読書メーター KADOKAWA Group

競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)

感想・レビュー
65

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
胡惟庸
新着
イギリス人は馬に賭ける人をパンターと(punter)と呼ぶ。ギャンブラーと言うことは滅多にない。パンターという呼び名は、ハンター(狩人)を連想させて、いささか滑稽な響きがある。このパンターが狙うのはだいたい大きな獲物である。だから、大きな獲物にありつけないようなものにパンターは近づかない方がいい。
0255文字
マクターぺースン
新着
大雑把な把握だが、艦これの次にウマ娘が来たというその理由が少しわかった。戦艦にしろ、競走馬にしろ日本が国際的や優位性を示したものであり、前者は兵器特有のフェティシズムを、後者は戦後日本の発展とともに急激に進歩した対象であるためだ。
0255文字
はやたろう
新着
競馬の変遷がの概要がわかる。
0255文字
Matsumouchakun
新着
ダービーの名称がコインの表と裏の結果だったなんてエピソードは歴史の面白さを感じさせる。
0255文字
まいれす
新着
同作者による競馬の歴史本。フランスのマリーアントワネットやイギリスのアン女王どは大の競馬ファンだった。 イギリスの第十二代ダービー伯爵が創設したザ・ダービー・ステークスをはじめとして、欧州には偉大なホースマンが何人もいた。 日本も負けていない。競馬法の父、安田伊左衛門は今日では「安田記念」として、JRA二代目理事長の有馬頼寧は「有馬記念」として、それぞれ名前が残っている。
0255文字
hirayama46
新着
著者の方は古代ローマ史を専門にしているとのことですが、趣味としての競馬の知識が豊富だったために書いた本のようです。たしかに筆致は安定していて強い過不足は感じられませんでした。近年あれこれで名前をよく聞く80~2000年代くらいの日本競馬の名馬の話も広く浅く語られているので、入門に最適な一冊かもしれません。
0255文字
パラオ・スパニッシュフライ
新着
各国の競馬事情をまとめた本です。馬よりも競馬の成り立ちについて書かれています。どうしてもお金を賭ける競技になってしまうので、八百長などの黒い歴史が垣間見えます。それでも粘り強く規制を作って今の競馬文化を作った世界の競馬関係者の方々には感謝です。競馬の発展とともにレース体系が整備されて今に繋がっています。日本も軍馬の養成から始まり競馬として発展しています。海外では全く歯が立たなかった時代はもう終わり、日本馬が世界に実力を披露する時代になりました。今後の歴史がどう変わっていくか楽しみです。
0255文字
鴨の入れ首
新着
サラブレッド三大始祖から日本現代競馬まで、世界(特に欧米)競馬史の概説書です。タイトル通りなので日本競馬ファンには少し物足りないかも知れませんが、欧米競馬史の流れを掴むには最適な本かと思われます。世界競馬史に残る名馬たちを知るきっかけになり、私は興味深く読みました。大変勉強になる本でした。
0255文字
組織液
新着
周りに競馬が好きな方が沢山いるため、ちょっと読んでみました。でてきた馬の名前が多過ぎて覚えられない…あと多少は前提知識がいるみたいですね。プロローグから意味がよくわからなかった()。よく聞くダービーだの安田記念あたりの由来などを知れたのは良かったですね。
0255文字
肋骨パカパカお稲荷夫人
新着
面白かった!!! 王族貴族の社交場であり、大衆の娯楽であり、軍用馬の育成手段でもあり…… 17世紀以降の西洋社会は競馬と共に発展したと言っても過言ではないと知った 有名な血統はだいたい覚えられたし世界の競馬を俯瞰できるようになった!うれしい! 良い読書体験じゃった……
0255文字
あったろう
新着
筆者の競馬愛があふれる作品。競馬のことは分からないが死力を尽くして駆け抜ける姿に感動やロマンを感じることは理解できる。レース中に骨折などして安楽死となる馬がいかに多いか。馬には人を癒やすソフトパワーがある。この本は高校世界史の参考図書になっていたので手に取ったが世界史の知識としてはあまり得るものはないように思えた。資料集の筆者の好みなのかもしれない。
0255文字
菊地
新着
長い競馬史の話を1冊で語ろうとしている分、資料が少ない・クローズアップされる機会が少ないイギリスを含めた欧州やアメリカの黎明期の話は面白い一方で、歴史としての情報量が増える現代に近づくに従って情報の手薄さが気になるかなぁ、と。 例えば日本競馬でも1次ブームや2次ブームの一つの事例だけで本1冊は語れるくらいのドラマや資料や情報が沢山あるから、そこをサラッと流されるとやはりスカスカ感を感じてしまいますね。
