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赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE (講談社文庫 も 28-65)

感想・レビュー
291

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柚子子
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ネタバレ百年シリーズ三作目。なんだけど、これ本当に百年シリーズなの?ミチルとロイディはどこにいっちゃったんだよ……という三作目。なんだか雲をつかむようというか、わりとずっと実体のない話が続くので、私のようにキャラ読みでぐいぐい進んでいくタイプにはかなり難しかった。年末年始のまとまった時間で読んで正解だったかも。全体的に四季の思考(のこれまで垣間見えてた部分)を拡張していくとこうなるのかなという感覚で読んでいましたが、どうなんだろうな。正解が分からないよ〜!
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ナセル
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100年シリーズの続編のはずなのだけどさっぱりでした。話がくるくる変わって理解が追いつかず。
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Yonowaaru
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なかなか類を見ないほど支離滅裂であって、全開の「睡魔」からストーリー性という意味では懸け離れていながら、テーマ性としてハギリ先生シリーズへのつなぎ目でありステッピングストーンとなる奇書。ここまで来て相当程度に森博嗣という人間と同調しているからこそちょくちょく変化する場面と登場人物への忌避感もなく、ただ人間が果たして意図してここまでつぎはぎなものが描けるのか、という不思議をも感じる。
0255文字
神太郎
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ネタバレ百年シリーズ最終作だけどミチル達はおそらくでては来てない(独特の構成のため気付かれずに出ていたかも)。時系列もどこかは分からない。意識が他の人に飛んでいくとか過去作を連想させる部分がちらほら。人形とはウォーカロンのことか?人間も機械化を進めているようで人間と人形の区別もわからなくなってきてる様な感じでどことなく攻殻機動隊とか思い浮かべる。真賀田四季が考えてるのもまさにこれだし、最終話付近で話されてる天才の存在なんかはきっと匂わせてるよね?整理するのが大変だけど森さんらしくて好きです。
0255文字
narumi
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100年シリーズの最終巻が出たことを知った時から読まなければと思っていたものの、シリーズのつながりは全く不明だった。筆者の言いたいことはわかるものの、場面展開、言葉のチョイスが難解であり登場人物もストーリーにも魅力がない。最後にでも100年シリーズとしてつながるかと期待して一応読了したがそれもなく。。。シリーズ内の作品じゃなかったら途中でぶん投げてるレベル。だが図書館からの借本なのでできなかった
0255文字
takehiro
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中盤あたりまでさっぱり意味がわからなかった。後半あたりでようやく少しわかったような気になったけど、やっぱりよくわからないまま終わった。
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imyaaka
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ネタバレ読んでいくうちに百年シリーズだなと思える不思議な読後感。人間は脳とか肉体に自我や意識の連続性を担保していて、そこから解放された世界なのかな?理解は自己破壊をするもので天才はこれまでのデータを無にし、無垢の状態で受け入れるという話はなんとなく分かる気がした。
0255文字
JMH
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百年シリーズ3作目。あまりに詩的で難解だったが真賀田四季が言っていた(ような気がする)機械と人間の区別などなくなった先の話なのだろうか。主観と時系列が散らばり分かりづらいが、その中で繋がりを見つけ出すのは楽しかった。もう一度四季シリーズの「冬」や百年シリーズ1作目から読まないと理解しきれないか。それとも他のシリーズや短編を読めば理解が深まるのか。
ゲンタ

通りすがりすみません。【四季博士の世界】は小説で70冊以上読んでいて漫画も9冊持っていますが…赤目姫は私も理解できていませんから安心して下さい。発売順に楽しむのがオススメです。https://twitter.com/ochaumee/status/1566418183031926784

06/12 20:36
JMH

ありがとうございます!Gシリーズ以降は発売順に読んでみます!

