形式:文庫
出版社:早川書房
“次から次へと料理が持ち込まれてくる。蜂蜜を塗って焼いた子豚、茸と干した果物をつめた鶏、薄く焼いたガティ、蒸して白く仕上げたパン、青物、さまざまな酢漬け、皿に盛り上げた果物、干した魚を煮込んだスープ、乳酒、蜜酒、赤葡萄酒と白葡萄酒、つめたくしたのと熱いの両方のカラム水、木の実の菓子、薄く切った冷肉、川海老、この山岳地方特有の、香辛料をきかせて煎った蜂の子の皿など”(P102)んんっ?ワルド城は伊那谷にあるんか?特に最後の2品が(笑)
“ザザはくすくす笑って、「ほら」とスカールにも包みを渡した。開いてみると、小ぶりの瓶に入った葡萄酒、黒パン、薫製豚、焼いた鳥の腿、爽やかな香りの見たこともない柑橘類が入っている”(P285)こちらのチームが登場するパートはなんか和むな〜スーティ呼ぶところの《わんわん》こと狼王ウーラ大活躍。
グインとヴァレリウスの会話のなかで、レムスの名前が出てきたのが嬉しかった。ヴァレリウスは忘れてたみたいだけど、グインにはリンダと同じ重さで大切な少年だったし、いまでもきちんと大切なのだ。また立ち上がってほしい、グインと運命の出会いをし、ともに戦った王子なんだから。
はい。同感です。
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