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土漠の花 (幻冬舎文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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まうやお
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ソマリアで部族間闘争に巻き込まれた自衛隊員たちのお話です。現地の女性を守りつつ拠点を目指して逃げます。『脱北航路』とよく似た構図ですが、自衛官と北朝鮮の軍人の違いからくる読み手の気持ちなのか、本作品の方が引き込まれました。
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山川欣伸(やまかわよしのぶ)
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ソマリアの荒野を舞台に壮絶な戦いと人間の絆を力強く描いた作品です。陸上自衛隊第1空挺団の精鋭たちが墜落ヘリの捜索救助に挑む中で、ビヨマール・カダン氏族の娘アスキラ・エミルとの出会いが物語を動かします。彼らは予想外の襲撃に遭い、命を落とした仲間を胸に、ジブチへの帰還を目指します。特に隊員たちの絆や強靭な精神力が見どころです。彼らの絆や信頼関係、困難を乗り越える精神力が感動的で、作者の緻密なプロットと巧みな筆運びに圧倒されました。
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のん☆
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最近ハマりまくってる月村さん。機龍警察シリーズもあと1冊を寝かしてるだけになったのが寂しくて、評価の高かった土漠の花を購入。ソマリアを舞台に自衛隊の一員が或る民族の女性を守りながら基地まで決死の思いで逃げまくる!「脱北航路」を彷彿とさせる内容&展開ですが、単純にハラハラアクションを楽しめたし、案の定人が死にまくるので、いろんな意味で月村さんらしさを感じました。非現実的と思う描写がありつつも、「世界は残酷だ」という現実味はまざまざと突きつけてくる作品。
しんたろー

のんさんの『脱北航路』のレビューにコメント返答しました〜😉

09/27 20:34
山川欣伸(やまかわよしのぶ)

ソマリアの過酷な環境下で、自衛隊員が民族の女性を守りながら逃げ延びるという壮絶な物語は、緊迫感があり、ハラハラドキドキの展開に引き込まれてしまいます。一方で、非現実的な描写もありつつ、「世界の残酷さ」を感じさせるリアリティもあり、月村さんらしい作風が存分に発揮されていますね。

06/21 22:02
4件のコメントを全て見る
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桜花
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ソマリアで墜落ヘリの捜索を行っていた自衛隊員たちは、命を狙われる女性を助けたことで、民族紛争に巻き込まれる。 日本では考えられない、息もつかせぬ死と隣合わせの極限状態に戸惑い、恐怖し、それでもそれぞれの意志を胸に奮い立ち、前に進む姿は圧巻でした。
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優希
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戦闘の場面のリアルさに、これは本当に日本の自衛隊なのかと思わずにはいられませんでした。紛争地に送られる自衛隊の厳しさを目の当たりにしたようです。
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暇粒史
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ノンストップ。ウクライナ持ち出すまでもなく(持ち出してるけど)荒唐無稽な話ではないと。資源争い、民族、宗教、ヒトの本質
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Lara
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ジブチに派遣された自衛隊空挺団の精鋭達が、ソマリア国境付近で墜落ヘリの捜査救助活動をしてきたが、部族間抗争に巻き込まれる。ほとんど全編が戦闘抗争で、殺戮場面ばかり。最初こそ緊迫感、緊張感があったが、小説とは言え、自衛隊員のあり得ない武器使用に、その行為に唖然。ただの荒唐無稽な展開に、気持ちが引いて冷めてしまった。
Vanc

Laraさん、「自衛隊員に唖然」ですか? 私は逆に荒唐無稽で面白かったです。呑気なのかも?

04/27 22:09
Lara

Vanc さん 生きるか死ぬか、殺すか殺されるか、究極の場面での殺戮には、辟易しました。いとも簡単に(実際には簡単ではないのでしょうが、少なくとも私にはそう感じました)私は、TVゲームをしませんが、まるでゲームをやっているかのように、進められて行くようでした。ま、個人の感想でした。