06/13 06:53
0255文字
pika
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予想外に面白かった。難解だとのレビューが多いのでビビりすぎて後回しにしていたが、それが功を奏したか、Wシリーズを経たお影で、トランスファやウォーカロンなど、イメージがしやすかった。序盤の視点の移り変わりは、ブニュエルの「自由の幻想」や、伊丹十三の「たんぽぽ」のようで、非常にツボだった。こういうのも書けるんだと嬉しい驚き。幻想小説のようでいて、意図が投げっぱなしにならないところがさすが。哲学的にして濁さず、実質的で、工学的な視点が入っている(完全に解釈できたわけではないのでわからんが)だから読みやすいのかな
0255文字
Mikey
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解説を読んで初めてこの作品は100年シリーズと知った。その割にどこがシリーズなんだか分からない。理解するには意識を飛ばさないとダメなのかな。確かに赤目姫達をウォーカロンとすると、意識が混信するような技術はできていそうな気がする。どちらにしてもモヤモヤ〜とした不可解さは読んでて心地よい。癖になるけどシリーズ最終なのが残念。
0255文字
crow
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★★★☆
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stki5236
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★★★☆☆
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へむりく
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正直に言おう。わけ分からん。ドグラ・マグラを読んでいる気分になる(読んだことないが)。ポエミー森さん全開。百年シリーズのラストと分かって読めば、それらしきシーンが散らばっているが、やはり分からない。テクノロジー的には前2巻より進んでいるように思える。人間とウォーカロンが物理的には区別できない世界。先に触れてしまったWシリーズを思わせる。何度か読んで、隠されている仕組みを理解すれば、書かれている不可思議な表層を理解できるようになるのかもしれない。
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Shinichi Abe
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読了
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あくびネコ
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ネタバレ百年シリーズで一番難読。最初の半分ぐらいは何を読んでいるだろうと感じた。最後の四分の一ぐらいまで読むと、急にこの本の良さが分かるよになる。奇妙な読書体験です。
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花嵐
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★★★★☆ 何度目かの再読。百年シリーズ最終作。何回読んでもわからない本作だがそれでも再読したくなる中毒性がある。真賀田四季の共通思考が書かれているのはわかるが、それ以外にも色んな要素が含まれている気がしてならない。森博嗣作品の中でも異質な一冊でありながら究極形でもある。
ゲンタ

こんにちは。スズキユカさんの漫画が森先生も素敵と感謝する作品でお勧めです。赤目姫の12章続とか機会があったら読んでみて下さい。https://www.bookoffonline.co.jp/display/L001,sk=10,st=a,bg=11,q=%2583%2558%2583%2559%2583%254C%2583%2586%2583%254A%2581%2540%2590%2558%2594%258E%258E%256B?

