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夏草の賦 上下巻セット (文春文庫)

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羅香遷剛(らっこ)
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戦国時代、四国の高知の大名 長宗我部元親。彼は優秀な武将であったが時代や運はいかに…。
0255文字
shimachip
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ネタバレ戦国時代に土佐を平定した長曾我部元親の物語。無類の臆病者が臆病者ゆえの資質をフルに活かして活躍します。織田、豊臣の勢いを抑えられずに息子を失って滅んでゆく最後が哀しいですが、司馬さんの作った元親の人物像は非常に魅力的です。長曾我部家滅亡後、土佐には山内一豊が封じられ、虐殺を生き残った長曾我部残党は郷士として下級の武士に位置づけられる。この禍根は二百七十年を経て、坂本龍馬という人物に結晶する。
0255文字
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夏草の賦 上下巻セット (文春文庫)評価50感想・レビュー2