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なぜあの人は平気であなたを傷つけるのか

感想・レビュー
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SAHARA
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他者に害を加えることで自分を保とうとする人たち
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くさてる
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DV、会社、学校でのいじめ、他人から嫌われ、攻撃されること。その成り立ちについて、精神科医である著者が具体例や文学作品からの引用(それがウィリアム・トレヴァー「ピアノ調律者の妻たち」だったりするあたりが素晴らしい)を使いながら、様々な角度で分析した内容。個人的に職場での攻撃的なひととのやりとりに疲れていたときに読んだので、不思議な納得感と「だからどうしろと」という気持ちの両方を感じたのですが、ちょっとだけ楽になった気がします。面白かったです。
0255文字
サワ
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面倒な人と関わるのは腹が据わっていれば良さそうですね…冷静に対処します。いやぁ…傷つける側は鬱憤晴らしとか、ある種の寂しさを癒やす為に傷つけるのですね…参ったものです。確実に止めるには相手の欲求が満たされる必要がありますし、一回で止まるなんてまず考えられません。人口に膾炙しているイジメや虐待の解決方法では、効能は薄いでしょうね。相手を満たしつつ、自分へのダメージを最小限に留めること。難儀なものです。
0255文字
ジョージ
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分かりやすい☆面白い☆
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魔魔男爵
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ネタバレ退屈してる構ってチャンだからw。傷つけてくる人との和解は不可能。対処法は、逃げられない場合、適度に傷ついた振りをする事。いじめっ子の個別性を真摯に考えても無駄。どんないじめをしてくるかパターン分析して、自分の予測が当たるか否か推理して楽しもうw。谷沢永一先生のいじめっ子の太腿をナイフで刺せ!ほど実用的な助言はないが、読み物として普通に面白い。前作で春日先生自身が境界性パーソナリティ障害だと告白しておられますが、BPDの著名人として尾崎豊、太宰治、中原中也、アルチュール・ランボー、ヘルマン・ヘッセ、ジェーム
魔魔男爵

ズ・ディーン、マリリン・モンロー、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン、ダイアナ妃等を挙げておられます。彼らのファンは是非読んで下さい。自虐告白ネタは自分の患者は20名自殺したと語っておられます、自殺未遂で死ななかったのは50名。春日先生は精神科医の前は産婦人科医だったので、毎年三人ほど自殺を試み、一年半に一人は死亡してる計算ですな。他の精神科医の本ほとんど読んでないので判断出来ないが、春日先生は名医なのか藪なのか誰か教えてくれw。春日先生以外に殺した患者の数を正直に告白する医者が居るとは思えないがww。

06/17 14:43
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阿部義彦
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精神科医の春日武彦さんの、厄介な人(サイコパス)にたいする処方箋。一言で言えば退屈だからでしょう。とでも済ませられるのが凄いですが、その内実は様々です。同じ人間とは思えないほど。まともにぶつかったらはね飛ばされてかなりのダメージを負うので、あしらう気持ちかスルーするのが一番よいみたいです。またパターン化して、このパターンできたかと思えばそんなに嫌な思いもいない筈だという事です。今後の役に立ちました。
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おっぺけぺー
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ネタバレ「もともと陰性感情を抱いていた相手に、欠点や問題点を見出してしまうと腹立たしさは何倍にも膨れ上がる。また、取るに足らない欠点や落ち度が攻撃を受ける正当な理由になってしまう。雰囲気や空気、趣味もこれに入る。おじさんは定年が見えてきて不安だから若さや頭の悪さ、容量の良さにも攻撃してくる。」なら、今攻撃される立場の人も攻撃するようになるのか?変じゃない?世代的な問題だと思うけどな。このごろイカレた話の通じない人が多いのは、被害者意識を持った人が増えていて他人を攻撃するようになっているからか。
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日曜読書人
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「イジメを率先するリーダー格の人物は、おしなべて物真似が上手い気がします。」ほう、そうなのですか?
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くろつるばみ
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あとがきでも触れられているように、「退屈」というのは侮れないないものなんだなあとつくづく思う。春日先生らしく「性悪説」に基づいて様々な「攻撃」を分析。その攻撃への対処法まで伝授してくれる・・・けど、ハウツー本的な単純さはない。現実はそんなに甘くもないし、キレイゴトだけでは済まないことを教えてくれる。自分なりに受け流し方を覚え、自分なりの拠り所を持って生きるしかない・・・ということだ。語り口は優しいが、内容はかなり深い。今後、何回も読み直す本になりそう。
0255文字
honmamire
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あとがきが良い。人間にはどうしたってダークなところあるんだっていう、そこに尽きることをこんなにあからさまに書く人はなかなかいないから。
0255文字
キシ
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読みやすかった。変な綺麗事とか感情論みたいなのもない。攻撃されてる人がいたらオススメしたい。イジメについての本かと思ったが、本書における「攻撃」は自分から自分への攻撃や家族間の攻撃も含んでいて意外と広く浅く扱っていた。アッサリとした語り口が魅力的。
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amanon
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「です・ます」調の文体で、著者独特のシニカルな毒が幾分薄められている感があるが、それでもかなり楽しんで読めた。ますます世知辛くなっていく昨今において、いわゆる面倒臭い人間というのも、それに伴い増えていくはず。そうした人達に対処する究極の方法というのは存在しないという身も蓋もない結論に落ち着くのだけれど、その重い事実を受け止めるところからしか、話が進まないとも言える。個人的にはイジメを巡る一連の考察がとりわけ興味深く読めた。これをそのまま教育現場に持ち込むのはアウトだろうが、深く銘記すべきことだと思う。
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澤水月
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自らが「部下から」パワハラ受けた体験、ブラック企業や職場いじめの実態から「退屈」が加害者を蝕む病理説く。高橋まつりさん問題表面化直前の刊行だがアイヒマンの実験やアーレントの考察引き、凡庸極まる人間みなの中にある支配欲・残虐さを炸裂させる閉鎖空間(カルト集団や職場など) を考察。相手と同じ位置に立たず心の拠り所を…とグリムスパンキー紹介され仰天!荒れ狂う人間への対処例は使えそう。一見普通の実用書だが随所で覗く春日節がいい味、人は1人で生きられぬ、記憶や夢から追い出せんのだからって! 自殺の考察自死遺族に響く
香菜子(かなこ・Kanako)

なぜあの人は平気であなたを傷つけるのか、読んでいて怖くなりました。でももしかしたら自分も「なぜあの人は平気であなたを傷つけるのか」と言われるような人間になってしまうかもしれない、そうならないようにしないと。

05/13 11:31
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詩川あかり
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自分で自分を傷つける話が読みたかったのでちょっと残念。でも勉強になりました
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あられ
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傷つけられても運が悪かった、では、ちょっと納得いかないのですが。理由もなく、簡単に、傷つけられる。逃げるしかないのかな。。。
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