0255文字
えりべる
新着
前半の歴史部分は大変興味深かった。が、皆さん書いているように、後半は名馬烈伝のようになっていて海外の馬名がひたすら羅列されていたのでちょっと辟易としてしまった。筆者の競馬愛は激しく伝わってきた。笑
0255文字
公太郎
新着
競馬が世界各地でどのように繁栄してきたか、競馬史に残る名馬などが書かれている。平地競走に特化しており、障害レース他は述べられてはいないが、タイトル通り競馬の世界史が分かり興味深かった。巻末に近づくにつれ近年の日本馬の活躍も触れており、今後の日本競馬の更なる発展に期待せざるを得ない。
0255文字
A久
新着
イギリスとアメリカを中心とした競馬史を確認するのに役立つ本。有名ブリーダーの理論や細かな血統等については触れていないため入門書として適切だと思う。
0255文字
異世界西郷さん
新着
昨今、競馬が大盛況だが、そのルーツはどこから来たのか。古代から現代まで連綿と続く競馬と人間の関係を描く一冊。競馬がどのような経緯で成立したのかを知りたくて読んでみました。古代から競馬と賭け事が切っても切り離せない関係にあったことには思わず苦笑してしまいました。英国における近代競馬の成立も、最初はブックメーカーの乱立により混沌としていたのが、ジョッキークラブの成立や公正なルール制定によって次第に形作られていく様が在り在りと想像できて興味深かったです。その流れが日本にも伝播して今があることに歴史を感じました。
0255文字
Aminadab
新着
ウマ娘からの読者多数。去年4月の重版はなるほどそのせいか。ローマ史専門家の著者は有名な競馬ファン。前著『馬の世界史』最終章も近代競馬のことをもっと書きたい気持ちに溢れていたが、本書で渇を癒やしたわけ。職業スポーツといえば英のサッカーと米の野球が二大メジャーかと思っていたが、そうか近代競馬の方が古くて両者のモデルなのかと気づかされた。英国の民間主導で制度ができていく過程は説得的。賭けの対象だから正直な試合を保証しないと客が離れて衰退しちゃう。後半は熱のこもった名馬列伝。日本競馬の評価もバランス良し。お薦め。
0255文字
ユッチー
新着
紀元前から現代の競馬の歴史を分かりやすく解説してくれる。真新しい記述は無かったけど、これ一冊読めば有史と共にどうやって競馬が発展していったのか凡そ理解できるのではないだろうか。ウマ娘がきっかけで読み進めた人には少し期待外れかもしれない。
0255文字
funa1g
新着
紀元前の戦車競争から始まり、人間の馬を使った競争の歴史を大掴みに語る。二十世紀以降はさながら名馬列伝になってしまうが、競馬に影響を与えるほど大きな出来事が戦後以降はそれほどないので致し方ないところか。バンベリー卿や安田伊左衛門のような有徳の人が歴史の端々に現れ、競馬をここまでに持ってきたというのがなかなかに凄まじい。それほどに競馬を愛し、全霊を傾けた人びとがいたのだ。清濁併せもったベンディクト卿はちょっと面白い人すぎると思うが。
0255文字
しんらいん
新着
特に前半、古代から続く馬と人の営みから生まれる競馬創設の歴史。「賭け事」と言う性質とその上で競馬と言うものを存続させようとした人達の働き。 競馬は程よく楽しみましょう。
0255文字
しめおん
新着
競馬の起源から現代まで書かれている競馬の歴史本。序盤は競馬がどのように誕生して制度やレースが整備されていったか、中盤は18,19世紀~の海外の名馬列伝、終盤に日本の競馬というように構成されている。ウマ娘がきっかけでこの本を読んでいたから、正直海外の昔の強かった馬のところはあまり面白くなく、日本の競馬史もボリュームが少なくて物足りなかった。とはいえ、どのように現代の競馬に至ったのかが詳しく書かれていて、そこは興味深かった。
0255文字
じゅけい
新着
☆☆☆  ウマ娘をきっかけに競馬にうっすら興味が出てきたときにキンドルセールしてたので購入。 ハロンだのマイルだの耳慣れぬ単位ばかり出てくるのはなぜだとか、安田記念とか有馬記念の安田と有馬ってなんだとか、なんでクラシック三冠が偉いとされてるのかとかそんな些細な疑問が歴史を辿ることで解決できた。 世界的スポーツなだけに競馬発祥で一般使用されている言葉も多いし、全体的に勉強になった。 あと最近は世界で活躍する日本馬のニュースも割と聞くが、歴史を辿る中でそれがいかにすごいことかもわかった。
じゅけい

