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ラストナイト

感想・レビュー
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ただぞぅ
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顔には豹柄の刺青、左手は義手。傷害事件を起こして服役して以来、何度も犯罪を犯し服役する片桐。かつて愛する妻と娘を持ちつかの間の幸せを手にしていた男をそこまで変貌させた現実とは…。片桐の秘める思いがわかった時、切なくも衝撃の真相に興奮を抑えきれない。本作では各章ごとに同じ場面を繰り返し描かれており、当初戸惑うもそれぞれの登場人物ならではの視点が映し出されている。そして読み進めていくうちにビジョンが明確になるところは本作品の醍醐味といってもいい。片桐が娘と再会するシーンは忘れられない。
0255文字
みかんちゃん
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面白かった。 章が変わり語り手が変わって、同じ会話がでてくる箇所があるけど、印象が変わっている。 罪を犯さざるをえなかった人達には同情するけど他にどうにかやりかたないのかと悔しい 真実がわかって一瞬スッキリするけど、これから真実を知るであろうひかりちゃんのことを思うと辛い。自分の書けた言葉に傷ついてしまうのではないかと……
0255文字
だいてんしのいぶき
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ネタバレ薬丸さんらしい本でした…… 「罪を犯した者」「罪を犯さなければならなかった者」「その家族」「真性ク◯野郎…」… 59歳の片桐が、32年前に殺された最愛の妻の復讐のため、まさに一生をかける物語。辛い、悲しい、「それでいいの〜?!」「他にやり方、あったろうに〜」と常に切なくなる。章ごとに目線が変わるので、同じシーンも多々出てくるけど全く飽きずに一日で読破。片桐の娘ひかりは、素直に育って良かったね。ホント、登場人物の中で唯一の悪人は梶原だけでした。は〜切ない…でもめちゃくちゃ面白かったです!薬丸さん、大好き!
0255文字
ミルキー
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ネタバレ顔には豹柄の刺青。左手は工場の事故で失い義手の片桐。片桐は何度も罪を重ね、32年の間何回も刑務所をいったりきたりしている。古くからの知り合いで居酒屋をやる菊池は、片桐の幸せだった結婚当初を知り、転落ぶりにやきもきする。 果たして、片桐はなぜそうも罪を繰り返すのか。 三分の二くらいまで薬丸さんらしくないなぁと読んでいたら、やっぱり残り1/3は薬丸さんらしいラスト。この世にやっぱり悪はあるし、なんだかなぁ。関わってはだめなダークな世界はある。どこから片桐は間違っちゃったのかな。
0255文字
冴子
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顔一面にヒョウ柄の入れ墨を入れた男片桐達夫。彼の生き方は何十年も刑務所を入ったり出たり。彼が何故そんな生き方をしているのか、最後の荒木の目によって初めて明かされる。すごすぎる!
0255文字
ぞう
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顔に刺青
0255文字
サヌ
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続きが気になって一気読み。まるで24みたい。画面が5分割位に分かれて今度はこっちサイド次はこっちみたいによくこんなストーリー思いつくなぁ〜簡単に言えば片桐さんの復讐物語なんだけど…覚醒剤根絶して!皆不幸になる。子供が犠牲になる。荒木さん目撃者の役目を果たして ひかりちゃん幸せになってね。
だいてんしのいぶき

サヌさん、はじめまして! ナイスありがとうございます(*^^*) サヌさんのレビュー、共感です。 まさに24ですね!画面が五分割……確かに!

01/20 09:54
0255文字
k-umi(くみ)
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ネタバレ悲しい……。娘さんはそのうち真相を知るだろうけれど、自分が最後に父にかけた言葉を後悔するだろうな。友人である菊池さんも。入れ墨や再犯の理由はやや強引に感じた。語り手が変わりながら進むので一気に読めた。
0255文字
sana
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0255文字
Kーazuki
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涙が出た。片桐の生き方と最後の結末が、あまりにも悲しすぎる。5章ので構成されていて、各章が、人の名前になっており、その人の目線で片桐との様子が書かれている。そのため、同じ時間の同じ場面があり、角度を変えて人の心を見ているような感じがした。昨日図書館で借りて1日で読んでしまった。復讐をするために生きてきた片桐も切ないが、荒木の恩を返そうとする姿は心に響いた。
だいてんしのいぶき

はじめまして♪ お気に入り登録、ありがとうございます(*^^*) こちらこそよろしくお願いします。 「ラストナイト」、私もK−azukiさんと同じ日に図書館で借りて、同じく一日で読破しました!勝手に親近感持っていたので、お気に入り、嬉しかったです♪

