読書メーター KADOKAWA Group

星々たち (実業之日本社文庫)

感想・レビュー
164

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
タンタン
新着
★★★★★☆☆ 滞在はいいが ストーリー性にかけるな〜、やはり今回も 北海道が舞台
0255文字
ほかほか
新着
桜木ワールドの女達はなぜか逆境に強く、それなりにいい男を惹きつける魅力を持っている。母娘三世代がそれぞれの消息を気にしながらも、深い絆を感じることへの罪悪感みたいなものもあり孤独と戦いながらひっそりと生きている。そもそも家族や恋人と温かく過ごす当たり前の幸せを知っている読者だからこそ、胸を打たれる心の傷や切なさを感じることができるんだと思う。
0255文字
Taku
新着
千春という変遷
0255文字
りっちゅん
新着
ネタバレ桜木紫乃さん全開の親娘三代にわたってのお話。なんでこんな星の人がいるのだろうか。なんでこんふうにしか光れないのか。どうしてこんなふうに最後は流れていってしまうのか。やや子さんが河野さんの「星々たち」を読めてよかった。たまらなくこの作品好き。もっと長編でじっくり読みたい。切ないし官能的なところもあるのにどうしてこんな読後感なのか?わたしの乏しい国語力では表せない。そんな桜木紫乃作品がたまらなく好きだ。氷平線、ラブレスが好きな人なら楽しめると思う。読んで良かった。
0255文字
narinari
新着
それぞれが繋がりを持つ9編、桜木ワールド全開の短編集。咲子、千春、やや子と女性三代のそれぞれの生き方に何故こうも同じような空気感が漂うのか?貧困の連鎖という訳でもなく、母不在で育った環境でそうなるのか?。不幸ばかりかというとそうでもなく、かといって陽のあたる表通りの人生でもなく、目の前の出来事を受け入れて、その中で漂うように生きてきた祖母、母、娘。何だか読んでいてすごく切ないのです。でも、最後で「星はそれぞれの場所で光り、いくつかは流れ、消える。消えた星にも輝き続けた日々がある。」私もそう思いたい。
0255文字
nightowl
新着
主体性の感じられない女性を同性側から書くとどんな話になるのか示した好例。男が書くと都合の良い理想化された姿になるに違いない。「案山子」でちょっと言い訳めいた着地に感じられたものの、「やや子」で綺麗にまとまる。長年待ち侘びた人の帰り「隠れ家」、魔の差す瞬間「月見坂」、息子の問題と夫婦間の静かな雪どけ「トリコロール」の流れが小市民の心情をよく書けていると思う。ところで、大吹雪の晩にすすきのから塩谷までタクシーというのは相当な無茶ということを道産子として分かってもらいたい。
0255文字
 .
新着
ネタバレどこを読んでも既視感しかないのに、桜木さんだからそこら辺の物語にはならないという名の特別枠。湿っぽくさも、からからに乾いている描写も、どちらもらしさ全開。なぜか千春を嫌いになれない。意志がないように感じられるけど、自分なりに生きようとしているようには見える。書くことに出会ったから、自分を表現できるようになったのかな(謎)。最終章が鬼地味だけど、桜木さんだからしょうがないか~と思わんでもないが、もうちょっと波が欲しかった。後味は悪くない。単行本の表紙の方が合ってる。
0255文字
やも
新着
北海道を舞台にした水商売に縁がある女たちの連作短編集。華奢な体に大きな胸を備えた小春の成長と共に話は進む。小春に父親はなく、母親とは離れて暮らし、祖母の元で幼少期を過ごす。その小春を、母親が、隣人が、母親の好いた人が、初婚の相手が、水商売の先輩が、2人目の結婚相手の姑が、カルチャースクールの講師が、母親が最後に暮らした男が、バスを間違えて降りた先にいた男が、最後は娘が語る。自分の人生の辻褄合わせを皆がしてるんだなぁ。星々たちってタイトルが良いよね。暗闇で必ず瞬けるから。
CABIN

