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リジェクション 心臓と死体と時速200km

感想・レビュー
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c.k
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旅がきっかけで長年のもやもやしていた母との関係も好転へ。旅は視野を大きくする。遠いイタリアが舞台の話。
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shoko
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ティーン向けの作品は、言葉の使い方がストレートで、直で胸に届くから、たまに読むとなんだかスッキリする。なんで年齢を重ねるにつれて、難解で遠回りした表現を好むようになるんだろな。
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練りようかん
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ネタバレ主人公はミラノに住む16歳。突発の事故で心臓移植手術を受け、助かったのは良かったがドナーの細胞記憶か自分への違和感で落ち着かない。拒絶反応と生存率の不安を抱え、ティーンらしい出自とアイデンティティの悩みも絡み、さらに事件に巻き込まれてと忙しい、主人公の直感は何を危険と捉えているのか展開にドキドキした。人が亡くなったら司祭を呼ぶ。日本ではない国が舞台ゆえそれが当たり前の行動なのか隠蔽なのか度合いがわからないのも面白さにつながり、ポンと出される食が魅力的で、家族の話に集束するのもらしいなと安定の読み味だった。
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読書国の仮住まい
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リジェクションとは拒絶反応のこと。 イタリアのミラノに住む女子高生アシュレイは、ネイルガン(電動釘打ち機)を心臓に打ち込むという事故で心臓移植を受ける。 そして自分の意識が変化していくことを自覚する。 苦手だったものが食べたくなり、バイクに乗りたい衝動に駆られる。 そして辿り着いた田舎町で民宿の息子ルカと知り合う。 翌朝、宿泊客が亡くなっておりそれを運ぶのを手伝うように頼まれる。 母親とうまくいってなかったが、あの時一度死んだと悟ることでやり直すきっかけとなった。 心はリジェクションを起こしてはいけない。
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harumi
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心臓移植を受けたアシュレイが生まれ変わるきっかけを得る物語。舞台はイタリア。青春ものだけど途中でミステリっぽくなったり恋愛もあったりでボリュームのわりに盛りだくさん。終章はいい終わりだった。
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☆よいこ
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YA。イタリアのミラノに住む16歳の少女アシュレイは美術高校生。アシュレイは事故にあい心臓の移植手術を受けた。回復はしたけれど、移植前の自分とは違った感覚が生まれ、趣味や嗜好が変化していくことに戸惑う。バイクに乗りひとり旅に出たアシュレイは、とある偶然から、田舎のカフェに泊めてもらうことになった。朝起きて、宿泊代代わりに仕事を頼まれる。仕事は死体を運ぶこと…。▽ルカがとても魅力的で、イタリアのイケメンの破壊力に身もだえる。漫画で読みたい。リジェクション=拒絶反応。
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ぽけっとももんが
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展開はまるで少女まんがだ。心臓移植に至るきっかけにはびっくりだし、悩めるアシュレイの前にちょっと影のあるルカ(もちろんかっこよくて頭が良くて料理も含めてなんでもできる)が現れて、彼女の悩みを癒してくれるわけですよ。YAなので、世の女の子たちがこの本でわくわくするとよろしい。昔の女の子もおきまりの展開ね、と思いながらも少女まんが読んでた頃のようにわくわくしましたよ。
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飲も飲も
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リジェクション、拒絶反応。心臓移植を受けた少女の話。
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mocha
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事故に遭い心臓移植を受けた少女。以来自分がすっかり変わってしまったように感じる。長い黒髪をベリーショートにしてバイクで飛ばす。スピードに惹かれるのは、ドナーだった少年の記憶?立寄った宿屋で思わぬアクシデントに巻き込まれるが…。リジェクション=拒絶反応。心臓移植の拒絶反応が明日突然起きるかもしれない。どれくらい生きられるかもわからない。でも拒絶反応を恐れていては前に進めない。イタリアを舞台にミステリアスな味付けがされたYA小説。時速200kmで恋に落ちる疾走感にドキドキ。
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しろのあ
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ネタバレ16歳の内気な女子が臓器移植をきっかけに、うちなるドナーの少年の衝動に突き動かされ、髪を短く切り、大型バイクで旅にでるという導入部がかっこよかった!舞台はイタリア。風景やお国事情の描写とかが面白く、翻訳ものと日本のYAの中間くらいの文も読みやすいです。佐藤さんはいつも序章を読まされているような、本当におしいところがあるんですが、今回は自然な流れで完成度高かったと思います!ミステリーというよりは成長物語です。
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青(蜂)
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ネタバレ導入部分からミステリーかと思いきや、素直になれない女の子の初恋物語だった。日本人作家だけど、海外小説みたいで楽しめた。思春期女子に是非ともおすすめしたい。
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葉っぱかさかさ
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心臓の生体移植をした女の子の、術後の変化から物語は語られるのですが、普通に16歳の女の子の心の動きが多弁に表現されていて楽しかったです。死体が登場した時は、もっとミステリーかホラーかと身構えたけれど、それほどでなく、恋にも率直で素敵な女の子が描かれています。拒絶されるのが怖くて安全な距離感覚で人と関わる苛立ちがストレートに伝わってきます。不器用な母の愛情に心があったかくなりました。巣立つ前に心が繋がって良かったな♪と、親目線で喜びました(笑)
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つき
