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谷崎 潤一郎
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)
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【サイン本のプレゼント】ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズを10名様に
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)
谷崎 潤一郎
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形式:ペーパーバック
出版社:新潮社
本の詳細
登録数
1020
登録
ページ数
352
ページ
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感想・レビュー
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myvi
古本屋。会社で勧めている者あり、読んでみた。エッセイということも知らず読み始めたが、なるほどと思う内容。トイレの話は、考えたこともなかったが言語化するとそうだなぁと共感できた。文章読本は結構長い解説書のような感じで、サラッと読んでしまったが、本当はじっくり読むべきであっただろう。90年前の作品ながら、教養/東洋人として…など、今にも通ずるところは多々あり。こうしてみると古典にも興味が湧いてくるというものだ
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2025/03/19
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jiro
陰翳礼讃と文章読本を中心にあと3編の随筆をまとめた文庫。端正な文で流石の谷崎潤一郎だが、わりと変態要素は少ない。とりわけ、文章読本は意外なほど真面目に書いている。解説が筒井康隆なのも嬉しい。
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2025/02/15
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さほ
感性も言葉選びも表現も、何もかも好き。言葉にできるということは、それだけの、もしくはそれ以上の思考があるということ。それを含めて尊敬する。
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2024/12/23
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おべ
欧米化の転換期の最中、日本古来から伝わる「陰翳」の美を謳う『陰翳礼讃』。すべてを克明に描きだそうとする欧米文化と対比し、古来の「美」を文学に興そうと望み締めくくる。 文章を用語・文体・調子・品格・体裁・含蓄の六要素から説く『文章読本』。『陰翳礼讃』に見られるような海外との対比も多く、どちらも日本の「美」を読者へ伝えている。 非常に興味深い随筆。谷崎らしさも随所に感じられて面白い。
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2024/11/10
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marumaru
この本はいくつかトピックがあって、その本丸は文章読本と陰翳礼讃だと思うけど、"厠のいろいろ"が一番ツボだったなぁ、笑っちゃう。そんなにトイレについて感じ入ることがあるだろうかと思うけど、作家はなんでもあれこれ考えてるんだなって所が垣間見られて面白い。真面目な陰翳礼讃の後に配置されてるからよりコントラストが効いていたのかな。文章読本でも、最後は結局感性を磨こう!というオチなので、才能が全てみたいなどうしょうもない終わり方だと思って笑ってしまった。陰翳礼讃は内容如何より文調がしっとりしていて良かった。
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2024/10/10
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ライブラリ
「いんえいらいさん」 と読む。流麗というかスラスラとわかりやすい文章で、情景が目に浮かび空気まで感じられる。時代を感じられタイムスリップできる。「厠のいろいろ」が楽しい。文章読本 も説得力があり、普段モヤモヤしているものが言語化されていると言った感じ。「名文を書いてやろうなどど云う、野心のあることが何よりも宜しくない〜仙人のような心持で書くのである」面白いエッセイ。
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2024/09/24
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桜花
『痴人の愛』にもあったけど、日本語はどの文字を使うかによってイメージが変わるってのはその通りだと思う。ナオミをひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットのどれで書くかによってイメージ変わってくる。日本語話者で良かった。
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2024/07/25
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sashawakakasu
とんでもなく難しいことを簡単そうにやってるのがプロだと思う、どの業界でも。実際やってみるとできなさすぎて落ち込む
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2024/06/09
