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くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女 (光文社古典新訳文庫)(Kindle版)

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retro
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クリスマスといえば『くるみ割り人形』が定番ですが,3年ぶりに来日のウクライナ国立バレエの今年の演目はチャイコフスキーの作品ではありません。バレエの原作とされるE.T.A.ホフマンの『くるみ割り人形とねずみの王さま』を読みました。バレエ作品は単純化されたストーリーですが,原作の方はいかにもホフマンらしく,現実と幻想の間に明確な境目がなく怪しげな感じです。子供向きのメルヘンという括りには納まりきらず,言葉の裏に何か隠されているようですが,いろいろ考えずに美しいバレエのシーンを思い出しながら読むのが楽しい。→
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『ブランビラ王女』ジャック・カロの戯画に着想を得た,カプリッチョ(綺想曲)だそうです。メルヘンでも小説でもない,複雑な構成をもった「喜劇」に頭がクラクラします。ローマのカーニバルが舞台で,主人公は貧しいお針子と三文役者のカップルです。しかし,この二人は,夢の中の,幻想の中の王女と王子,舞台上の,そして語られる物語の中の王女と王子と重なり合って,収拾がつきません。カプリッチョの自由な変奏はとどまるところを知らず,幻想,仮想,仮装,変奏,変装を繰り返して進行するオペラのようです。今ならアニメや実写CGかな。

12/21 18:32
0255文字
綾@新潮部
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くるみ割り人形を読みたくて探したらKindleUnlimitedにあるのを発見。児童書あたりで読んだような気もするけど、こういう似たような話ってよくあるからこれだったのかは定かではない。今回読んでみて、中編程度の話だったんだなと。夜遅く、おもちゃが動き出して7つ頭のあるネズミと戦ったりする。こちらの話は面白く読めた。ラストがちょっとどっちなのかな?と思ったりはしたけど。ブランビラ王女の方は、これは何なんだろう?さっぱり理解できなくて途中でやめたくなった。解説を読んで納得。雰囲気を楽しむ話なんだね。
0255文字
Tomoko Watanabe
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くるみ割り人形を読みたくて、手に取るも、ブランビラ王女に驚嘆。 幻想世界の描写が素敵。
0255文字
まけどにあなっつ
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立て続けにホフマン3冊、少々食傷。
0255文字
mn
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おもちゃが動き出すのはやっぱりワクワクする。おもちゃvsネズミ軍団。
0255文字
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