人それぞれの人生があります。生まれつきどうしようもない事も…。暗闇で瞬くたげなんてちょっぴり寂しいですね😔

05/31 21:21
やも

CABINさん おはようございます🙋🌞うんうん、これはちょっぴりというか、かなり寂しかったかも😭幸せはどこにある?誰が決める?あ、自分か。みたいな🥲最終話がね、良かったです✨

06/01 05:45
4件のコメントを全て見る
0255文字
パラ
新着
奔放な母親とも、実の娘とも生き別れ、昭和から平成へと移りゆく時代に北の大地を彷徨った、塚本千春という女。その数奇な生と性、彼女とかかわった人々の哀歓を、研ぎ澄まされた筆致で浮き彫りにする9つの物語。 暗くて哀しく切ない親子三代の連作短編ですが、人物や風景描写がうまく、どの話もどんどん引き込まれ1話読み終わるまで、ページをめくる手が止まりませんでした。1番よかった話は「冬向日葵」かな?「案山子」もよかった。いや全部よかった。心に残る作品の1つになった。
0255文字
風人
新着
道産子には、たまらない情景、▼不幸に落ちて行く、人々たちにも光は、・・・楽しんで下さい!
0255文字
ゆうまり
新着
積み本から。積み年月6年半ほど😅桜木さん13冊目。いやーこれは大傑作。読了済みの桜木さんの中でもかなり上位に来る作品。塚本千春なる女性を主軸においた9篇の連作短編。千春と関わりのあった人物がそれぞれ主人公の話となっていて、この9篇がどれも素晴らしく、登場人物も魅力的でそれぞれ長編で読みたくなるくらい。そしてその9篇が塚本千春を通して繋がっているという2重構造な珠玉の作品。桜木さんお得意のキラーワードも満載で非常に心揺さぶられました。大満足🙆🏼‍♂️ 桜木さんまだまだ積んでるので楽しみです(早く読め
ゆうまり

個人的備忘録)1,母、咲子とヤマさん 2,隣人、育子と息子の圭一 3,劇場の姐さん、あさひと兄浩二 4,結婚相手、晴彦と母照子 5,2度目の結婚相手、高雄の母、桐子と父和雄、 6,現代詩教室の講師、巴五郎 7,病の咲子と暮らす忠治 8,道に迷った千春を一晩、家に泊めた河野保徳 9,娘のやや子