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えろこ
中学生の頃、自分のウ〇コを直視するのが嫌すぎて、眼鏡を外してトイレに入っていた当時の自分の感受性は極めて純日本的で、決して可笑しなものではなかったのだと、再確認できました。SDGs的にも、旧式便所は見直されてもいいのかもしれませんね。それにしても、不思議。文章から、谷崎氏の喋り方が伝わってくるよう。しゃがれ声で、押し殺すような語り口で、不愛想なようでどこかユーモアがある…そんな感じ。後半の『文章読本』はうって変わって、文豪が書いたとは思えないような、完全なハウツーで、そのギャップがいっそ面白いです。
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2024/04/14
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* y o k o *
長く時間かかりましたがついに読了。いわゆる文豪の作品の中では谷崎潤一郎ばかり読んでいるのですが、こんなにも文章を書くのに神経が使われているとは。日本語の持つ素晴らしさについて考えさせられました。そしてずっと読みたかった陰翳礼讃。日本的な美しさは闇の中にこそ表れるというもので、特に漆器や能の例えにはなるほど!と感じ、そう思える自分にも嬉しくなったり笑。この本は何度も読んでじっくり考えたくなります。
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2024/02/01
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りょょょょょ
日本の侘び寂びについて深く書いた陰翳礼讃と、文章の書き方読み方を書いた文章読本他の随筆。 解説で筒井康隆が書いているように、現代にあわないこともあるが国語を追求していた。 谷崎潤一郎の考えがわかり貴重だと思った。
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2024/01/28
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ゴルゴ
「文章を綴る場合に、まずその文句を実際に声を出して暗誦し、それがすらすらと云えるかどうかを試してみることが必要でありまして、もしすらすらと云えないようなら、読者の頭に這入りにくい悪文であると極めてしまっても、問題ありません。」 昔の文豪でありながら谷崎潤一郎の小説がすっと頭に入ってくるのは、このことを絶えず心掛けていたからに違いない。 源氏物語を讃えるか貶すかで作家の特徴が分類出来る件には、成程と思わされた。
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ハム
陰翳礼賛はもちろんのこと、文章読本の方に関心を抱いた。現代から見ると、疑問に感じる部分もあったが、日本語独自の文化を感じた。私がこれまで「古典文学は読みにくい」と感じていた理由を言語化されていた感触。その一つに「間隙」による文章の品性や余情の効果はなるほどと思った。
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あんこ
大いに勉強になった。シンプルに書いていこう。
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眉毛ごもら
陰翳礼讃西洋文明は野暮だけど便利で悔しいって導入から始まったので笑った。そこからちゃんと陰翳の話に繋がったし流石の含蓄とフェチ。文章読本声にだして読んだときのテンポは大事だ、ひらがな漢字語句を駆使して情景描写を行え、造語を使いすぎるなとか今でも通用すること書いてあって大変よろしい。そういうこだわりがプロの作品を見る醍醐味だと思っている。同時代作家の分類分けしてあった。執筆当時より大分変わった現代の各種文章を読んで感想を言ってもらいたい。全員けちょんけちょんに貶すのか一部褒められる作家も居るのかも含めて。
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2023/12/31
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uchiyama
楊貴妃に扮した能楽師の、袖口から覗いた手の美しさに見惚れて、膝の上に置いた自分の手と見較べる箇所、ブレッソンのショットみたい。「美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にある」とするその「国」は、バルトの「表徴の帝国」を思わせて、「文章読本」もそうですが、抽象的な日本(語)論などは、具体の官能性を誘き出すためのきっかけにしか過ぎず、小説作品におけるマゾヒズムに同じ、な感。
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2023/12/28
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コウ
陰翳礼讃 なるほど、こんな見方もあるのか。こういう風流な陰影はもうほとんど見掛けなくなった。谷崎翁が光溢れる今日の日本にいたら何を言うだろうか。文学の世界で、どのように陰翳を呼び返してくれるのだろうか。 文章読本 現代からすると古臭いと思える点もあるが、谷崎の文章、文体に関する考えがよくわかる。徹底的に無駄な言葉を省いていくという引き算の考え方は参考になる。全てを言い尽くさない、余韻、間隙を残すという考えは陰翳礼讃にも通じるように思える。
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2023/09/30
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shiro
厠のいろいろ というのがおもしろかった。
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Porco
