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悪文 伝わる文章の作法 (角川ソフィア文庫)

感想・レビュー
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junkbots
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自分の文章は悪文極まりないなと痛感した。 巻末にある「悪文をさけるための五十か条」が索引代わりになっており参照しやすい。 これを機に少しでもよい文章が書けるようになりたい。
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のっち
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☆☆☆ 伝わりにくい文章の具体例を挙げながら解説を施している文章読本。8名の先生方の共著となる。おこがましくも、読書メーターで私の感想を読んで頂いている方々もいらっしゃるので、大いに参考にさせて頂いた。まず誤字脱字はかわいいものだが、独自の言葉を生んではいけない。一文が長過ぎてはいけない。主語と述語の関係ははっきりと。読点の打つ場所は正しい?助詞の使い方それで合ってる?一つの文に複数の事項を盛り込んでない?この言い回しだと意味が重複してない?今後文章を著す時は、このような戒めを頭の中で繰り返しそうだ。
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あらたん
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「悪文の構造」に続いての日本語文章についての本。言っていることは「悪文の構造」と同じだったと思う。でも、あちらと違って「正しい」日本語を必ずしも見せてくれないのでモヤモヤが残る。その意味で私は「悪文の構造」の方を勧めたいし、本屋の売り方を見ても同じ思いをしている人が多いのではないか?
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masabi
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悪文の理由とどう改善するかを示す。悪文とは、一読して意味が取れず、解釈も一意に定まらない文章である。文章指南の本にしては珍しく章ごとに異なる作者が担当している。作者のスタンスも様々で、ここが悪いと柔らかに指摘するに留める人から辛辣なツッコミをする人までいる。悪文の添削となると、ある意味で口の悪さを期待しているので楽しめた。
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めい
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勉強。索引役立てたい。
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jiro
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次々と悪文の例を示して解説。随分と昔に書かれたものだが意外なほど古さを感じない。敬語は本当に難しい。新年会などの会合で挨拶をする場面が多いが、これ読んだら間違っているのではと心配になった。
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ホワン
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古い本ですが昨今メディアでの敬語の使い方は、この本の出版された時代の基準では誤用ばかりだとは。常体、敬体は絶対混ぜたら駄目だと思っていましたが、例外もあるのですね。為になる本でした
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うさぽん
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読みやすく面白かった。文章の構想を立てて段落分けすることが大事とのことなので、読書メーターの感想欄も改行できるようにしてください!!笑
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むっしゅ
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文章力を高めたく拝読。 内容は多数の悪文例と正しき文章の書き方解説。 本編は数人分担の各主題区切りで説明。 文例の数々と説明に文章の奥深さや難しさを実感。 各部は 主題説明→悪文→悪箇所の説明→添削 の順番で分かり易い。 構想/段落/文節/文脈/修繕/助詞/敬語、 日本語は主語や述語の省略が多く、敬語や謙譲語等の過剰な表現等 曖昧で理解が難しい (英語と比較すると顕著) 長文になる程読み辛く、誤解させる確率が高くなる。 良い文書とは読み易く、読み手の誤解を招かぬもの。 明確さと読み手意識!
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しんえい
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読み手にとって分かりやすい表現を心がけて書く。情緒的な文章でなければ、意味が定まるような書き方をする。情緒的な文章であっても、「自分の気分や感覚におぼれてしま」わないように書く(217頁)。本書で引用されていた徒然草の一節「あまりに興あらんとすることは、必ずあひなきものなり」は肝に銘じておく。選択問題の選択肢を作成する時には、以下のことに注意。・一文は短く ・係り受けの距離に注意 ・同一の助詞や敬語表現を一文中で繰り返さない
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taras_saco
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概ね同意。敬語の部分は、分かりかねる部分もあり、きちんと使えていないのであろうと思う
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pan pan
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 こんな本読んだ後じゃ、感想「文」なんて書きずらいじゃないか。それに、今まで書いてきた感想文を急いで推敲しとかないと、恥をかいてしまう…
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ぺぱごん
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『気持ちの良い日本語とはどういう使い方をするのか?』という問いに悪文への赤ペン先生形式で答える本。日本語が現代語に近い形に修正された転換期の時代に生きた著者、刊行された本なので、日本語が改められる前のものと現在使用されている日本語の違いを比べられるのが特徴。終戦以前の敬語の煩雑さに軽く引いてしまった。敬語の基準を使いやすさ優先で改定してくれた先人達には感謝しかない
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zoi
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章ごとに筆者が変わるので、意外にも飽きずに読めた。筆者によって、皮肉混じりの辛口な指摘であったり、図式的に分かりやすく解説していたりと、それぞれ個性があり、読み物としても非常に面白い。
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リンちゃん
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次々に「悪文」を紹介しその問題点を挙げていく本。小気味良い程に様々な文章が批判されていく。1979年に刊行された本を近年文庫化したものとのことで、例文がいささか古いように感じるが仕方がないだろう。この本の筆者達が、現代のネット上に溢れる超悪文を読んだら卒倒してしまうだろうな、と思った。
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ゑるゐーでゐ
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昔の本なので例文がやや古い気がするが、スッと入ってくる。 悪文を指摘しているだけあって、全体的に読みやすい。 「こうしたら読みやすいよ」という本は読んだことがあるが、悪例を示すことで、「こんなことはやめましょう」という教本は初めて。 自分の文章を見直すときに役立ちそう。
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みつ
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読み友さんに教えていただいた本。もともと1979年の『第三版 悪文』に基づく。もっとも、取り上げられる文章は、初版(1960年)当時のものが主であるらしい。本書に言う「悪文」は、「名文」の反対とも異なる。普通の文章に求められる「達意」の要件を満たさないもの、一読してわからないような文章とのこと。何となく読んでいては「わかったつもり」で見過ごしてしまいそうな点を具体的に指摘している。巻末に「悪文をさけるための五十か条」が該当頁と合わせて掲げられているので、未だに悪文から脱却できない自分も折に触れ意識したい。
きゃれら