私同様ウマ娘きっかけで入った人はみんな思っただろうが、この本後半は競馬の歴史というよりも名馬列伝になっていて、元の競馬知識がないだけに正直ついてこれなかったが、9章の日本競馬史の80年代以降からはウマ娘でお馴染みの馬ばかりになって「これウマ娘のアニメとゲームで見たやつやん」となった。 名馬列伝のあたりは著者書いてて楽しいだろうなーと思いつつ読んでいたが、あとがきでやはり「書いてて楽しかった」とあり笑った。また序盤のギャンブル蔑視にホイジンガを持ち出して反論する箇所はインテリならでは反論と思い笑った。

02/13 22:02
0255文字
シンショ
新着
昔、競馬にハマっていたころ血統データブックを見るのが好きでした。サラブレッドの三大始祖、伝説の名馬エクリプスにセントサイモン、ネアルコ、そしてノーザンダンサー…。名前だけ知っていた伝説の馬たちがどのような経緯で誕生したのか興奮しながら読みました。前半の章では競馬そのものの歴史もよく理解でき、8歳以上の馬が6400mの長距離戦、それを一日に何度も戦うという今では考えられない内容に驚きました。しかし最強馬2頭だけのマッチレースというのは今でも見てみたい気がします。
0255文字
熊の尻尾
新着
著者の競馬愛が暴走したのか、後半が名馬の羅列になってしまっていて内容を把握しづらかったが、これもまた面白いところかも。全体的には「金を賭ける」こと以外の競馬の魅力、ロマンがひしひしと伝わってきた。競馬を見る上で名前だけは聞いたことのある名前について詳しく知れたのも良かった。
0255文字
ふり
新着
ウマ娘を通して実際の競馬に興味が沸いて来たので読んだ。そもそもの競馬の始まりから、年代ごとの各国の名駿を紹介しつつ、どういった形で成り立っていったのかがわかる1冊。ただ、日本の馬でもまだまだなのに、興味が出た段階で読むのは自分としては早い気がした。知識を蓄えて、様々な国の競馬を知ったうえでまた読みたい
0255文字
oryzetum
新着
世界史の知識は少しあるけど競馬の知識は無かったので、色々と勉強になった。競馬が大幅に発展した近世イギリスからではなく、資料の制約だろうか、記述は少ないものの古代中世の競馬についても書かれている。また、近現代日本の競馬史についても駆け足ではあるが、章を1つ割いて説明している。更に巻末には編集部作成の用語集があり、とても助かった。特に5位以上になることを意味する「掲示板に載る」という慣用句は全く知らなかった。
oryzetum

ウマ娘から入った人は「第9章 日本競馬の飛躍」を最初に読むのがおすすめ。日本における近代競馬史の大枠がざっと掴めるし、後半はよく知っているはずの名前が多数出てくるから。