西洋文化がどんどん入ってきて、美的感覚や文体やらも大きく変わっている時代に、一流の小説家がどんな問題意識を持っていたかを知れました。思えば、今の時代も、SNSやYouTubeなどを通じてユーザーがクリエイターになる流れのなかで、いわば創作に民主化が進むなかで、美的感覚も大きく変わっているのではないでしょうか。なかなか文化論は流行りませんがw
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2023/07/29
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UCorsair
文章の美しさもさることながら、内容の面白さにページをめくる手が止まらんかった。他の著作を読み漁りたい。
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2023/07/21
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sonson
谷崎の作品をいろいろ読み直していたのだけど、どうも私は谷崎の文章が合わない、ということが分かった。
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2023/06/07
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堕落人
谷崎は本当に文章が綺麗で、それが特に顕著になるのは陰翳礼讃だと思う。もともと和風建築が好きなので、日本人の性質や、そこから発達した美についてを、ありありと、情景が立ち上るかのように書かれていて、感服しかない。 と言ってもまだ谷崎は積読しているものが多いのでこれを機に読んでみようかなという気が起こった。 陰翳礼讃の最後の一文が、本当にかっこいい。こんなに綺麗な終わり方する?って感じ
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2023/05/24
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花梨
知人に勧められて読了。名著とはこういうものかと思った。何しろ美しい文章。『陰翳礼讃』は西洋化にどっぷり浸かった世界で、確かに東洋で独自に進化していたらどうなっていたのだろうと思う。その辺りの片鱗は日本にいると感じる部分があるのではないか。『文章読本』は美しい流れるような文章。あまりにもスラスラ読めすぎて内容が入ってこないほど。今でも十分通用する内容。勉強になった。
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平楽
著者の二大随筆が一冊に纏まったお得文庫。『陰翳礼賛』は海外でも有名な日本の文化を語った名随筆。光ではなく翳にこそ日本人の美意識は宿ると語る。薄翳の中、仄かに浮き立つ装飾品や、翳りを生かす建築物に日本特有の文化が感じられるとし、華美ではないが、自然と一体化した優美さを見る。『文章読本』は日本語を用い文章を綴る基礎を丁寧に言語化したもので、とても実用的で分かり易い。和文調と漢文調、さらに西洋の文法を取り入れ、発展していった日本語の複雑さ、とらえどころのなさ、そしてしなやかさを見事に整理し、解説してくれる名著。
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2022/11/09
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本を読む日々
文章読本の方は未読。 トイレの話から始まって、確かになあ~と思っていたら、漆とか、金屏風とか、より深く暗い世界に誘い込まれる。 もはや日本家屋に住むことが珍しくなった昨今だが、確かに暗闇それ自体がそこに棲んでいるいるような不思議な感覚がそういった家にはあったように思う。描写も素晴らしく引き込まれる。読んでよかった。構成からいっても、エッセイの書き方の一つの見本だと個人的には思う。
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2022/11/05
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僕という草
文章読本について。 文章を読むことは好きだが、書くとなると話は変わる。思考を整理し、適当な言葉を当てはめ、然るべき文体に乗せて表現する。そうした一連の流れを繰り返すことに疲れてしまう。もっと感覚に任せるべきなのだろうな。文章を書く際には、この本が少なからず役に立つはずだ。 また、この随筆の解説は誰もが引き受けたくなかったと思う。その任を預かったのが筒井康隆というのが可笑しかった。
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2022/10/18
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巨大猫 デブ猫 fatcat
文章の美しさ。リズム。素晴らしい作品。最近の私には些かクドさが濃い目だが^_^ 美作ですね。
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2022/10/02
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るな
「陰翳礼讃」を読みながら幼い頃に泊まった祖父母宅の間取りを思い出した。誇張やこじつけが過ぎるように思う部分もあるけれど、日本人の美意識を微に入り細を穿つように分析している。「文章読本」では、期待していた谷崎の優れた描写力の極意は示されなかった。悪文の悪文たるゆえんを解説しながら書き換えたり、発表後の自作の問題点を指摘する件りは、至極納得できる手直しだ。どちらの随筆も、明治以降、日本が積極的に導入した西洋文明への懐疑と、日本の伝統的な文化の奥深さを称揚する心情に貫かれている。
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イ
なめらかな文章!