08/14 20:18
0255文字
わ
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この物語を読むことは、迷路の中を歩き回るよう。作者は、意識、存在、そして自我の境界について深く掘り下げ、その曖昧さを巧みに表現している。読み進める中で、視点の変化や人物の入れ替わりが頻繁にあり、それが読み手に混乱を招くが、それはおそらく意図的なもの。物語は自己と他者、そして意識の本質に対する哲学的な探求を行い、その答えが単純ではないことを示している。時には理解が難しく、再読する必要を感じさせるが、その難解さがまた、この作品の魅力の一つと言える。
0255文字
りん
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哲学的?夢?自分とは?わけわからんけどなんかおもろいという感想。最初に鮭川、篠芝、赤目姫と人物が誰かは判るものの、少ししたら夢の世界へ連れて行かれるような感じ。時間をあけて読んだらわけわからなくなる笑 でも、森博嗣だから哲学的で科学的で面白い、そんな感じ。ただ一言。ミチルぅ!ロイディ!また会おうな!!!
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みなみ
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百年シリーズ三作目。これまでの二作の主人公のミチルとロイディが登場しなかったのが寂しかったし、話の流れが抽象的であまりついていくことが出来なかった。「危険な失敗を避ける最も有効な手法は、失敗をした直後から、失敗する一瞬手前に立ち返ることです。…けれども、一般に…時間を遡ることはできません。」人間や機械・ウォーカロンとの違いを考えつつ読了。
0255文字
roco
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ネタバレ訳がわからなかった…。Wシリーズを先読みしてしまったので、トランスファや共通思考のことを言いたいのかなとなんとなく察し。
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読書好き・本屋好き堂
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百年シリーズ、最終作。 一言でいうと難しかった😅 シリーズだけど、最後は、ちょっと違う。 違うんだけど、所々に関連のあるキーワードが出てくる。 でも、次のシリーズに進むには読まずには進めないから頑張って読みました😁 一度ではなかなか理解が難しいです!
0255文字
Yoko Okita
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再読。今自分が自分の意思で生きているのかどうか不安になり、そして魂というか意識というかそういう思いについてなんだか怖く感じてしまう。
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b3_faf
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ネタバレ分からない。 でも真賀田四季が産み出した、人の境界線が無くなった世界だと理解する事にする。
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sonic
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再読である。 上製本で読んだ当初はまったく意味がわからずかなり悩んだものだが、百年シリーズであると知った事と、Wシリーズを読んだ後に再読して、ようやく世界観が掴めた。 理解した、とは言えないがやはり【ウォーカロン】が鍵なんだろうな。
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ひっさん
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すごく解釈が難しい。けれども私の思考はこの物語を欲している。こんなに頭を刺激するのはなぜだろう。人間と人形の区別とは?人間は人形より勝っているのか?読み終えて、どこかで安心している自分がいる。改めて私は凡才だと認識した。(笑)夢と思考、「生きている」とは、どんな意味を持っているか自分で考えたい。本作を読んで、私の好きな中原中也の“昏睡”の詩を思い出した。「亡びてしまったのは僕の心であったろうか。亡びてしまったのは僕の夢であったろうか…」森博嗣先生の作品は好奇心をくすぐられる。
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さい
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ネタバレ百年シリーズ最終。難解。森氏によると「頭にある映像を文章に落とし込む(=解像度が落ちる)作業」が彼の創作方法で、「あまり落とし込まず、ぐんと下に落ちる少し手前で掬った、熟成手前の生々しさが出たもの」の一つが『赤目姫…』なのだそう。だとすると、本作は寧ろ解像度が高い筈なのだ!最終章タイトルが「フォーハンドレッドシーズンズ」即ち「四百の季節=四季×百年」。ちょっと震える。「人形と人間」は手を変え品を変え姿を表現を変え、何度も何度も登場する。今までも、これからも。たぶん本作は、橋渡しの回。
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瀬田桂(せたけー)
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ネタバレ既に皆さん書かれているけれど、1作目、2作目からの繋がりで言うと驚くべきほどの飛躍で、それまでのキャラクターが(明示的には)登場しないのはもちろん、世界観もどこかで断絶している。鳥の目で見れば繋がりはあるのだろうけれど、最終的にミチルとロイディの物語がどうなったかはわからない。『外の世界』というのが暗示されているので、もしかしたら1作目や2作目も仮想現実だったということかもしれない。あるいは、本作の方が2作目の未来となる仮想現実なのか。いずれにせよ、完全な理解は望めない作品。けれど、個人的には好き。
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apphina
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ネタバレ前二作を読んで、百年シリーズのことを「つまりこれは箱庭シリーズなのだな」と考えておりこの最終作でそれが証明された感。森氏の言う「現実に足掛かりのない思考」の集積、趣味全開であり、無意識下の堂々巡りの思考が詰まっていて少しくどくもあるか。森博嗣作品を刊行順を完全に無視して読んでいる為合っているかどうかはわからないが緑目王子と赤目姫にサエバ・ミチルとクジ・アキラの姿を投影したり……。
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yoru
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ネタバレWWシリーズの合間に本書を読む。赤目姫=デボラ=ミチル?、ヴォッシュ博士所持の旧式ウォーカロン、ペイシェンス(リセット済、愛称パティ)=鮭川かドライブしたガールフレンドのパティ、ミス・クーパ=クーパ博士あたりが同一存在かなあ?緑目王子=ナクチュの王子(冷凍→解凍)、ロレンス卿=ヴィリ・トレンメルは単なる印象。兄のロベルトは若い姿を取っていそうだし。篠柴、鮭川ヴァーチャルに引っ越し済み勢、目の色がカラフルなキャラクターはトランスファか、かなり序盤にヴァーチャルにシフトした人格?
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bayashi
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三部作の最終作と聞いていたが、、章ごとで全く飛び飛びで感想が書けない。一部、オブジェクト指向が関わってる気がして調べるとFの冒頭の引用にあった。いやはや。
りん

オブジェクト指向ってなんですか…

06/29 20:48
bayashi

共通化できるとことできないとこで細かく分けて、都合よくものの仕組みを考えるやりかた?みたいなものです。多分。。 こんなイメージ↓ https://medium-company.com/ポリモーフィズム/

06/30 07:49
0255文字
じょう
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1、2作目とかなり雰囲気が違ってシリーズ感はない。科学の話なのかわからないけど全体的に難しい。前2作と通っているところも少しだけあるけどほんの少し。入りの会話は面白くて読み進めるとどんどん話が入り乱れていく感じ。恩田陸かと思った笑
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じん
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百年シリーズ完結作読了。凄く難解で難しい内容だった。自分なりに色々と解釈したが自信があまりない。今作品もシリーズ作品同様生きることや人間とは何か、自分と他人といったテーマで描かれていると感じた。現実なのか妄想なのかといったことが入り混じり少し不思議な作品だった。ウォーカーロンなんてものも無かったのかもしれない。
0255文字
エリオちゃん
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自覚して見ている時の悪夢みたいな本だった。
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koromo
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ネタバレ皮はパリッ、身はふっくらな鮭を毎回思い浮かべ、「あら、素敵な朝食ね」と想像…。何故こんな優雅なことを書いているかと申しますと…書くことがないのですよ、私の頭が追いつかなくて。ミチル、パトリシアどこなの?ロイディは犬なの?これは続き物じゃないの?!もう、なんなのー!!ゴホン、一旦落ち着きます。頭脳と身体の分離。そして、ウォーカロンではなく、今回は「人形」と表現しているのには意味があるんだろう、とは思いました。そこまでです。そして、登場人物一覧がないことにもやはり意味があるんだろう、とは思いました。以上です。
koromo