12/13 00:34
0255文字
ARIA
新着
ウマ娘から競馬に興味をもちはじめまずは形から入るにしても歴史を学ばねばということで本書をチョイス。新書サイズで通勤時間でさくさく読める分量なのがすばらしい。 軍用・生活の必需品から娯楽への転向、そして人間の飽くなき欲望が競馬を洗練してきた歴史を学ぶことができた。不正がはびこる中でそれを正そうとする熱心な競馬好き達が今の競馬界を作り上げたのである。日本競馬も歴史は古く、そして今や世界で最も熱いレースを繰り広げている。そしてそれがまさかゲームになろうとは・・・この辺りも日本の独自性ではなかろうか。
0255文字
たくぞう
新着
競馬に関するエピソード集といった趣き。一冊の本になるような事柄を数行から1、2ページの分量で書き飛ばしている。こんな本だとは思わなかった。
0255文字
サケ太
新着
ウマ娘からやってきました。ゲームやってるとこういうの気になっちゃうのは個人的にどうなんだろうと思ってしまう。だから、積読本が増えてしまうんですが。個人的にアニメ、ゲーム版含めて、細かい部分を調べ取り入れているのがわかって良かったという部分と、古代から始まり、イギリスで洗練された競馬の変遷と物語を知れた事は素直にうれしい。“エクリプス”の話は、非常に面白かった。血統は連綿と受け継がれているのが興味深かった。日本競馬についてもいくつか書かれており楽しかった。まさか最初の日本競馬が幕末に行われていたとは。
0255文字
やまうち
新着
☆9
0255文字
Tak
新着
読み直し。古代ギリシアの馬を使った戦車競走から始まり現在の競馬までの世界史と言った本。ダービーはダービーでよかった。後、血統って本当にすごいなと思わせられる本
0255文字
夜梨@灯れ松明の火
新着
図書館
0255文字
コウみん
新着
競馬は歴史上で一番、長いスポーツだ。 紀元前より続いていた競馬は近代の頃に今の競馬みたいな形になった。 日本は100年以上前に横浜に日本の初競馬場の根岸競馬場を作った。 競馬好きな人はぜひ読んだら面白い内容だ。
0255文字
futabakouji2
新着
競馬の歴史を解説した本。どうして北米が馬産地になったのか、昔は3,4歳馬が走るのではなく6歳ごろから走るのが主流だった。馬体が完成されてから競争馬にさせていた。今のクラシック競馬は甲子園なのかなと思った。 ブックメーカーや調教師が組んで八百長することもあったので、公的な組織が賭けごとを管理するようになったことを説明されていたので、ためになった。(119分)
0255文字
なお
新着
筆者が本当に競馬が好きなんだろうなって感じる本でした。ただ、世界史というよりは、有名馬のレビュー的な内容で、ある程度馬名を知らないと面白くないですね。
0255文字
Ryuji
新着
★★★★☆なかなか面白い本でした。競馬の原型が古代ギリシアにあったとは知らなかった。あの名馬(例えばハイフライヤー)こんな昔に走っていたこととか、産業革命によって労働力としての馬が必要無くなったことが結果的に競馬発展に繋がったことととか、明治以降の日本競馬が実は軍用馬の品種改良の目的もあった等々興味深い話が沢山でした。著者がキングカメハメハは貴重と書いていましたが私も同感、今の日本競馬はサンデーサイレンス系の馬ばかりといった感じ(強いから仕方ないのですが)。たまにはオグリのような馬も出て来て欲しいかな。
0255文字
いまにえる
新着
競馬の知識がないと分からないことが多いと思うが、あれば楽しめる。学問というよりは趣味として書いたのだろうなというのが伝わる。イギリスではチャールズ二世が自らジョッキーとして乗り優勝し、威厳を示したというのがすごいなと思った。フランス革命の頃の馬の子孫が今も活躍しているというのも競馬のブラッドスポーツとしての一面を如実に示している。アメリカのマッチレースは北部と南部の代理戦争という感じがして面白い。
0255文字
何だか
新着
競馬の成り立ちについて、歴史学者兼競馬ファンの筆者が書いた本。競馬ファンなら読んで損はない。歴史ファンが読んでどう思うかは知らない。 ところどころ文章と文章の間の繋がりがおかしいところがあるのが気になった。筆者のせいか、編集者のせいか。全く意味の通らないほどではないので、まあ、いいけど。
0255文字
中山バスター
新着
中東生まれのアラブ馬を始祖とし、イギリスで誕生したサラブレッド。胸を躍らせた名勝負の裏では、人と馬のいかなる営みがあったのか。優駿たちが演じた筋書きのないドラマを世界史としてたどる◆サラブレッドの歴史を知るには物凄く面白て深い内容ですが、「世界史」とタイトルで謳ってある通り書き方が教科書そのもの。勉強嫌いな自分にとっては眠気との戦いでもありました(笑)今回は世界の競馬の起源をまとめたものなのでどこかの国に絞った歴史をもっと掘り下げたものを読みたいです。ダービーという名前になった理由が一番印象に残っています
0255文字
全65件中 1-40 件を表示
競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)評価62感想・レビュー65