形式:ライトノベル
出版社:オーバーラップ
これは“生きる”ことの意味を探す旅――。少年は故郷と同胞を奪われて一人だった。少女は旅の荷物さえ失って行き倒れていた。カルルとエルシー。むさぼるように拡大を続ける「帝國」の辺土で二人は出会う――。人と亜人。名前もない小さな村で身を寄せあい暮らすひとびと。命は散り、花は咲く。コルタポ。辺土の商都。そこではひとがひとを売りさばき、ひとがひとを所有する。逆らいがたきその現実。引き離される二人。果たしてそれは運命なのか。巻き起こる騒乱。糸を引く者。引かれる者。あらがう者。うつむく者。前を向く者。「――ぼくらはとにかく、種をばらまく」「死ぬなんて、だめです!」「ひとを救うのって、簡単じゃないよ。きっと」少年と少女が“生きる”意味を求めて旅する珠玉のファンタジー、ここに開幕!
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