あら、判決文を読む仕事、でらしたんですね。あれ、なんで長い長い一文にしたがるんでしょう。自分で書いたことないからわからないのですが、もしかして「。」をつけなければ、わかりにくくても、文意があいまいにはならない、ということかなと愚考しています。箇条書きでいいのに、禁止されてるんですかね。

10/08 07:36
みつ

きゃれらさん コメントありがとうございます。私も読むだけですので事情は不明です。普通の人には書ける文でなく、あの文章を書く前にいったん箇条書きにして思考を整理し、しかる後に一文にしたのではないかと想像することがあります。ひとつの完結した内容は句点で途切れさせてはいけない、という縛りでもあったのでしょうか。

10/08 17:06
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きゃれら
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いわゆる文章読本の一冊。相手に伝えるための作文技術を「悪い例」を基にして丁寧に説いている。タイトルで予想できてよかったと読んでいる最中に気づいたが、悪文例が次から次に出てきて胸焼けした。役所関係の場合のみ無理やり読むしかないが、通常なら嫌になって途中で読むのやめちゃうから。例文等の古さは気になるが基礎をおさえていて、文を書く仕事がある人は目を通すと役に立ちそうだ。
きゃれら

共産党文書は「悪文」の方です。わかりにくくてすいません。

10/02 21:38
みつ

きゃれらさん こちらこそ失礼しました。『悪文』、近々読んで見ます。

10/02 22:40
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Masaki Sato
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段落の構成、中止法や接続助詞の使い方、主述の関係、適切な修飾など基本的なことであるが、何気なく書いていると疎かになりがちなことばかり。普段の文書作成の参考として傍らに置いておこうと思った。
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Kano Ts
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悪文系の本は結構読んだが、書いてあることの共通点は見えてきた。「段落」「形容詞」「一文の長さ」「重複」などはやはり悪文を生みやすい要素だと分かった。メールやSNSなどで文章を打つ機会は多いが、推敲する機会がなく、SNSには段落という考えも(ないとは言わないが)希薄なので、中々自分として十分に生かせていない。「メールだろうと何だろうとちゃんと書け。」と言われれば反省するしかないのだが。
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かおり
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文章を書くときの参考になる…。文章書く機会なんてメールくらいしかないけど、たまに読み返して、精進したいと思う。
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しおり
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文字を、情報伝達のツールとして使うときの心得だと感じた。世の中に沢山ある新聞や広告文、果ては判決文まで引き合いに出してばったばったと悪文を斬っていく。広告文の空っぽさを冷静にダメ出ししてるのは面白かった。恐ろしいのは言われて初めておかしいところに気づくところ。自分が普段いかになんとなく文章を読んでいるかがわかる。逆に言えば、悪文であったとしてもある程度は伝わるってことなのかな。ビジネス文なら正確さが大事だからそういう場面で必要な知識だと思う。例の文はさすがに古い。あとバタ臭さも私としては気にならなかった
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eetaki
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悪文がずらっと並べられている
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14番目の月
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日々こうして本のレビューを書いているけれど、自分もかなりの悪文を書いていそう。 悪文の例文を読むと、確かに気持ちが悪い。 ただ、内容が少し古いとも感じるので今に即した改訂をして欲しいです。 改めて美しい文を書きたいと思う。
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Book & Travel
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基本的な文章力をもう少しつけたいと思い、手にした一冊。50年以上前に書かれ、今でも読み継がれる文章本のロングセラーである。新聞や広告などから様々なパターンの悪文を取り上げ解説。古さを感じる所もあるが、読みやすく分かりやすい。長過ぎる文章は適切に区切る、主語と述語の照応、「~し」「~て」といった中止法など、自分の反省すべき点に気付かされる点も多く、参考になった。古過ぎると思えるような文も、それはそれで興味深いものがあった。