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ネタバレ不器用なアシュレイに、もっと素直になりなよ! とイライラする場面もあったけれど、旅先で出会った年上の青年「ルカ」に身の上話をするうちに、自分自身を見つめ直し、相手のことも考えられるように成長していく姿が見えて、最後にはアシュレイを応援しながら読んでいました。ルカとの恋もうまくいくといいなあ。
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千穂
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事故後の心臓移植により主人公の少女アシュレイは、随分と変わった。自分の中にいる他人、少年の心臓の影響?事故、移植後の様々な出会いをきっかけに自分の意思で変わったのだろう。ギクシャクしていた母との関係も自分から氷解へと向かう。図書館YAコーナーの一冊。なかなかナイス。
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杏子
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心臓移植からドナーの少年を探すことから、アイデンティティを探る旅になるのかと思いきや…予想と違った。移植手術をしたことで少しずつ変わってきた自分の性格や、合わないと感じてきた母親との関係を見直すこととか、YA文学そのもの。突然、巻き込まれた宝石強奪事件と謎の遺体などミステリーの要素もあるが、あくまでも色づけ程度。著者はイタリアに在住しているそうで、小説の舞台もイタリアの田舎。そんなところが少し変わっているかな。
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ひなた
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ネタバレ『リジェクション』聞きなれない言葉だが、拒絶反応という意味らしい。 全体に翻訳物のような雰囲気が漂う。イタリア在住の作家さんならではの描写が素敵。心臓移植という重いキーワードを扱いながら、物語の形はミステリー。たぶん思春期女子の葛藤と成長、母親との瓦解がテーマだろう。読み応えがじゅうぶんあった。
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チタカアオイ
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【図書館】
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しょちっち
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ネタバレ心臓移植を受けてからアシュレイは人が違ったようになった バイクを飛ばすのが好きだし髪はベリーショートに ドナーの影響かもしれない 高速を違法にとばしたあげく逃げ込んだ田舎の宿屋でなんと死体に遭遇 ついでに宿の息子ルカと出会う 4歳上だが大人の彼と警察に軟禁状態に 読み始めたら止められなくなってしまった 細胞記憶からのドナーを追っていくのかと思ったらちょっと違う方向へ でも結果面白かった ルカもアシュレイも乗り越えたいことにチャレンジしていく 時速200キロで恋に落ちるお話でした
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三日月@児童書病発動中
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4/5おもしろかった! 日本人の作者で現代のイタリアが舞台って珍しいなぁと思ったけど、作者さんがイタリア在住なんですね。だから自然だったのか。心臓移植については掘り下げてないけど、物語の長さとやりたかったことを考えるとちょうどよかったと思う。色々あって、これが「きっかけ」なんだって思ってもなかなか劇的には変われなくて、でも確かに変わろうと動いて変わっていて、駆け出していく。ラストがとても好みです。びっくりしてわたわたして駆け出すアシュレイがとても可愛い。
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kyonkyon
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心臓移植のおかげで、一命を取り留めた16才の少女アシュレイ。だけど、何だか自分が変わってしまったよう。記憶は脳みそのなかだけではなく身体中の細胞にある...細胞記憶。そして、恐れるはリジェクション=拒絶反応。自分のなかに生まれる新しい感覚を、自分が変わる「きっかけ」、と言ってくれるルカとの出会い。そして「きっかけ」には賞味期限がある、と。起きたことをただの偶然として流すか、それを「きっかけ」に変えるかは、自分次第。
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ぽんまま
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心臓移植によって一命をとりとめたアシュレイ。 自分の中に誰かの存在を感じだす。 バイクで風を切り走ると生きている事を実感できるとでかけた先である事件に巻き込まれてしまった。 ミステリーのような、少女の成長物語のような不思議な感覚のお話でしたが、ついつい先が気になって一気によんでしまいました。
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zikisuzuki
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初めての恋で大人の女性に成長する旅。思春期を迎えた女の子に読んで貰いたい本ですね。人を好きになって、感謝を形にする勇気を。
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まめもやし3
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心臓移植を受けた少女が自分の人格が変わっていくことに戸惑う話。というよりも、乙女が初めて大人の男の人に恋して、でもその男には疑惑があって悩むドキドキミステリー。心臓移植の話っている?
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cuoreri
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16歳の少女、アシュレイは事故で心臓移植手術を受ける。心臓のもとの持ち主の影響を受けるように、急激に変化していく自分に戸惑いながらも、生きていることを実感するためバイクで走り出したアシュレイは、宿泊先で遺体を運ぶ手伝いをすることに。そこで出会ったルカが、犯罪に関わっているのではないかと疑心暗鬼になってしまう。しかし不思議な魅力を持つルカにアシュレイは惹かれ始めて…。物語の最後、アシュレイの17歳の誕生日がとても幸福に描かれていて良かった。(特に母親との関係が変わっていく予感がして感動)
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カナカナ
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YAです。静かな雰囲気お表紙と裏腹に結構激しい内容です。スピード感や、スリル感があって、死や、愛することに対しての恐怖と葛藤が描かれてます。バイクを飛ばして行った旅先で巻き込まれた事件。魅力的な青年。彼は犯人?ネタバレするのでやめます(笑)。
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リジェクション 心臓と死体と時速200km評価82感想・レビュー26