03/07 17:45
0255文字
リュウ
新着
ネタバレ咲子は、実母へ娘の千春を預け札幌へ。千春は、娘のやや子を夫の親が引取られ、夫はさまよう。貧しくさが、根本にあるが、どんなことをしても生きていく。それは、寄り添って危うさの上で生きて行く。どんな事をしても、過去を忘れて生きようとしても、いつの間にか、忘れられず引き寄せられる。相手が亡くなっている事を知らずに、相手の事を思い、その思いを背負って生きている。強いのだろうか?諦めなのだろうか?でも、人は、生きて行く。生きていかなこれば。相手の現状が分からない方が良くもあり、悪くも思える悲しい話である。
0255文字
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
新着
短編集。北海道で生きる女性たちのなんともやるせなさに脱帽。この何とも言い難いやるせなさがいい。
0255文字
dr2006
新着
咲子~千春~やや子、女系3人の数奇な人生を描く連続短編。彼女たちの人生は退路を断つことの連続である。抱えた荷物は記憶以外何一つない。それを身軽と云うか、しがらみと云うべきか…。自ら欲した肉体関係さえも客観視し、決して一つの処に留まろうとしない彼女たちは、結婚や出産さえもしたそばから全て過去になり、振り返らなかった。残されたものは、ただぼんやり空を見上げるしかない。だが、見上げた空はみな青かった。寒冷な北海道が舞台、一文が短かくて簡潔な桜木さんの文章は読み易く、桜木ワールドをどっぷり堪能できた。
0255文字
ねぎまぐろ
新着
★★★
0255文字
Shoji
新着
桜木紫乃さんの描く「場末感」がとても好きだ。親、子、孫と三代に渡って受け継がれた「どうしようもない」女のDNA。裸で糊口をしのぐ日々、産んだ子を捨て去った過去、惚れてはいけない男に惚れる性、赤貧の中で前科者と死に行く最期。どの場面も重たい。だが、作者は、未来にほんの少しの光明を感じさせる書き方をしている。心憎いばかりだ。楽しく読ませて頂きました。
0255文字
京楽
新着
冬になれば気温が氷点下になり雪や流氷が押し寄せてきて、春になれば全てなかったことのようになる、北海道の環境だからこそ、どんなことを考え感じ、人生を歩もうが等しく時間は進むだけ、というカラリとした内容だったと思う。
0255文字
くさはら
新着
北海道を舞台とした女性三代の人生、放浪癖のある母、無意識に人生を客観視して生きる千春、その娘やや子の幸せも長くは続かない空気感に溢れている。さすが直木賞作家で短編だけど重く引き込まれました。
0255文字
ウッチー
新着
 咲子、千春、やや子親子3代による連作短編小説。個人的に何故か千春目線で読み進めてしまった。中でも「隠れ家」のストーリーが良かった。桜木さんの小説は幾つか読んだが、どれも北海道内での重い話であるが、反面、女性の生きる強さがあってとても良い❗️
0255文字
rubbersoul
新着
「保徳は女の名前を、彼女が越えてきた時間と季節をその名に込め『千春』とした。与えられた材料にどんな味を付ければ旨い料理になるか。それしか考えられなかった。女を描くことは、女を取り囲んでいた景色を描くことだった。物語は彼女の母親から始まっていたのだ。いびつでもかなしくても、人は生きてゆく。保徳は箇条書きの骨格に、想像できる限りの肉を付ける。付けた肉を削いだり捨てたり。女の物語は今、保徳の手の中にある。あらん限りの暴力と支配力を武器にして、女の来し方を文章にした」
0255文字
hale
新着
北の⼤地を舞台にした⺟娘三代の物語。⺟・咲⼦の奔放さ、娘・千春の愚鈍さ、その娘・やや⼦の薄情さが、まるで⼀⼈の⼥性の⼀⽣のようにつながり、ページをめくるのが惜しくなる尻上がりの展開で、息苦しさを感じるほど。星はどれも等しく、それぞれの場所で光る。いくつかは流れ、そしていくつかは消える。消えた星にも、輝き続けた⽇々がある。彼⼥たちに関わった男たちはそれでも幸せだったのではと思えた。退路を断った⽣き⽅をする⼈は⼈を惹きつける。物語の中で作り出される本が、この本となる流れも素敵。
0255文字
リュウジ
新着
★3 桜木氏のいつもながらの美しく巧みな日本語表現と紡ぐ話に引き込まれる。ただこの短編連作、感想は難しい。悲しい女の生き方とするには軽すぎる。登場するのは女親、娘、孫娘。一緒にいる機会はほとんどないのに似た生き方。夢も欲もなく居場所も求めず身軽でいる。まるで尾崎放哉「咳をしても一人」のような生き方。だが、決して流される人生ではない。意思を持って流れていく。その途中、人との出会いから一瞬だけ生まれる熱い思い。それは男への愛であったり、表現欲であったり・・・。夜空に輝くたくさんの星のうちのひとつの星の生き方。
0255文字
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
新着
ネタバレ桜木紫乃の描く女性って強い女性が多い印象。のらりくらりと生きていく、塚本千春になぜか、惹きこまれる。特に特徴があるわけでもなく、根暗そうな女性なのになぜだか、魅力を感じる。塚本千春という女性には人を惹きつけるパワー的な何かがあるのかもしない。そう感じながら読了。生きていく術を本能的に察知し、自由気ままに生きているのかもしれない。私の勝手な考察だが…。歪ながらも気ままに生きていける人って、ある意味で羨ましいかもしれない。
0255文字
fleur
新着
ネタバレあぁまたこの人は、息が苦しくなるような救われない話を書くんだから…。でも最後の最後で希望が見える終わり方でした。千春がどうなったのか気になる。
0255文字
piro
新着
母娘三代が結びつける9編の連作短編。咲子と千春の自堕落で退廃的な生き様にイライラが募ります。北海道を転々と流浪し、家族と言う存在に背を向けてバラバラに生きる二人に最後まで共感できませんでした。なぜこんな生き方しかできないのだろう。そしてなぜこんなにも哀しみを引き寄せてしまうのだろう。晴れる事がない霧の中にいつまでも立ち尽くすかの様な物語でした。とは言え、桜木さんの作品は微かな光を見せてくれる。終章『やや子』、哀しみの連鎖がどこかで断ち切られる事を願わずにはいられません。
るい