04/29 10:26
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koya_running
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土漠の花読了。もともとコミカライズから読み始めたけど、登場人物の魅力や関係性にどんどん引き込まれてしまった。コミカライズ版も大好きな漫画家さんが担当されているので彼らの生き様をどう描いてくれるのか楽しみ。
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茶利
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紛争地での自衛隊の活動は危険だと再認識しました。
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toshi
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「機龍警察」の月村了衛氏による、2014年の日本推理作家協会賞受賞作。ソマリアで救助活動を行っていた自衛隊に、ある氏族の生き残りが駆け込んで来ます。その彼女を殺害するため、ソマリアの民兵組織が隊に襲いかかります。そこには石油の利権とアメリカの存在が見え隠れしています。作品はミステリーというよりは、アクション活劇の要素が濃いですが、各隊員の葛藤も描かれ、戦争の意義も遠回しながら語られます。ラストは決してハッピーエンドでは無いと思いますが、この後の続編も読んでみたいと思わせました。
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atom1231
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敵のあっけなさに比べ自衛隊員の戦闘能力の高さに少々違和感を覚えましたが、最初の激闘シーンから最後まで凄まじいスピード感でページをめくる手が止まりませんでした。
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Western
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息をもつかせぬ戦闘シーンが後半登場しますが、これが日本の自衛隊員の話かと疑いを持って読み進んでいきました。 案の定すべてが終わっると、事はなかったことにして幕引きがなされます。 紛争地に派遣される憲法違反の自衛隊員とは何かと前半では考えさせられましたが、後半は唯々戦闘アクションを楽しんでいました。 虐げられたアフリカ女の策略に乗った自衛隊員?アメリカの海兵隊員は実際日常茶飯事で世界の中で命を懸けてこんなことをしてるかと思うと頭が下がります
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スギヒロ
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奇想天外なストーリーですが、面白かった。日本にも彼らのような勇者が現実として必要だと感じました。
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mn
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知力・体力を振り絞る熱い戦い。 明日起こってもおかしく無い事態というのが恐ろしい。
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三橋克彦
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ソマリアに派遣された自衛隊の精鋭達。命を狙われる女性を助けたことから部族間の争いに巻き込まれ、紛争を実感することとなる。平和の中で訓練を積んだ自衛官達が極限状態の中で危機に直面しつつ実力を発揮し、無事に生還できるのか…。熱く一気に読める感動的な一冊でした。
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よしきた
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作中のエピソード等に特に目新しい物はなく、主人公が自衛隊ということだけで成立する作品のように読めた。で、何か主張したいのかと思えば、やや曖昧な気がした。
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OECD
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一気読みでした。最後の方では涙が滲む状態で、由利1曹のシーンは泣かせ所です。自衛隊がソマリアで内戦に巻き込まれる設定ですが、やはりアメリカの思惑も絡んで、隊員も多くの死亡者が発生します。個人的には津久田2曹の振る舞いがカッコいいです。
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Fan Marlen
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自衛隊が頑張る話。
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うわじまお
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ネタバレ舞台はアフリカのソマリア。北の隣国ジブチに海外派遣された12名の自衛隊員が米軍の墜落機を調査中、ある現地人女性と出会う(逃げ込んで来た)。ここからは一気に戦闘に突中。民族間紛争に巻き込まれ、テロ組織に付け狙われ、仲間を次々に失いながら、基地に帰還するまでのバトルが繰り広げられる。息つく暇を持たせない、高速RPGのような読書でした。実際に海外派遣された自衛隊、今はまだ公表できない怖い実話がきっといろいろあるんだろうな。
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Jade
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ネタバレ面白かった。自分が知らないだけじゃなくほとんどの国民が知りえない世界なので、これは全くのフィクション、エンターテインメントだとしても、現実にありうることなのかもしれないと思う。 先が気になって一気読みしたが、あまりに次々と人が死にすぎて途中からちょっと辛くなって早く終わらないかなという気持ちにもなった。
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ま~くん
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アフリカのソマリアで墜落事故の処理任務に当たっていた12人の自衛隊員。そこへ突然現地の氏族の女が身柄保護を求めて駆け込んできた。残虐非道なテロリストから彼女を守る為、自衛隊員が繰り広げる凄まじい戦闘。彼等は安全地帯を目指して必死の逃走を図るが、一人また一人と犠牲者が増えていく。これぞ正に読む映画。ページを捲るペースが加速していくような気さえした。海外派遣される自衛隊員が100%安全だというのは幻想だ。戦争は絶対に回避しなければならない。遠い地の話と思うなかれ。日本推理作家協会賞受賞作の看板に偽りなしです。
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不識庵
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これは戦士たちの賦である。フォーサイスの『戦場の犬たち』、映画『ワイルドギース』などの系譜である。ソマリアの自衛隊という舞台設定ゆえに、政治信条などがからむと、私のような読者は冷めてしまうが、その心配はない。改めて思う。作者は生み出したキャラクターを舞台から去らせる時、泣くのではないかと。あるいはもっと楽に生きさせることもできるはずなのにと。作者もこの虚構の人物たちを創作しながら、自らも苦しみ、最後に世界一美しいソマリアの海を見たのだろう。土漠では夜明けを待つ勇気のあるものだけが明日を迎える。
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chakki.chan
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はらはらドキドキだった。途中ちょっと飽きた笑
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ts0818
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平和安全法制(マスメディアでは安保法とか呼ばれることが多い)が2015年9月に可決公布され、2016年3月から施行されてるわけだけど、その法案によって何が起こり得るかということをシミュレーションしているかのように感じられた本作。ソマリアを舞台に、現地に派遣された自衛隊の部隊の元へ助けを求める部族の女性が現れ、それをキッカケに訪れる非常事態が、厳しい鍛錬を積んだ精鋭たちに襲い掛かる。描写されてる事柄は、現実に起こったとしても不思議では無いと思われるだけに、恐怖を感じる。物凄く考えさせられる内容。面白いです。
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秋
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おもしろかった〜。ソマリア内紛に自衛官が絡むエンタメ戦争物なのかな。苦笑。辛い事も多かったけど、竹とんぼで癒された。
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nori
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Too simple story describing combat scenes only. It should be much fun to see game-play for shooting games. Maybe historical and/or geopolitical back ground could not be felt by readers. If CIA concerned is placed in top, should be different taste.
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土漠の花 (幻冬舎文庫)評価65感想・レビュー26