さの棒術さん : 分かります(TT)私も読んでるはずなのにページ数が増えるだけで、内容が全く頭に入ってこず…見事に文字が滑っていきました笑。日本語ってこんなにも難しいのか…と奥深さを感じました。何度読んでも、新たな発見がありそうな、そんな小説ですね…本当難しいですけれども…Σ(-᷅_-᷄๑)

05/12 22:19
koromo

ちょこりりさん : もう謎に包まれてフワフワ飛び回ってる感じです笑。何が何だかの世界です…Σ(-᷅_-᷄๑)

05/14 22:15
5件のコメントを全て見る
0255文字
pao
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☆( •ω•˘ ) ★( •ω•˘ )☆ 百年シリーズ第3弾。前作の感想で「次作での2人の活躍も楽しみ♪」って書いたけど、ミチルとロイディのコンビ出てこない…。シリーズもの?幻想小説?哲学書?森ミステリィ?何とか頑張ってついていこうとしたけど、サッパリ理解できん。ダメ読者には面白さが分からず(涙)「君は誰だ?」「僕は君だ。見れば分かるじゃないか」…いや、分かんないです…。『四季・冬』と同じくらいのダメージが残る読書でした…
bura

paoさま、とはいえ森博嗣神回であることも否定出来ないんですよ。ややこしいですね。とにかくwシリーズは次の世界に向かいます。お楽しみに😊

05/04 21:19
pao

buraさん>神回ですか…。分かる時がくるのかな?いい加減この消化不良感を何とかして欲しいです…😅

05/04 22:08
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0255文字
すな
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百年シリーズの3作目。赤目姫の周辺人物で視点が入れ替わる。文字通り、私自身が別人物の視点になる。この視点の飛躍は、あらゆる私に潜り込める読者にとっては、馴染み深いものかも知れない。読者に許されたその自由を、作中で連続したひと繋がりの私が担っている所が特異である。作中に語られる人形は、作者に操られる人形であり、ドライブをするように様々な人形に乗り移っていく読者が私なのではないか? 作中の人形たちに言及されているような、そんな風に感じる場面がしばしばあった。
すな

Wシリーズ再読に合わせて読み始めたが、百年シリーズとWシリーズの結び目のような、要素が盛り沢山だと思う。少しメモをとりながら読んだが、読んだその瞬間だけ通電するような、遺物のような記憶を僅かに得たばかりである。人形と人間の違いというテーマはWシリーズでも主軸にあるが、全てがFになるで出てきた四季のいう人形でもあるのだろうか。四季シリーズなど全作品は読めていないが、思えば最初から常にそれが主題なのかもしれない。

03/08 07:16
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n-cube
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わかりません。そんなお話だと聞いていたから、ずっと後回しにしていましたが、いよいよ、本当のラストが近づいてきていると感じる今、百年シリーズを完結していないのは悔しいので、読むことにしました。でも、わかりません。理解しようとする必要がない話だろうとは思います。森さんの小説をずっと読んで来ていれば、何となく理解できる感じのところもあって、それだけで良いのだろうと思う。再読しようと思う時はくるのかなあ。
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yomomo
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ネタバレ想像するに①登場人物のすべてがウォーカロンのAIのような存在②体に固定されていない③仮想現実の中④ネットワークで繋がっていて一人か複数かも曖昧⑤複数の視点から書いある。と認識した。いずれにしろ意味が分からない状態で読み進めるのはキツイ。作者の中ではちゃんと明確な設定や物語があるのにあえてこのような仕上がりにしているように思える。次はwシリーズ!
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花嵐
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★★★★☆ 何度目かの再読。百年シリーズの第三弾にして最終作。この小説は何度読んでもわからないとしか言いようがない。それでも読み返したくなる不思議さが存在する。これは過去か?未来か?それとも今か?夢か?現実なのか?もしくは幻?観測するたびに形を変えていく、それが森ミステリィの特異点。Wシリーズとも通じる話も展開されるがそれも小事。きっとまた読み返したくなる時がいつかくるだろう。その時にもこの酩酊感を味わえたらいいと願う。
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赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE (講談社文庫 も 28-65)評価51感想・レビュー291