レビュー読みながらうんうんって何回も頷いてしまいました。こちら読後に嫌な余韻が…

06/22 19:33
piro

ruiさん、コメントありがとうございます。最後にちょっとだけ希望の光を見せてくれる桜木作品なので、きっとやや子は小さな幸せを掴んでくれると信じてます。

06/22 21:32
0255文字
エドワード
新着
詞と詩が象徴的に使われている。田舎では暮らせない男好きの咲子は、娘の千春を祖母に預けて札幌へ出る。「つらいだけの初恋 乙女のワルツ」伊藤咲子の「乙女のワルツ」を知る人も少なくなった。千春もまた、男心をとらえる不思議な魅力を持っていた。流されるままに、出会いと別れを繰り返す千春。現代詩教室で創った詩の独特の艶やかさ。「おんなのからだをしていました ふしぎはいっぱい あそこにもここにも あのひとがふれたがる そこにも」図書館で働くやや子が手にした「星々たち」。そのモデルが母・千春であることを彼女は知らない。
0255文字
とらこ
新着
流れて生きることしかできなかった母娘三代の物語。精巧な描写にいちいちため息。いいなあ、桜木さん。分かりやすい「幸せ」を掴めそうなのはやや子だけど、咲子も千春もそれなりに満足して生を終えたのでは、と思う。そして「乙女のワルツ」。幼い頃だったから「ひたむき」とか「切なさ」とかいう表現を知らなかったけど、伊藤咲子の歌声を聴くと胸が熱くなったものでした。
0255文字
ふじさん
新着
道央に生まれ育った咲子、千春、やや子という母娘三代の女の人生ドラマ。奔放な母親・咲子の娘・千春は、結婚で授かった娘を捨て、昭和から平成へと移り変わる時代に、思うがままに北の大地を生きる。やがて現代詩の賞を受け、作家を夢見るが、それも叶わず、交通事故で大けがを負う。千春の数奇な運命と彼女が抱えた闇と光、巧みな筆致で描き出す。最後の「やや子」での一筋の光がせめても救い。人のとっての幸せとは何か、改めて考えさせられた。
0255文字
陽
新着
男にだらしなく薄情な女3代記。咲子が惚れるヤマさん、千春の性と生、やや子の冷静な自分観を良い意味でいやらしいさがまとわりつく、ひりつく描写が、桜木ワールドであり、北の大地で男たちと逞しく生きるそれぞれの物語が醍醐味である。余談だが千春の胸のデカさ、男って美人とか関係なく胸の膨らみがたおやかな女性に弱い。 掌いっぱいにもみほぐしたい気持ちになるし、征服欲がそうさせるに違いない。それてしまったが、官能描写と想像力も桜木ワールドの楽しみである。
0255文字
みけ
新着
ネタバレ「忘れるための努力をするよりも思い続けていたほうが楽なこともある」「現実は生きている人間が作もの。死人には真実を語る口がない」「どの話も視点を変えればなんでも美談」「息子に見せられた現実こそが子育ての結果なのだ」「学んでない者が見せる新鮮さは一瞬でも読む者を錯覚させてしまうとう点で危険だった。偶然の産物がひとつふたつあったところでそれは実力とは違う」「長い時間を経るとその場しのぎも”主義”という立派な理由にすり替わる」
0255文字
さてさて
新着
他人が幸せな人生を送ったと感じたかどうかなんて本人以外には誰にも知る由はありません。星々の数だけドラマがあり、そして人の数だけドラマがある。三代に渡る女性三人の生き様を見るこの作品。そこには、この世に生を受けたからには、それでも生きていく他ない人の孤独さと、そんな中にも小さな喜びを見つけて前へと歩んでいこうとする人のしたたかさがありました。それぞれの場所で、それぞれに一生懸命輝いた咲子、千春、そして やや子。終始重苦しい物語の中に夜空に煌めく色とりどりの星々の姿に重なる人の生き様を見た、そんな作品でした。
0255文字
MT
新着
構成はラブレスに似ていた。 悪くはないのだが、ラブレス程の感動も無かった。 再読はないかと。
0255文字
りう
新着
ネタバレ咲子、千春、やや子の三代に渡り、肉親の情に恵まれない女性の生活を途切れ途切れに描いていく短編集。舞台は道東を中心に。皆、不幸を不幸と感じる隙間もないほどに、育ちの環境はひどく暗く、それぞれが達観にも似た諦めと乾いた感情をもってただ日々を流されていく。野垂れ死にじみた咲子の最期はどこか安らか。愚鈍と思われながらも作家を志す千春は、松葉杖をついてどこまで行けただろうか。断ち切った父親との繋がりを確認できたやや子の未来に明かりが見えた終わりだった。
りう