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KB
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様々な悪文の図鑑。やはりなんと言っても簡潔に書くのが大事。
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みみあき
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8名の著者が悪文と銘打った文章を引用し、批評や添削をしていく。その内容には小難しい論法は無く納得感が得られるものばかりであった。特に印象に残った一節に「手の内にない言葉をもあえて使って、文章を美化しようとする態度はよくない。」というものがあり、これは自分に強く言い聞かせる必要があった。文章は口語と違って一旦頭の中で整えることが出来るし、読み直すことも出来るはず。それを怠ることは読み手のことを考えていない文章であり、文章を通して読み手にも伝わるものである。本書は今後も読み返したいと思える良書であった。
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みー
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ネタバレ文をだらだらつなぎすぎて、主語がねじれている文、言葉の使い方が間違えている文などがあげられていた。敬語の使い方にブレがある文章も、何を主張したいんだかわからない内容になったものもあった。読んでいると自分にも当てはまるかもしれない。頭が痛くなった。昭和期の中盤に出版された本なので、例文が古めかしいのは仕方ない。自分も気をつけなくちゃと、反省しきり。文章のコピペチェックをした時に『一致率30%未満にして』と指示があり、手直ししたらメチャクチャな酷い文章になったのを思い出した。
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竹園和明
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8人の国語学者らによる悪文の解説本。60年以上前に世に出た本とは知らずに購入してしまった!。読んでも読んでも何が言いたいのかサッパリ解らない文章は社内メールでも時々見かける。そういうアホメールは一切読まない事にしてるけど、それらを送ってくる輩に読ませてやりたい良書です。悪文を例に挙げてどこが悪いのかを解説するって内容。当たり前の事が書いてあるだけなんだけどね。でも今どきの若者文章は更に“進化”していて、単語や言い回しを新解釈とも言える使い方してますよね。それら“新悪文”の解説本があったらまた買います。
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サディ
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読むのに時間がかかってしまった。たまたま新聞の書評に出ていたので購入。1979年の発刊されたものを文庫化した。そのための引用している文章も古いものもが多かったが、なるほどと読んだ。例えば述語を略すべきか?、助詞の使い方などは現代にも通用することとして短文を多く引用している。 書名は「悪文」であるが、読み手に負担をかけず、読み取りに苦労しない、わかりやすいという文書読本である。
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amanon
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SNS他、職場でも少なからず文章を書く機会があるため、日頃の自分が書く文章について、考えさせられることしきり。また、その内容の興味深さと面白さにほぼ一気読み。それから、驚かされたのが、引用される文章に新聞雑誌など、公に出回っているものがかなりの割合を占めていること。それら、文章のプロが書き、さらに編集者の目を通して世に出たものが、悪文の参考例として挙げられている…この事実をその方面の関係者はどう受け止めたのか?それに本書が世に出て半世紀を経た今、本書の訓戒は果たして、効果をもたらしかのかが気になる。
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縁川央
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インターネットで誰もが簡単に文章を書いたり読んだりできる時代だから変な文章が多い、という話だと思って読み始めたら前書きの最後に昭和35年とあってびっくりした。その当時から悪文は指摘されていたのだと驚くと同時に、それらを読んで育ったから自分も同様の文章を書いていないとは言い切れないのである。ツッコまざるを得ないから取り上げているわけだけれど、例文がいちいち面白い。新聞や雑誌、子供向けの文章、判決文など、様々な例文があって、日頃からこれは気持ち悪いと思う文章を蒐集しているのかと思った。非常に面白い文庫だった。