01/22 19:05
0255文字
さやまる
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ネタバレ読み進んでいくほどに、これ片桐さん何も悪くないじゃん…とやるせない気持ちになった。悪いのは梶原で、こんな人間がいなければ片桐もひかりも重いものを背負わず幸せな親子でいられたのに。こんな人生あまりにも悲しすぎる。最後陽子の元にいけたことが幸せだったのだろうかと思った。
0255文字
Kau
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ネタバレ馴染の居酒屋「菊屋」でチンピラ相手に傷害事件を起こし、人生が転落していく片桐。出所しては再犯を繰り返して刑務所に収容されてしまう。物語は片桐に関わる5人を通して物語が語られる。刑務所を出たり入ったりする片桐だが、読み進めていくうちに、根っからの悪人とは思えないように感じた。第5章で、結末が明らかになるが、余りにも悲しすぎる。
0255文字
(*´∀`)♪
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一途な思いで、悲しくなる生き方でした
0255文字
Mer
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登録忘れ。薬丸先生に沼って読み漁っていた時期の読了なので、記憶が…。でも、やるせない気持ちを抱いたのは覚えておる。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

私も後追いでレビュー書くとすっかり忘れてばかり😂レビュー書いていても覚えてないこともあるけど。。

02/16 21:16
Mer

ベーグルグルさん:出だしで「??なんか…知ってる…」主人公の印象(顔面タトゥー)が強かったので思い出したけど、一瞬鳩豆状態でした笑

02/17 06:26
0255文字
愛犬家さん 読書家さん
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☆3 顔に豹柄って。。。。一気に読めましたが、可哀想にもっていく感が苦手でした。刑務所ハシゴはすご過ぎる
0255文字
葵堂
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半生を刑務所で過ごしたガンメン刺青塗れのおっさんを複数の視点から描いたお話。なかなかに胸糞悪いが綺麗にまとまってる。
0255文字
のん
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真相は全て片桐の心の中に。
0255文字
08041511
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各章で登場人物が、各視点で展開していくので、多少時間軸がダブってくるのが少々ややこしいが、新しい感じ しかしラストが切ない
0255文字
いぶさき
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ネタバレすべては梶原が悪いやん、と。片桐が気の毒で切ない。
0255文字
ラムネ
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薬丸さん2冊目。 顔中に刺青を入れ、服役しては罪を繰り返す片桐。どうしようもない男と思っていたが、そういう訳だったのか。ラストが切なすぎる。
0255文字
バネ
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ネタバレ皆さん言われているが、こんなにも切ない話あるのか。。もう片桐の不器用で真っ直ぐで全くブレのなき人生に感服、である。そして、何故荒木が彼を追うのかが分かった時、その思いが更に拍車をカケる。どうしょうもなく哀しくてやり切れない読後感。。
0255文字
kumi
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前の章で見た景色が、次の章では違って見える。薬丸岳さん久しぶりに読んだけどやっぱり引き込まれて一気読みでした。
0255文字
ぱふぱふ
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片桐という男が刑務所から出所するところから話は始まる。それを彼に関係するいろいろな人物の視点で描く。最初の章では行きつけの飲み屋の主人であり友人でもある菊池の視点。出所してきた片桐はまずこの飲み屋に顔を見せる。次の章では片桐が起こした最後の事件を担当した弁護士の中村の視点。実は片桐はこれまでに何度も事件を起こして服役しているのだ。実の娘の視点もある。そうやって章ごとに視点を変えていくと,最後に全体が見えてくるという仕組み。再犯を繰り返すのは不自然な気がしていたが,そういう意図があったとは…。
0255文字
やぶれ大福
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顔中に刺青を入れ、犯罪を繰り返す男の真の目的は。という話。視点が入れ替わって同じ出来事を辿るので、中盤までは少し退屈に感じましたが、徐々に男の人生をかけた復讐の全体像が見えてきて衝撃を受けます。娘のために生きることはできなかったのか、もっとやり方があったんじゃないか…あまりにもやるせ無い話でした。
0255文字
あめしょ
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顔中に豹柄の刺青を彫り、犯罪を繰り返す男の物語。あまりにも不器用で凄絶な生き方に、他にもやり方は色々あっただろうと感じてしまうが、ただ一つの目的のためだけに手段を選ばず、それ以外のことはどうでもいいという生き様に他人が口出しするのは野暮なのかもしれない。それにしても切ない。
0255文字
nyangle
