えたりしたことがあったのを思い出した。不安定な年頃なんだ。今は子育ての真っ最中。子供の感情の機微に寄り添えているか、リュウのお父さんのような存在でありたい。
0255文字
栄養満点ナス
新着
ネタバレ読んでいて見事に感情を揺さぶられた。3人の少年の再生の物語なのかな、と思っていると少し違和感のある描写が出てきて、少しずつ明らかになるとともに胸が苦しくなった。どうしようもないじゃないかと嘆きたくなる。フィクションというものの性質を巧みに生かして描かれていたと思う。この方の作品はまた、落ち着いてから読みたい。
0255文字
ピ
新着
ネタバレ作者の友人の娘さんが、いじめをきっかけに自殺し、その父親までも心神喪失により亡くなる。その友人にむけて言いたかった事を、学校や家で居場所を無くしたリュウとタケシとジュンのそれぞれの物語を通して、描かれた話なのかな。 想像力を信じ、奇跡を信じ、物語は昔から作られてきた。この物語の中では、色んな立場の人がそれぞれ最後は、自分と向き合い責任をとる。物語の中だけかもしれないが、想像の世界ではそれが出来る。それがあらゆる人の希望になるのだといいな。 物語なはずだが、涙が沢山でてきた。最後は,寂しさよりやはり希望かな
0255文字
さおり
新着
クジラの祖先は、1度陸にあがり、また海に戻った。ゼツメツしないために。これは、ゼツメツ寸前の少年たちの物語、、、。なんだけど。ちょっと難しいつくりになっているのです。だから読んでて、これは事実?創作?ってわからなくなってくる(そもそも小説なんだけどね、これ)。重松さんの他のお話に出てくるひとたちも、いろいろ登場する(これについては、私は覚えてなかったり読んでなかったり)。で、翻弄されてるうちに嗚咽。これってなんの涙かな、って考えるとやっぱり、「物語」というものに対しての思いなんだろうな。
えんちゃん

さおりさん、淡々としているのに熱いレビューですね。最後は嗚咽ですか。重松さん泣かせてきますよね。

02/10 17:42
さおり

えんちゃん。最終章の前の章の時点で既に嗚咽してましたねー。前半はいじめが酷くて、はーもう読みたくないよーってなってたのですが。泣かせてくるんですよね。そんで、そのことを揶揄しているような感じもありました。全部ひっくるめて、重松さんて感じ。

02/10 18:41
3件のコメントを全て見る
0255文字
シオマネキ
新着
ネタバレはっきりと死んだ描写はされていない。想像力を都合よく働かせて、彼らがまだどこかに居るのではないかと信じたい。そうでもしないと悲しすぎる。
0255文字
全344件中 1-40 件を表示
ゼツメツ少年 (新潮文庫)評価75感想・レビュー344