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ゼロ投資大学
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主語や述語の関係がわかりづらい。助詞や助動詞の使い方が適切でない。修飾語が複数あって把握しづらい。1つの文に複数の意味があって読み解きづらい。普段何気なく使っている文章でも、万人にわかりやすく意味を伝えることは案外難しい。適切な表現方法を一つ一つ学んで、日々の生活で練習していきたい。
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あずき
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「お召し上がりください」など、敬語に関する項で「悪文」とされているものには今ではよく使われるようになった表現もある。短文で区切り要点をはっきりさせること、主述を対応させること。誤解を生む表現も気をつけたい。
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UNO
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古い本だし、昔の感覚で気が長いせいか、例題として出てくる悪文が妙に長い。それに、すごい偏った悪文で極端なものを取り上げている。読むのが辛い。感覚的に全体が古すぎて、時間が経つと文章もこんなに変わるんだな、って実感しました。
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RASCAL
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悪文の例があまりに悪文過ぎて読むのにとっても苦労しました。50年くらい前の本?この本で誤用とされているものが今は定着していたり、解説に「この使い方はバタ臭い」とかあって、えっ、言葉遣いがバタ臭いって言う?なんて思ったりして。文章は読む人のことを意識して書かなきゃだめだよねと改めて思わされました。
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ががが
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新聞や小説から悪文と思われるものを取り上げて、なぜこれらが文としてまずいのかをさまざまな面から考える。悪文は、意味が一義的に決まらなかったり、そもそも文を書く以前に内容がまとまっていなかったりするが多い。文章を書く時に同じような文を書いていないか心配になる。文章を書いている時は、表現することに夢中になっていて、読み手にどう映るかという視点が抜けやすい。自分の思っていることを書く以上、その文章が筆者にとって読みやすいのは当然のことで、読者になりきって読むということをしないと悪文はなくならないのかもしれない。
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ぶひぶひ
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日本語の文章を書くときに気をつけるべき事が、他人の失敗例を元に解説している。書き手には当たり前の事でも読み手には必ずしもそうでない事、どうすれば正しく意図した事が伝わるのか、等々のことが色々な切り口で書かれています。これを読んだからすぐいい文章が書けるようになるとは思わないけど、仕事やここのレビューを書くときのよい参照にはなると思いました。
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fs_htnk
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1979年発行書の文庫版。悪文の例が古いのはあるとしても、構造というか心がけるところは変わってないわけで。きれいな日本語を使う前提としては、紛らわしくない日本語を使う必要がある。いや、ほんとに、きれいな日本語を使いたいと思う。
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佐々木大悟
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1960年に刊行されたロングセラーの文庫版。わかりやすい文章、伝わりやすい文章を書くためのタブー集だ。数多くの実例をもとに、いかにしてワタシたちが「読みにくい文章」を生み出してしまうかを解説している。正直、色々と耳の痛い話が多い。カタカナ語がワタシたちの生活に浸透し、数多くの漢字語が半ば死語と化し、本書が誤用と指摘する日本語表現が少なからず定着してしまった60年後の日本語世界にワタシたちは生きている。それでも「伝える」という目的に照らせば、本書のエッセンスを汲み取ることは決して無駄にはならないだろう。
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悪文 伝わる文章の作法 (角川ソフィア文庫)評価63感想・レビュー98