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顔中にヒョウ柄の刺青をいれた男が出所した。何度も犯罪を繰り返しているらしい。しかし悪い奴でもなさそうな。。。なぜ顔に刺青? 気になって先を読まずにはいられない。で、刺青の理由は最後に明かされるのだけど、別に刺青じゃなくてもよくね? となって、微妙な感触。顔中刺青というアイデアありき? などとついつい邪推してしまう。悪との壮絶な対峙を描いたよくできたミステリーで、面白く読めるのだけど、もう一息な読後感でした。
0255文字
miku
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せつない
0255文字
エピファネイア
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ネタバレ顔一面に豹の刺青を施し、罪を犯しては刑務所に収監されることを繰り返す片岡。彼は何を思って罪を繰り返すのか。周囲にいる5名の視点から彼の行動の動機をあぶり出す構成。最終章で見えてくる真実はあまりに哀しい。更生の可能性もなく身体に悪が棲みついた人間(本書にも一人登場する)もいれば、基本的には善人なのに歯車が一つ狂ったために悪を重ねて人生を狂わせる者もいる。片岡は自分の軽率な行動が招いた結果を受け入れられず、自分のやり方で人生に決着をつけようとする。生涯をかけて人を憎み続ける人生とは。薬丸さんの本領発揮の一冊。
0255文字
クロネコバス
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雑誌掲載時のタイトルは「檻から出た蝉」だったそうだ。なぜ改題したのか?刑務所を渡り歩く男の秘密は?切ない物語だった。
0255文字
ホワイト
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★★★★
0255文字
アール
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ネタバレ文章が上手く展開もよかったので一気読みできました。ただ、ラストの第5章が強引でなんだか昔読んでた新藤冬樹さんの作品みたいでした。荒木の説得する自信がないから現行犯で取り押さえるしかないという発想とか、片桐の顔に刺青入れたり左手切り落とす行動とか理解不能でした。取り押さえても説得できんかったらまたやるで、刺青じゃなくて整形でええやん、義手になったら復讐しにくいやん、というツッコミは野暮なんでしょうね。他の作品も読んでみます。
0255文字
EOEO
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ネタバレこれは、やるせなさ過ぎますね…悲し過ぎます…。こんな生き方、絶対にできません。1人の男に復讐する為だけに、犯罪を重ねるだけでなく、顔に刺青を入れたり、片手を失ったり、そんなことできますか…。薬丸岳さんの作品は久しぶりに読みましたが、グイグイ読ませる展開と、読み終わった後にいろいろ考えさせられるストーリーはさすがだと思いました。今作品は、同じセリフが少し捕捉されながら章ごとに語られるという珍しい手法もあり、新鮮に感じました。薬丸岳さん、やっぱり好きですねぇ。また他作品も読みたいです。
0255文字
マキマキ
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いやー良かったねー。やられたよ。
0255文字
perakichi
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ひとをわかるとは、どういうことなのでしょうか?わかるためには、何をどうすればいいのでしょうか?ひとにわかってもらうのには、何が必要なのでしょうか?わからないのですが、わかろうとしたいです。
0255文字
まー
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8
0255文字
poison mind
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ネタバレ図書館本。片桐。意味もなく繰り返し罪を犯すはずはなく、その理由を知るために、ただただ読み進める。理由を知っても、やりきれない思いしか残らなかったが。
0255文字
うるの
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すごくやりきれない気持ちになるラストでした。激情家で不器用な男の人生。決して悪い人ではないのに。ひとつ歯車がズレてしまうだけで、こんなことになってしまうなんて・・・。とても哀しい、けど感動するお話でした。
0255文字
まさ
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顔一面が豹柄模様の刺青で覆われた一人の男が刑務所を出所し、赤羽の一軒の居酒屋にやって来るところからストーリーが始まる。一件の傷害事件、三件の誘拐事件と一件の強盗事件(冤罪だが自ら交番に出頭)の前科五犯のこの男の周囲の人間たちの視点で展開していく。最後に明かされるこの男が果たそうとしていたこと、守りたかったもの。とても切なく悲しい内容だったけど、感動した。流石、吉川英治文学賞受賞者の作品、上手い!と思った。
0255文字
ヒロ
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片桐の愛を貫く物語!! 陽子の復讐を果てすために、刑務所を渡り歩く片桐!! 片桐を殺してします結末には納得出来ない。 色んな生き方かあり 片桐の生き方に不器用な漢を感じる。
0255文字
MASAKO
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菊池の出所してからの日々を4人の視点から書いてある。罪を重ねるのにはこういう理由があったのか。あまりにも不器用な生き方。復讐したい気持ちは理解できるがもう少しやり方があったのでは、と残念でならない。菊池と陽子が兎に角不憫。ひかりがいつか真実を知って父親を許せる日が来るといいね。なんでこんなに再犯ばっかりするかなと思っていたから、最後にガツンとやられた感じ。
0255文字
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