千春の造形は『ひばりの朝』(ヤマシタトモコ)のひばりを思い浮かべながら読んだ。

02/02 22:29
0255文字
もんち
新着
これも【ラブレス】ではないだろうか。情が薄い。薄いようで諦念を抱えながらどの世代の女も好きに生きた、情感たっぷりの連作。これも『ラブレス』同様何度も読んで楽しめる作品でした。紫乃さんすごいわー。
0255文字
しんたろう
新着
咲子の最後、高雄の最後も幸せだったんだろう。高雄の最後を知ったやや子もきっと幸せに生きられるだろう。千春はどうだろう。幸せになって欲しい。
0255文字
あっ!chan
新着
未婚の母となり自由奔放に生きる母を持つ千春、祖父母に育てられたせいか感情に乏しく大人しいが、そんな影のある彼女を知ると、男も女も何故かみんな気になってしまう…そんな彼女の生き様が、ある時は主役である時は脇役で登場する。心が勝手に動き「自分で選択した場所で生きて死んでいく」そんな人生は決しって幸せではないが、不幸せでもないのかもしれない…そんな北の大地で懸命に生きる男女の光と影を、繊細なタッチで綴った桜木ワールド、最後は見事なエンディングでした。
0255文字
tosh
新着
桜木紫乃さん得意の母娘三代記。 寒く辛く不幸な人生に流れ流される彼女たち。やや子が最後に行き着く先は幸せになりそうでほっとする。彼女たちに関わる男たちを主題に展開する9つの物語。短編集の形を取りながら、起承転結も後半に向けての盛り上がりも見事でラブレスに次いで好きな作品になりました。
0255文字
moonchild
新着
連作短編集です。物語の繋がりがとても素晴らしい。桜木さんの作品の中でも、逸品だと思います。
0255文字
ふる ちよ
新着
ついひと息に読んでしまって…もったいないことをした。 この作品、好きだ。そして私、桜木さん好きかも。 何故かとても身近に感じてしまうようなリアルさで なんなら次の章あたりでひょいと私も登場しそうな感じ。 咲子、千春、やや子…人生こんなもんだよね…の感じがたまらなくいい。 私の人生もなんでこんなになってしまったのか…ではあるけれど。みんな夜空の星のひとつ。それでいいじゃないか。 前向きな読後感。
ふる ちよ

『人と人とのあいだにある不確かさ』

10/30 18:44
0255文字
全164件中 1-40 件を表示
星々たち (実業之日本社文庫)評価95感想・レビュー164