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秋はeuglena
陰翳礼讃も文章読本も少し前(半世紀ぐらい)のもっとゆっくり時間が流れていた時代に懐かしさを感じた。このぐらいゆったりした時代は物事を考える時間や余裕があり悪くないと思うが、現在の、今の出来事が、今、世界中に伝わるという忙しいが便利な今も手放せない。
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haryu
文章読本について 共感する部分の多い内容だった。特に「含蓄」については最近、小説のみならず漫画や映画でも、やたら説明や台詞の多いものが多くて喧しく感じる。もっと、「読者の想像、理解に任せる」作品があってもいいと思うが、それが成立するには、それだけの表現力と見る人の理解力が必要になるから、作品が大量生産大量消費される現代だと無理だろうな。
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うぴー
「陰翳礼賛」では灯りの届かない陰に美を感得し、また「文章読本」では書きすぎないことに趣を見出すような、対象は違えど共通する感性を味わえる。「文章読本」において複数挙げた文章の要素について、若干の重複を認めた挙句の果てに感覚を磨くべしという結論に至る一方で、決して大雑把というわけではなく、送り仮名にも統一性を求め、また言葉選びや句読点にも徹底してこだわり抜く様子も窺われることから、一見して明快な谷崎の文章に凝らされた技巧の一端を知ることができる。
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2022/07/09
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晴久
良かった。私は美しい文章に触れると音読したくなるタイプなので、よく分かる。なんでもない漢字をどう読むのがこの小説にとって良いのか、考えながら読んでしまう時があり、黙読でも音読でも時間がかかって仕方がない。でも楽しい。陰翳礼賛も文章読本も、どちらも素晴らしかった。実際音読もしてみたが、とても読みやすく綺麗で気持ち良くなれた。
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2022/05/17
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uchi
どの話も今でも通じる話。文章読本も大変勉強になりました。
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ミヤ
いくつかのエッセイが収録されており、それらに通底しているのが「西洋風なものの影響を受けていく中で、東洋的なものの利点、特性を今一度考えてみよう」といった要素。後半を占める文章読本は実際的な文章技術の向上の為の内容であるが日本語という他国語に比べて語彙の少ない言語の利点とそれを如何に用いるべきかが解る。 全てに光を当てて隈なく見せるのでは無く、光の届かない影の美しさ、また文章においても全てを語るのでは無く、語らぬ美しさ…そういった失われた日本的なものを文学に見い出そうとする著者の想いに感銘を受ける。
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samurai
谷崎の白人崇拝、日本文化についての考察 谷崎は、文章には韻文と散文があるという。 何が美しいかは、その人の感性によって異なる。文法的な正しさより、リズムが大切
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2022/03/13
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めまい
天候や四季がもたらす風景・風土が、長い時間をかけて日本人を育くんできたことを改めて説いてくれる。ごく基本的で単純な、でも目まぐるしい歴史の変容の中で確実に日本人が忘れてきたこと。嗜好を揶揄される事も多いけれど、谷崎の文章はどんなに長いセンテンスもなぜか読みやすく、いつも情景に寄り添う適切な言葉が綴られる。物語の謎解きの面白さを知り尽くしているのはもちろん、話にオチをつけてくれるところもそうだし、実は読者に親切な作家だと思ってしまう。
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2022/02/28
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きょうすけ
1933年当時の、西洋近代化によって失われていく、日本人の美意識について論じた随筆です。陰の中に美的感覚を見出す日本人の精神に圧倒されます。全日本人が読むべき評論です。ブログに考察記事を書いています。
https://ks-novel.com/ineiraisan/-/20618/.html
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2022/01/29
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